家庭教師の仙台ブログ

東北大学医学科生日誌22・スペインの食事 & 麻酔科実習

 皆さん、こんにちは! 東北大学医学部医学科5年の岡田悠希です。 雪は落ち着きましたが、まだまだ寒い日が続きますね。



2. スペイン旅行・食事編
 さて、前回のスペイン旅行記の続きです! 今回は、バルセロナの「食事」についてお届けしたいと思います!! ぜひ、ご覧ください。

   スペインと言えば「バル」
 スペインといえば、何といっても「バル」ですよね! 街中にはおしゃれな立ち飲みスタイルのバルが並んでおり、有名店では夜になると店の外まで人が溢れかえります。

 バルでは、カウンターに並んだ新鮮な食材を指さすだけでオーダーできるので、スペイン語は話せなくても全く困ることはありませんでした。

 せっかくですので、バルの料理がどのようなものか分かる下の写真3枚をご覧ください。

バルの写真3枚
  
  
  
  
    
   
   発泡ワイン「カヴァ」
 僕たちは、バルでは、「タパス」という一口おつまみと「カヴァ」というスパークリングワインを頼むことが多かったです。 コスパも非常によく、お腹一杯のタパスと気持ちよく酔えるだけのカヴァを頂いても、2人で1食1500円ほどでした!

 あまりにも気に入ったので、余ったお金はすべてお土産のカヴァにつぎ込みました!(笑)

カヴァ
    

   あとはパエリアを  
 あと、スペイン料理で有名なのは、やはりパエリヤでしょうか。 こちらも、本場のものは最高でした…!

地元有名店パエリア店にて
     
        
2. 麻酔科実習
 一ヵ月の長い外科実習が終わり、次の実習先は麻酔科でした。 麻酔科は一週間しか実習がないため、毎日新たな知識を詰め込む濃厚な毎日となりました。

   麻酔とは「鎮静・鎮痛・筋弛緩」
 そもそも麻酔とは「鎮静」「鎮痛」「筋弛緩」の3つの要素から成り立っており、先生方は患者さんの様子、手術の進行を見ながら3要素のバランスを調整していきます。

 使用する薬剤は麻薬や呼吸の筋肉まで停止させるものなので、一歩使用方法や投与量を誤ると患者さんに重大な不利益をもたらし、最悪の場合死に至ることもあります。

 そのため、麻酔科の先生方は、手術を一歩引いた場所から冷静に俯瞰し、手術を適切にコントロールして患者さんを守っています。

   毎朝8時から
 麻酔科の朝は早く、毎日8時よりその日手術のある患者さんのカンファレンスがあります。 毎日ほとんど会ったことのない患者さんの生命を握ることになるので、リスク管理がとても重要なのです。

 カンファレンスの後は手術室へ向かい、患者さんに生命活動のモニター類を装着したり点滴をつけたりして麻酔の準備をします。

   手術開始時に麻酔を
 手術が始まる際には麻酔を導入し、患者さんの呼吸が止まった後に気管挿管をして人工呼吸を開始します。

 その後は手術の様子を見つつ薬剤の量の調整や、必要な薬剤・点滴の追加など、手術が終わって患者さんが目を覚ますまで気の抜けない仕事が続きます。

   手術シミュレーターで
 学生もリアルな手術シミュレーターを使って麻酔の導入から覚醒まで体験するのですが、とても大変でした。

 刻一刻と変化する患者さんの容態に合わせて僕たちも対応しようとするのですが、そもそも麻酔の3要素の適正投与量もわからないうえに、たくさんの種類の薬剤からどれをどのように投与するかも決定しなければならず、輸血の判断も明確な基準を知らないため、右往左往してしまいました。

 バタバタしながらも、なんとか手術のシミュレーションは終えましたが、命を握る大変さを実感し、反省点もたくさん見つかりました。

   縁の下の力持ち
 一週間という短い間でしたが、普段意識してこなかった「縁の下の力持ち」の麻酔科の醍醐味に少し触れられた気がしました! 麻酔科の先生方、ありがとうございました!
    
