家庭教師の仙台ブログ

受験に役立つHarvard Business Review:自信を持つ

 受験生の皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・Sydney大学大学院への交換留学を経験)です。

    
    
1. 受験生にも関係がある Confidence の本を
 今日は、世界的な名門の経営大学院 Harvard Business School が出している権威あるビジネス誌 Harvard Business Review (HBR) で、このブログを見ている受験生の皆さんにも大いに役に立つ Confidence を読了した感想と、その概略をお話しします。 受験生活にとても役立ちますので、ぜひ最後までご覧下さい。

2. HBR書籍:Confidence

US$19.99(Amazonで1,600円くらいで購入)
  
同・裏表紙
  
  
同・目次
  
  
同・中身
  
  
   「自信を持つ」ための方法が
 この本では、人生において成功するためにとても大切な「自信を持つ」ための方法と、「自信を持つ」ことによって得られるメリットが詳細に記述されています。 ただ、そこは「HBR」なので、基本的にはマネージャークラスのビジネスマン向けの本なのですが、志望校合格を目指す受験生の皆さんにも役立つ記事が多く載っています。

   頭の良い人たちが書いているので
 また、この本の著者は、HBS(Harvad Business School)の教授や世界一のコンサルティング・ファーム「マッキンゼー」のコンサルタントなど、とても頭の良い人たちばかりです。 ですから、難しいことでも分かりやすく、かつ、プレーンな英語で書いてあります。 その結果、未熟な僕でも、この本をすらすらと読めました。

3. Contents(目次)
  1. How to Build Confidence

  2. Overcome the Eight Barriers to Confidence

  3. Everyone Suffers from Impostor Syndrome-Here’s How to Handle It

  4. Mental Preparation Secrets op Top Athletes

  5. Research: Learning a Little About Something Makes Us Overconfident

  6. To Ace Your Job Interview, Get into Character and Rehearse

  7. Six Ways to Look More Confident During a Presentation

  8. You Don’t Need One Leadership Voice-You Need Many

  9. Cultivate a Culture of Confidence

  10.Great Leaders Are Confident, Connected, Committed, and Courageous

  11.Helping an Employee Overcome Their Self-Doubt

  12.To Seem Confident, Women Have to Be Seen as Warm

  13.Why Do So Many Incompetent Men Become Leaders?

  14.Less Confident People Are More Successful

4. 受験生に役立つコンテンツとその概略
  How to Build Confidence
 この章では、著者はまず、自信を持つことは安心感を持つことにつながり、安心感を持つことはやる気を出すことにつながり、やる気を出すことは成果につながる、と述べています。 そして、自信を持つためにやるべきことを3点、やってはいけないことを3点、コンパクトに挙げています。 以下に、それら3点×2を記します。

 自信を持つためにやるべきこと
 1)自分は何を知っているか、また何をまだ学ばなければならないかを、自身の内面をごまかさないで正直に思い至ること。

 2)自分自身がやれるかどうか確信が持てないことは、何はともあれ実践してみること。 それで出来れば、自信につながる。

 3)自分自身が難しいことをなしうることを証明するために、新しい機会に喜んでチャレンジすること。 これも、出来れば自信につながる。

 やってはいけないこと
 1)自分が能力があるかどうかに過度にフォーカスすること。 受験生の皆さんは、結果を恐れず・あまりこだわらず粛々と勉強して下さい。

 2)必要がある場合でも、外部からの助けを乞うことをためらうこと。 受験生の皆さんは、どうしても分からないことがあれば、ためらわずに先生や友人に聞いて下さい。

 3)傍観者である他人が、自分をどう思うか心配すること。 受験するのは、第三者ではなくあなたですから、人目を気にせずに勉強に励んで下さい。
  



受験生の皆さんへ:勝負の夏は「基礎力」を!

