東北学院高校:数学の「合格勉強法 & お薦めの参考書」
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。
1. 前書き
今日は、東北学院高校を目指す受験生とその親御さんのために、数学の「合格勉強法&お薦めの参考書」をご紹介します。 お役に立ちますので、該当する方は最後までお読み下さい。
2. 過去問の入手と演習
過去問は同校のホームページに掲載されているので、受験年度の早い時期に入手(プリントアウト)して下さい。 そして、すぐに一度解いて下さい。 中学3年生の早い時期であれば余り解けないかも知れませんが、別に目的があるのでそれはほとんど気にする必要がありません。
2025年・A日程入試問題の一部
的を絞った勉強が出来る
その目的とは、生徒さんに早い時期に一度過去問を解いてもらうことによって、同校入試ではどのような問題が出題されているのかを把握してもらうことです。 なぜならば、出題傾向を把握出来れば、その後はそれに合わせて的を絞った勉強をすることが出来るからです。
3. 計算問題対策
文理・税込1,430円
この参考書には中1・中2の分もあります。
十分な演習を
同校入試の数学では、大問1として計算問題が6~9個くらいあります。 他の問題と比べてそれほど難しくはないので、確実に得点したいところです。 対策としては、章の初めに解き方が載っている分かりやすい参考書兼問題集で十分に演習を行うことです。 上の画像の本は総合的・まとめ的なものですが、ここではお薦めです。
4. 図形問題対策
受験研究社・税込3,245円
まず図形の性質を覚えて
図形問題は、3種類の入試とも大問が一つ(大問4)と小問がいくつか出題されています。 対策としては、教科書や適切な参考書でそれぞれの図形の性質を覚えて、それから多くの問題を解いてみることです。
図形に特化した良い参考書が見当たらなかったので、総合的参考書の中で図形の分野が充実している上の本をお薦めします。 また問題集としては、上記 3. でお勧めした本の図形分野の問題などもお薦めです。
5. 図形と関数・グラフの融合問題対策
東京学参・税込1,650円
適切な参考書で解き方を学び
図形と関数・グラフの融合問題は、大問2の中の小問(枝問が2つ)で出題されます。 また、この他に大問3で出題されることもあります。 その対策としては、適切な参考書で解き方を学び、それから演習を重ねることです。 参考書兼問題集として、初版年度が古いものではありますが上の本をお薦めします。
6. 図形の証明問題対策
くもん出版・税込1540円
小問が一つだけなので
図形の証明問題は、大問4(すべてが図形の問題)の中で小問として1つだけ出題されています。 同校入試ではそれだけなので時間を掛ける必要はありませんが、他校の入試でも(もちろん公立高校の入試でも)出題される問題なので、時間がある方は上の本で対策をしておいて下さい。
7. 最後は過去問を解きまくる
最後に、入試まであと3か月になったら、その後は過去問を解きまくって下さい。 同校のホームページからダウンロード可能なすべての過去問を何度も解いて、ほとんどの問題を出来るようにしてから受験に臨んで下さい。 そうすれば、本番でも間違いなく高得点を取れます。