 次回も実習と旅行の続きを書く予定です。 それでは失礼いたします。
  


東北大学医学科生日誌21・サグラダファミリア & 外科実習

 皆さん、こんにちは! 東北大学医学部医学科5年の岡田悠希です。

  
   
 実家の金沢では記録的な大雪が降り続いているようですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

1. 学生の春休みといえば…
 もう2月の中旬ですが、毎年この時期何をしていたのかなぁと考えると、「旅行」に行っていることを思い出しました! 大学生は長期の休みが多いので(医学部は他学部に比べると少ないようですが…)、思い切って海外旅行に行く人も多いです!

   海外旅行の写真を
 僕自身も昨年はカンボジア、その前はスぺインへ行ったのですが、本当に良い経験になったと思うので、今更ですが、旅行記&きれいな写真、を何回かに分けて投稿したいと思います。

2. 2016年 スペイン旅行(市街観光編)
 2016年は、友人とスペインへ行きました! スペインにはマドリード、バレンシアなど有名な観光都市もありますが、僕たちは王道のバルセロナに滞在しました。

 バルセロナ観光といえば、何と言っても「ガウディ」の建築の数々は外せません。

   サグラダファミリアをはじめ
 街中には「サグラダファミリア(聖家族)大聖堂」をはじめ、異様な存在感を放つきれいな建物が目白押しです。 一つ一つ説明するときりがないので、詳しい説明は省きますが、ぜひ写真だけでもご覧ください!

サグラダファミリア大聖堂・外観


サグラダファミリア大聖堂・内部


グエル公園


カサ・バトリョ


カサ・ミラ
  
      
 色とりどりのステンドグラスや曲線による建築が、特徴的です。 また、サグラダファミリア大聖堂は、着工後100年以上たつ今でもまだ完成していないのですが、なんと、さらに巨大な塔が建築されるようで、とても驚きました!
  
3. 大学病院での外科実習
 季節が逆になりましたが、前半のJCHO仙台南病院での実習が終わり、一月の後半は大学病院での実習でした。 前回も書きましたが、大学病院の外科では「肝臓・胆嚢・膵臓」グループに配属され、日常の診療業務や手術のお手伝いをしました。

 大学病院には医師の先生方が多く、一つのグループに7~8人ずついらっしゃいます。 胃腸が2グループ、肝臓・胆嚢・膵臓が2グループで合わせて4グループ、総勢30人ほどの先生方がカンファレンスの際には揃います。

   5時間ぶっ通しの総回診
 さらには、二週間に一回、移植・再建、乳腺、食道、血管グループの先生方も集まり、「総合外科」としての総回診もあるのですが、先生方はさらに倍に増え、倍の患者さんを見て回ります。 総回診は朝の7時半から始まり、なんとそこから5時間ぶっ通しです・・・

   長く大変な手術が
 手術自体はやはり大学病院ということもあり、難しい症例が集まります。 JCHOでは一つの手術が2~6時間ほどだったことに比べ、大学病院は最低でも6時間、長いものだと10時間を超える症例もありました。

   助手として参加
 学生は主に助手として手術に参加させていただくのですが、大学病院だと第3助手として入ることが多かったです。 仕事は主に術野を確保するための「鈎引き」をするのですが、ずっと同じ姿勢であるためとても疲れてしまいます。

 しかし、先生方はお昼休みもなく、学生が帰った後も手術が続くので、もちろん文句は言えません。 外科系の先生方は運動部出身の方が多いのですが、体力が必要とされる局面が多いからかもしれませんね。

4. 次は麻酔科の実習
 長かった外科での一か月の実習も終わり、次は麻酔科の実習です。 変則的に麻酔科やその次の救急科は1週間しかないのですが、とても大切な実習ですのでまた感想を投稿します!

 外科の先生方には大変お世話になりました。 ありがとうございました。
  


東北大学医学科生日誌20・外科実習 & ライブに行って

 皆さん、こんにちは! 東北大学医学部医学科5年の岡田悠希です。

  
   
 仙台では毎週のように雪が降り積もっていきますが、皆様の地域は大丈夫でしょうか。

1. 2018年初めの外科実習
 冬休みもあけ、2018年の最初となる実習は「外科」でした。 外科は他の診療科とは違い、例外的に4週間かけて実習を行います。 大学病院ではない外部の病院へ行く期間も長いです。