 皆さん、こんにちは! 仙台市の『名門進学会』家庭教師で、東北大学医学部医学科2年の金子 茉央(かねこ まお)です。

  
   
1. ついに夏休みが到来
 ついに夏休みが到来! 長くて辛かったテスト期間が終わりました! 頭の中とスケジュール帳は、これからの予定でいっぱいです(笑) たった1週間しかないですが、1日を3日分の濃度にするつもりで全力で楽しみます! そうすると、今年の夏休みは3週間換算です…?(笑)

テストお疲れ様会での花火
    
 前回のブログを上げてからしばらく時間が経ってしまったこと、お詫び申し上げます。 本当に、この2週間は余裕がありませんでした。 その分頑張ったつもりです! どうか合格点が取れていますように…

インドカレーをナンとともに
  
   
2. 受験生にとっては勝負の夏
 さて、受験生にとって夏は勝負の時です! 「ここでどれだけ力を伸ばせるかが、大学合格への一つの分岐点」と言っても過言ではありません。(少なくとも私は高校のとき先生にそう言われました。)

   最高15時間勉強しました
 自分の受験時代を振り返ってみると、やはり夏に一番勉強して、一番成績が伸びたタイミングであったと思います。 当時Study plusと言うアプリをインストールして自分の勉強時間を管理していたのですが、だいたい1日に平均12〜13時間、最高15時間くらい勉強していました。

 夏前は受験時代の中で最も成績が悪かったタイミングで、直前の模試ではD判定を取ったりもしていたのですが、夏の集中勉強の結果、夏明けの模試ではコンスタントにB判定以上を取ることが出来ました。

   「基礎力」を付ける
 ただ、夏が勝負だと言っても、がむしゃらにやればいいわけではありません。 私の夏の目標は、『基礎力』をつけることでした。 どういうことか?と言いますと、パターン問題を全て解けるようにするということです。

 例えば数学であったら、青チャートの例題レベルを全て解けるようにし、1つの問題に対する解法をできる限り増やしました。 化学・物理の重要問題集は3周解き、量をこなすことで基本的な知識・公式の使い方に慣れていきました。

青チャート・新課程
  
  
   チャートや重要問題が解けないと
 医学部の問題や難関校の問題を解きながら感じていたことですが、難しい問題であるほど答えを導くまでに何段階かの関門があります。

 そういう問題は、1つ目、2つ目の関門を解くと、チャートや重要問題集の典型問題に落とし込むことが出来るのです。 だからこそ、そもそもチャートや重要問題集の問題が解けないと、回答を導きだせないのです。

   息抜きも大事・花火大会へ特攻
 でも、息抜きも大事です! 高3の夏に一人で花火に行ったのを今でも印象深く覚えています。 その日は朝から自習室にこもっていて、一日中勉強していました。 夕方のちょうど集中力が切れてきたタイミングで、花火の音が遠くからなってきたのです…! いても経ってもいられなくなった私は、花火大会への特攻を決意しました!
  
 花火は大きくとても見事なもので、屋台で買ったトルコ風チーズドックもとても美味しかったのですが、周りにはカップルか家族連れしか見当たらなくて少し切なかったのを覚えています…(笑) 全部含めていい思い出です! こないだは、仙台でもゲリラ花火がありましたね! 綺麗でした!

仙台での花火
  
      
 今回は、以上で終わりにします。 最後まで読んで下さった皆さん、本当に有り難うございます! どうか後悔しない夏を過ごして下さい。
   



東北大医学科生:勉強には「睡眠」が重要!

 皆さん、こんにちは! 仙台市の『名門進学会』家庭教師で、東北大学医学部医学科2年の金子 茉央(かねこ まお)です。

   

1. 太陽光がモチベーションを    
 ここしばらく雨続きだった中、今日は青空が見えて久々に清々しい朝です! 太陽ってつくづく不思議な存在です。 朝に太陽光を浴びるだけで、私は1日へのモチベーションが何倍にも膨れ上がります。 ここの所、朝はぼんやりと過ごしてしまうことが多かったのに、今日は、朝から料理に洗濯に勉強にブログに大忙しです(笑)

雲はあっても青空が
  

2. 勉強には「睡眠」が重要!
 さて、今日は、睡眠の重要性を感じた直近の実体験について話していきます。 前回のブログでも書きましたが、医学科2年生の一大イベントである肉眼解剖学のテストが迫ってきています。 しかもそれだけではなく、1週間後に組織学のテスト、更にその次の週には生理学のテストが控えていて、今は来る日も来る日も勉強に追われる日々です。

   試験勉強に焦って
 率直に言って、私は今焦っています! 3週間前から始めればいいかとタカをくくってやりたいことをやっているうちに、ふと、みんなものすごく勉強していない!?ということに気が付いてしまいました…(笑)

 皆さん、一度は経験したことがあるのではないでしょうか? 「全然勉強してないよ〜」と言っている人ほど勉強しているという、アレです! 特に、女子に多い傾向です。 皆さん、お気をつけ下さい…(笑)

 話が逸れてしまいましたが、周りの進捗に焦った私は、睡眠時間を削ることにしました。 今までにもテスト前日などに徹夜の経験はありましたが、今回は今までの比にはなりません。

iPadとノートで勉強中!
  