 僕は大学病院では「肝臓・胆嚢・膵臓/胃腸」外科の肝臓・胆嚢・膵臓グループでお世話になることに決まりましたが、1月上旬の2週間は「JCHO仙台南病院」で学外実習を行いました。

JCHO仙台南病院
   
         
 比較的新しい病院で、中もとてもきれいです! しかし、仙台南とは言ってもほぼ名取市に位置しており、毎日通学するのも一苦労でした。

   外科手術の助手として
 JCHO仙台南病院では、毎日外科の先生方と一緒に手術に入り、助手として勉強させていただきました。 外科には四人の先生方がいらっしゃるのですが、4人の先生方ですべての消化器の手術をこなされています。

 僕が行った期間は特に忙しかったようで、8日間の実習で10件助手を務めました。

   疾患は多岐にわたり
 扱った疾患は、胃癌、大腸癌、膵臓癌、肝臓癌、胆石症、虫垂炎など多岐にわたり、術式も開腹手術、ラパロ(腹腔鏡下)手術のどちらも体験することができました!

 毎日のように日中は立ちっぱなしでとても疲れましたが、閉創の縫合なども任せて下さって、とても良い経験になりました。

   実際の縫合は緊張して
 実際の患者さんの傷を縫合することは、豚肉などを使った練習とは勝手も違うためとても緊張して大変でした。 そうして2週間の外病院実習が終わったため、残り2週間は大学病院へ。

 またの機会に、大学病院での外科実習をご報告いたします。

2. 勉強の息抜きに…ライブ!!
 毎日の図書館での勉強はとても疲れます… ということで、息抜きに友人とライブに行ってまいりました!

   バンド「a flood of circle」仙台公演に
 現在もバンド活動をしているバンドで、僕がぶっちぎりに大好きな「a flood of circle」による全国ツアー、「a flood of circus 2018 大巡業」です!!

 ボーカルの渋く力強い声、曲の疾走感、フレーズ一つ一つのカッコよさ全てに惹かれ、比較的マイナーなバンドながら高校の時からずっと応援しているバンドです。

   「SAKANAMON」も
 そして今回の仙台公演では、対バンに、これまた高校から大好きな「SAKANAMON」が出演されました。

 さわやかな3ピースギターロックバンドですが、独特の世界観、歌詞の遊び心、ライブパフォーマンスなど、一度惹かれると病み付きになってしまいます!

   会場はJUNKBOX
 雪の降る中やっと着きました!! 会場は仙台JUNKBOX(FORUS地下)です! 入り口には「a flood of circus」のバルーンが!

入口のバルーン
  
     
   夢中だった3時間!  
 大好きな2バンドのライブは3時間とは思えないほどの濃さで、気が付けば終わってしまいました… 

 ライブハウス内はバンドの熱い演奏ととファンの熱気で死ぬほど暑く、3時間ぶっ通しで叫んで飛んでいたので、終わるころにはTシャツが汗でものすごいことに(笑!)

 途中で、大好きなボーカルが客席に殴りこんでくるときに、自分が一人で下半身を支えていたときは、本当に楽しかったです!!

   最後にグッズを購入・サインももらえて
 さて、そんなライブも終わってグッズ購入! なんと今回はSAKANAMONメンバーが直接物販をしてくださったので、Tシャツを購入&サインをもらえました!

SAKANAMON Tシャツ
  
         
他にも、a flood of circleのTシャツと、
a flood of circle Tシャツ
    
                
キーホルダーを買ってしまいました!
a flood of circle キーホルダー
    
           
 両バンドには大感謝です! それでは失礼いたします。
  


東北大学医学科生日誌19・小児科実習 & 部活の勧め

 東北大学医学部医学科5年の川名友里(かわな ゆり)です。 皆様、お久しぶりです。

    
  
       
 新年も早速実習が始まりましたので、今回はその様子について書きます!