   
   睡眠不足で体調を崩し
 寝てはいけないという強迫観念に取り憑かれ、朝の3時前後に就寝、睡眠時間が5時間未満という生活スタイルを1週間ほど続けたました。 その結果、先日の夜、寝不足により呼吸が苦しくて、深呼吸をすると生理的に涙が出てくる状態に陥りました。 友達が気付いて、「疲れているから休め!」と言ってくれたので、その日は8時間くらい眠りました。

 朝起きたら、頭がとてもスッキリしていました。 前日まで、眠いのをカフェインで無理やり押し殺しながらダラダラと勉強していたのが嘘のように、勉強に集中することが出来ました。 本当に、友達には感謝です。

   やはり睡眠は大事
 睡眠は大事です。 大事なことなので、繰り返し言います。 私は今回幸いにもリセットすることが出来ましたが、自分でも気づかないうちに悪循環に陥ってしまっていました。 自覚することももちろん大事ですが、周囲の人の方が気付きやすい時もあるので、もし余裕があれば周りの友達や家族が悪循環に陥っていないか見てあげてください。

3. やったことは後悔していない
 テストまで残る所2週間です! 今こんなに勉強が大変なのは、ドライブに行ったり、友達の誕生日動画作ったりと、やりたいことをやっていたからです。

ドライブ先:蔵王のお釜
  
  
誕生日動画作成現場
   
  
 ここで重要なのは、「今の所後悔はしていない!」ということです。 私の中で一番かっこいい大学生は、やりたいことを全部やった上できちんと単位も取っていく人です。

   振り返っても楽しい大学生活を
 みんなが勉強している間にやっていたことはどれもこれもすごく楽しくて、将来大学生活を振り返ってもやっておいて良かったなと思えることなので、遊んでいたことに微塵も悔いはありません! しかし、これを苦い思い出にしないためには、ここからが重要です。 あと2週間、頑張ります!

 最後まで読んで頂きまして、本当に有難うございました。
    



東北大医学部生:忘却曲線と暗記ルーティーン

 皆さん、こんにちは! 仙台市の『名門進学会』家庭教師で、東北大学医学部医学科2年の金子 茉央(かねこ まお)です。

   

1. いよいよ肉眼解剖学のテストが   
 いよいよ肉眼解剖学のテストが迫って参りました…! テスト日程は、実物試験が7/27で、筆記試験が7/31… もうすでに3週間前を切っているのです!

   覚える量が多すぎる!
 私は、今までのテストは、早くても2週間前からしか勉強を始めていませんでした。 しかし、今回は特別です。なんせ量が多い! 頭のてっぺんから足先まで、あらゆる骨・筋肉・神経を覚えていくのです。 覚えても覚えても、残りのレジュメ量を見て絶望します(笑)

解剖学テキスト・電子版
  
   
   受験生時代も暗記に苦労
 このように、医学科2年生ではとんでもない量の暗記地獄が待っているわけですが、よくよく考えてみると、暗記に苦労した記憶は初めてではありません。 日本史などの社会を始めとして、古文単語に英単語… 受験生時代も覚えることは沢山ありました。

 暗記よりもガリガリ計算している方が得意だった私にとって、期末試験のたびにやってくる暗記は試練以外の何物でもありませんでした…(笑)

受験時代に使っていた英単語集
  
   
2. 自分なりの暗記ルーティーン
 さて、皆さんはどのように暗記をしていますか? 私は、苦手な暗記をどうにかして克服したい!というわけで試行錯誤した結果、自分なりの暗記ルーティーンを編み出しました!

  A. とにかく体を動かそう!
 ん?何の話だっけ?となる感じのスローガンになってしまいましたが、私は体を動かしながら覚えるタイプの人間です(笑)

 受験時代には駿台の自習室に通うようになり大分緩和されましたが、小中学生のころはノートを片手にベッドをゴロゴロ転がりながら大声で単語を繰り返したり、バランスボールで上下運動をしながらリズムに乗って口ずさんだり、壁倒立をして腕の限界が来るまでのタイムリミットの間にノート1ページ覚えようとしたり、私の中で暗記と汗は切り離せないものでした…(笑)

   自習室では手を動かしながら
 人目のある自習室では体を大っぴらに動かすことは出来ないので、唯一動かしていても不審ではない手を動かして、単語を繰り返し書き取りながら暗記をしていました。

最近の勉強での書き取り
  
   
  B. 頭に入れるタイミング
 私は一回ノートを見ただけで覚えてしまうことは出来なかったので、暗記をする時、最低ノートを3巡はしていました。 3巡目は、テスト前日に範囲全体を一気に網羅するのですが、ここでのポイントは1巡目と2巡目のタイミングです。

 1巡目と2巡目の間には、必ず夜を挟むのです。 「忘却曲線」に沿った復習のタイミングと言うことを耳にしたことがあるかと思いますが、私はその効果をすごく実感しています。 

エビングハウスの忘却曲線
  
(この図は、学術サイトから引用しています。)

 1巡目でどんなに頑張って覚えても、翌日には記憶は曖昧になっているものです。 そこで、2巡目が出来たかによって、テスト直前の慌しさやその後の記憶の定着度が大分異なります。 逆に言うと、テスト直前の詰め込みが出来ないので、暗記ものは大体テスト1,2週間前に始めていました。

  C. インパクト付け
 その単語にどれだけ思い入れがあるかは、記憶の定着度に如実に影響します。 語呂合わせ、単語の由来等々なんでも良いので、その単語を見たときに呼び起こされる情景があるように試行錯誤します。

 全ての単語でそう上手い語呂が見つかるわけではありませんが、その試行錯誤の記憶すらも暗記の助けにするのです。 そして、私のオススメは、友達と一緒に覚えることです。 自分では思いも掛けない考え方が、飛び出します。

語呂合わせ
  
    
 以上が、私の暗記方法です。 皆さんとの共通点はあったでしょうか? 興味を持って頂けたら幸いですが、一番大事なことは自分に合った方法を見つけることです。

   十人十色なので
 今まで色々な人と暗記方法について話してきましたが、じっとレジュメを見て覚える人、まとめノートを作る人など本当に十人十色です。 中には、当日の朝レジュメを見ただけで、テストで8割取ってしまう強者もいました…

 皆さんも、ぜひ自分に合った暗記方法を探して見て下さい! 最後まで読んで頂きまして、本当に有難うございます!



受験に役立つHarvard Business Review:ストレス管理

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・Sydney大学大学院への交換留学を経験)です。

  
  
1. 受験に役立つ「ストレス管理」の本
 今日は、世界的な名門の経営大学院 Harvard Business School が出している権威あるビジネス誌 Harvard Business Review (HBR) で、Managing Stress at Workを読了した感想とその概略をお話しします。

 この本は、日頃からストレスが多い受験生の皆さんにはとても役に立つ内容が記載されているので、ぜひ最後までご覧下さい。

2. HBR書籍:Managing Stress at Work
 
US$19.95(Amazonで1,800円くらいで購入)

同・裏表紙


同・目次


同・中身1


同・中身2
 
  
   A. 多方面からの「ストレス低減方法」が
 この本では、心の持ち方などの「精神的にストレスをためない方法」、睡眠を十分に取り、かつ、適度に運動することなどの「ストレスを減らす肉体マネジメント」、それに加えて、「為すべきことをストレス無く為す方法」、などが併せて記載されています。

 ただ、そこは「HBR」なので、基本的にはマネージャークラスのビジネスマン向けの本なのですが、ストレスを強く感じることが多い受験生の皆さんにもとても役に立つ事柄が沢山載っています。

   B. 頭の良い人たちが書いているので
 また、この本の著者は、HBS(Harvad Business School)の教授や世界一のコンサルティング・ファーム「マッキンゼー」のコンサルタントなど、とても頭の良い人たちばかりです。 ですから、難しいことでも分かりやすく、かつ、プレーンな英語で書いてあります。 その結果、未熟な僕でも、この本をすらすらと読めました。

3. Contents(目次)
  Intoroduction: Nine Ways Successful People Defeat Stress

  Section1: Understanding How You’re Wired
   1. Are You Working too Hard?

   2. Overloaded Circuits: Why Smart People Underperform

  Section2: Renewing Your Enegy
   3. Manage Your Enegy, Not Your Time

   4. Why Great performers Sleep More

  Section3: Inproving Your Work/Life Balance
   5. No, You Can’t Have It All

   6. Making Time Off Predictable-and Required

   7. Winning Support for Fexible Work

   8. How Two-Career Couples Stay Happy

   9. Don’t Take a Bad Day Home with You

  Section4: Finding the Tools That Work for You
   10.Positive Intelligence

   11.Real Leaders Have Real Lives

   12.A Practical Plan for When You Feel Overwhelmed

   13.Desk Yoga: 6 Poses You Won’t Be Embarrassed to Do

   14.Diversify Yourself

4. 受験生に役立つコンテンツとその概略
  Nine Ways Successful People Defeat Stress
 この章では、目標達成の研究で有名な Heidi Grant さん(コロンビア・ビジネススクール教授)が、ストレスを打ち負かして成功する9つの方法を書いています。

 以下にそれらの概略を記して、その後に、僕が、「それらを基に受験生に向けてアレンジしたメッセージ」を述べています。 どの方法もとても効き目がありますので、ストレスを強く感じている受験生の皆さんは、早速試して下さい。

 1)Cut Yourself Some Slack
 自分の誤りを許し自分に優しくすることが、ストレスを低減し、以後の成功の可能性を高める。 受験生の皆さんも、テストの成績が悪くとも、決して自分を責めないで、同じ間違いをしないようにさえ心掛けていれば、ストレスはそれほど溜まりません。

 2)See the Big Picture
 大きな目標を思い描くことが、雑事をこなさなければならないストレスから解放してくれる。 受験生の皆さんが目先の勉強をこなすのも、志望校合格という大きな目標を達成するためです。 その大きな目標に向けて、一生懸命頑張って下さい。

 3)Rely on Routines
 どうしようかといちいち考えるのではなく、事柄ごとにルーチンを決めておけば、意思決定のストレスを減らすことが出来る。 受験生の皆さんも、日々ルーチンに従って行動して下さい。 成功者は、スティーブ・ジョブズ(故人)もマーク・ザッカーバーグも、毎日同じ黒い服を着ています。

 4)Do Something Interesting
 興味を持って物事を行えば、ストレスを感じない。 受験勉強も、面白いと思えば、ストレスを感じないで楽しくやれます。 教科書や参考書・問題集だけではなく、その科目に関した書籍を幅広く読めば、勉強もより興味を持てるようになるかもしれません。

 5)Add When and Where to Your To-Do List
 物事を成し遂げるためには、To-Doリストに、いつ・どこでやるのかを書き加えなさい。 受験生の皆さんも、勉強を予定通りに進めて合格するためには、いつどこでやるのかをも記したTo-Doリストを作って下さい。

 6)Articulate Your Desired Response
 ストレスフルな事態が発生した時のために、事前に自分の望ましい反応をはっきりとさせておく。 例えば、「試験の成績が悪かった時には、まず15分間自重筋トレをやって気持ちを晴らし、それから4時間勉強する。」などと決めておくのです。

 7)Focus on Improving, Not Perfecting
 完璧を求めるのではなく、自分の進歩に焦点を当てなさい。 受験生の皆さんも、完璧に出来ない自分を責めるのではなく、以前よりも出来るようになった自分をほめてやって下さい。 そうすれば、気持ちがすっと楽になります。

 8)Appreciate the Progress That You’ve Already Made
 先の大変さを思うのではなく、自分が今までになした進歩を評価しなさい。 受験生の皆さんは、これから先の受験勉強の大変さを思うのではなく、今までに自分がやってきたこと(成し遂げた多くの小さな勝利)を高く評価して下さい。 これも、そうすれば、気持ちが楽になります。

 9)Know What Motivates You
 自分が行動するときには、大きく分けて、前進すること(獲得)を動機としているのか、危険を避けること(安全)を動機としているのか、を見極めなさい。 これについては、受験生の皆さんはひたすら勉強して前に進むのみです。 そうすれば、栄光の未来が待っています。
   



受験に役立つHarvard Business Review・自己管理

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・Sydney大学大学院への交換留学を経験)です。

  
  
1. 受験に役立つ「自己管理」の本
 今日は、世界的な名門の経営大学院 Harvard Business School が出している権威あるビジネス誌 Harvard Business Review (HBR) で、その Managing Yourself を読了した感想&内容の概略についてお話しします。 受験にはとても役に立つ事柄が記載されていますので、ぜひ最後までご覧下さい。

2. HBR書籍:Managing Yourself

US$24.95(Amazonで2,200円くらいで購入)

同・裏表紙
  
  
同・目次
  
  
同・中身1
  
  
同・中身2
  
  
   A. 肉体の管理にも言及!
 この本では、レジリエンス(悪い出来事からの心の回復)の方法や時間の管理などのみならず、肉体の管理についても記述してあります。 「健全な心は健全な肉体に宿る!」ということわざがありますが、この本の著者たちもそのように考えているようです。 これは、僕の経験からしてもとても納得がいきます。

   B. 頭の良い人たちが書いているので
 また、この本の著者は、クレイトン・クリステンセンを初めとするHBS(Harvad Business School)の教授や著名な経営学者ピーター・ドラッカーなど、とても頭の良い人たちばかりです。 ですから、難しいことでも分かりやすく、かつ、プレーンな英語で書いてあります。 その結果、未熟な僕でも、この本をすらすらと読めました。

3. Contents(目次)
  1. How Will You measure Your Life

  2. Managing Oneself

  3. Management Time:Who’s Got the Monkey?

  4. How Resilience Works

  5. Manage Your Energy, Not Your Time

  6. Overloaded Circuits

  7. Be a Better leader, Have a Richer Life

  8. Reclaim Your Job

  9. Moments of Greatness: Entering the Fundamental State

  10.What to Ask the Person in the Mirror

  11.Primal Leadership: The Hidden Driver of Great

4. 受験生に役立つコンテンツとその概略
  1. Managing Oneself
 この章は、Druckerが若い人のために記しています。 「自らの強みと正しい自己認識に基づいて行動すれば、卓越した人生を持続的に歩むことが出来る。」と述べています。 具体的には、自分自身への以下の5つの質問に答え・対応することから始まるとしています。

 その5つの質問とそれぞれの対応策は、
 1)What are my strength? 自分の強みを知り、その強みを強化することに集中する。
 2)How do I work? 自分の得意な情報処理方法は何か(読むor聴く、など)、自分が最も結果を出せる働き方は何か(一人で働くor人々と働く、など)、など、を知る。
 3)What are my values? 自分が人生で価値を置くことは何かをはっきりさせ、それを大切にする。
 4)Where do I belong? 自分に最適な場所はどこか? それを見つけて、その組織で働けば、素晴らしい結果を出せる。
 5)What can I contribute? 上記4つの事柄をベースに、自分が属する組織に最も貢献できるようにする。
です。

  2. How Resilience Works
 この章で言うレジリエンスとは、「悪いことに直面した時の心の回復力」のことです。 もちろん、受験生にとっても非常に大切な力です。

 著者は、「レジリエンスを養うためには、以下の3つのことを行いなさい。」と述べています。 その3つのこととは、

 1)Face Down Reality 現実を直視する。
 2)Search for Meaning 悪い出来事にも意味を見つけて、将来への希望を繋ぐ。
 3)Continually Improvise 自分の手持ちのリソースを用いて、やれるだけのことをやる。

です。

 受験生の皆さんも、たとえ試験の成績が悪くとも、気を取り直して二度と同じ間違いをしなければ良いだけの話しです(言うはやすし君ですが)。

  3. Manage Your Energy, Not Your Time
 この章では、「人間の4方面のエネルギーを充実させるための、それぞれの方法」を記しています。 その4つとそれぞれの方法は、以下の通りです。 受験生にもとても役に立ちつことが書いてあるので、しっかりと読んで下さい。

 1)Physical Energy ・早寝早起きをする ・有酸素運動と筋力トレーニングを行ってストレスを減らす ・適切に休憩を取る
 2)Emotional Energy ・深い腹式呼吸を行って、ネガティブな考えを吹き飛ばす ・他人に感謝する ・悪い状況では、見方を変えてみる
 3)Mental Energy ・集中して作業しているときの(電話などによる)中断を減らす ・夜のうちに、翌日の最も重要なことが何かを確認しておく
 4)Spiritual Energy ・自己効力感を増す作業(勉強)は何かを確認する ・自分が最も重要だと思っていることに時間とエネルギーを割り当てる ・自分のコアバリューを生かす
 



受験に役立つHarvard Business Review:精神的タフさ

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・Sydney大学大学院への交換留学を経験)です。

 

1. 受験に役立つ「精神的タフさ」の本  
 今日は、世界的な名門の経営大学院 Harvard Business School が出している権威あるビジネス誌 Harvard Business Review (HBR) で、その Mental Toughness を読了した感想 & 内容の概略をお話しします。 受験にはとても役に立つ事柄がたくさん記載されているので、ぜひ最後までご覧下さい。

2. HBR書籍:Mental Toughness

2018年発行・US$24.95(Amazonで2,200円くらいで購入)

同・裏表紙


同・目次


同・中身1


同・中身2
 
  
   A. 精神的に強くなるための本です!
 この本には、「困難な状況に直面しても、挫けずに回復(Resilience)出来る」ようにするためには、どのようにすれば良いかが書いてあります。 その高い授業料にもかかわらず、世界中から秀才を集めている「Harvard Business School」が出している本らしく、とても具体的・実践的で、読者の役に立つ内容になっています。

   B. 頭の良い人たちが書いているので
 また、この本の著者は、HBS(Harvad Business School)の教授やポジティブ心理学の泰斗として有名なマーチン・セリグマン、など、とても頭の良い人たちばかりです。 ですから、難しいことでも分かりやすく、かつ、プレーンな英語で書いてあります。 その結果、未熟な僕でも、この本をすらすらと読めました。

3. Contents(目次)
  1. How the Best of the Best Get Better and Better

  2. Crucibles of Leadership

  3. Building Resilience

  4. Cognitive Fitness

  5. The Making of a Corporate Athlete

  6. Stress Can Be a Good Thing IF You Know How to Use It

  7. How to Bounce Back from Adversity

  8. Rebounding from Career Setbacks

  9. Realizing What You’re Made Of

  10.Extreme Negotiations

  11.Post-Traumatic Growth and Building Resilience

4. 受験生に役立つコンテンツとその概略
  A. How the Best of the Best Get Better and Better
 この章では、一流の人物(The Best)が更なる結果を出す(Get Better)ための方法を記載しています。 1.プレッシャーを愛してそれに耐え、 2.長期的視点に立ち、 3.競争を利用して自分を高め、 4.自分自身に再投資して、 5.そして、その結果得られた勝利を祝いなさい、 と述べています。

 そして、最後に、「勝利への強い意思」を持って、「粘り強さと勇気を持って、厳しい戦いを最後まで戦い抜く。」、ことが肝要である、としています。

  B. Cognitive Fitness
 この章では、「認知能力(Cognitive)」を「健全に保つ(Fitness)」ための方法を述べています。 また、右脳と左脳の働きを簡潔に記しています。

 フィットネスの方法としては、 1.馴染みのない場所に出かけて環境を変える、 2.面白い本を読む、 3.頭を使うゲーム(チェスやブリッジ、数独など)をする、 4.自分が何を知らないかを見つける、 5.知らない土地・場所に旅行をし、現地の人々と交わる、 6.ノートを取って時々読み返す、 7.新しいテクノロジーにトライする、 8.新しい言語や楽器を習う、 9.そして、ひたすら運動する、などを挙げています。

  C. Stress Can Be a Good Thing If You Know How to Use IT
 この章では、ストレスも、「適切に対応すれば、心や体の成長期役立つ。」と記しています。

 そして、対応する方法として、以下に、 1.ストレスを観察して認識する、 2.「ストレスに感じるのは、自分にとって重要な出来事だからである。」と覚知する。 その覚知が、モチベーションの源泉になるから。 3.ストレス反応が自分の心と体を強くするのに役立つので、それを利用しなさい、 の3ステップを挙げています。

    受験生の皆さん、もう一息です!
 受験生の皆さんは、当然、受験勉強やその先にある入学試験に強いストレスを感じて、日々を過ごしていることと思います。 でも、それを乗り越えれば、希望に満ちた新生活と更に強くなった自分が待っています。 それまで、もう一息です。 どうか、最後まで頑張って下さい。
 



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