1. 小児科実習
 新年最初の実習は小児科でした! 昨年から楽しみにしていた小児科実習♪ 東北大学病院小児科では新生児、神経疾患、腎疾患などいくつかのグループに分かれていますが、私は新生児グループでお世話になりました。

 ただ、その後半には、下の写真のように、大学病院一帯にも雪が降り積もりました。

大学病院前の雪景色
   
     
   NICU(Newborn Intensive Care Unit・新生児集中治療室)  
 新生児グループは、低体重出生児の赤ちゃんといった特別な管理を必要とする患者さんをNICUで診ています。 NICUに入ると、とても小さな赤ちゃんが寝ている小さなベッドがたくさん並んでいます。

 他の病棟とは全く違う、異空間。 というのも、例えば一般の小児科病棟では親御さんが付き添っていますが、NICUでは付き添いはありません。

   赤ちゃんは可愛い!!
 新生児専門の医師と看護師が、まだ病院の外に出たことのない赤ちゃんを24時間ずっと見ている特殊な環境です。 実習では哺乳からお風呂の様子など見学させていただきましたが、なんといってもかわいい!!

 今までの実習の中で一番幸せな時間でした。

   難しい疾患の赤ちゃんも
 ただ難しい疾患の赤ちゃんもいますし、急変も多いそうです。 そういった意味でも、新生児を見られている先生は、小児科の中でも特にハードな分野だと伺いました。

2. 次は産婦人科実習
 次は産婦人科の実習です! 何度かお産は見学したことがありますが、何度見ても感動してしまいます。 病院ではそんな場面ほかになかなか無いですよね。

 難しい場面や苦しいことももちろんあるとは思いますが、それも含めて勉強してきたいと思います!

産婦人科実習のテキスト
   
     
3. 部活に入ることをお勧めします  
 部活であるヨット部のイベントでは、昨年夏の東医体優勝の祝賀会を行いました。 改めて大会のレース展開を振り返ったり、久しぶりに卒業された先輩方と話したり、楽しい時間でした。
 
 もし読者のみなさんが医学部に入られたら、多くの人が言うことですが部活に入ることをお勧めします!! 大変なことも多いですが、部活でしか作れない先輩、後輩とのつながりは本当に貴重です。

4. 寒さが厳しいので体調に気を付けて
 私の地元は日本海側なので、仙台は雪が少ないなと思っていましたが、寒波でさすがに積もってきましたね(上の大学病院前の雪景色参照)! 

 実習では、ウイルスや菌をもらうことも多いせいか、友人もカゼやインフルエンザにかかっています…。 皆さんも体調には十分気を付けて下さいね!
 


東北大学医学科生日誌18・腫瘍内科実習 & 帰省

 皆さん、明けましておめでとうございます。 東北大学医学部医学科5年の岡田悠希です。

   
    
 新年を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか。

1. 2017年最後の実習・腫瘍内科
 2017年最後となる先週と今週の実習は、「腫瘍内科」で実習をしていました。 東北大学病院の腫瘍内科では、消化器と頭頚部、婦人科腫瘍などの化学療法を行っています。

 一般的に「がんの化学療法」と聞くと、あまり良いイメージがないかもしれません。 実際、化学療法の適応となるのは、大雑把に言えば「他の治療ができない進行癌、再発癌」の患者さんです。

   患者さんは明るく
 一部の白血病などを除くと、基本的には化学療法では完治することはありません。 いわゆる「延命措置」に近いかもしれませんが、積極的な治療介入によって本来の寿命を何倍にも伸ばしているため、患者さんはとても明るい方が多いです。

 毎日病棟で回診をしていても、驚かされることばかりです。 また、ほとんどの患者さんは外来にて抗がん剤を投与され、残りの時間は自宅で以前のように生活されています。

2. 抗がん剤の日進月歩
 腫瘍内科の先生方のお話を聞いていると、医学の進歩を実感することができます。 一口に「抗がん剤」といっても、その種類は数多く、今も新薬が毎年のように開発されています。

   今までとは全く違った作用機序で
 例えば、高額すぎる医療費で問題となった「オプシーボ(ニボルマブ)」も、今までの薬とは全く異なった作用機序(働き方)で、適応疾患の寿命を1~数か月伸ばすことができます。 まさに日進月歩で、数年に一度治療のブレイクスルーが起きているといっても過言ではありません。

   創薬の力は計り知れない
 とある先生方曰く、「外科手術の限界は近いが、腫瘍内科のような内科治療には未来しかない」とのことです(意見には個人差があるとは思いますが)。 実際目の当たりにすると創薬の力は計り知れないと感じました。

 実習中、腫瘍内科の先生方はとても詳しく教えてくださり、患者さんにも毎日の回診など大変お世話になりました。 有難うございました。

3. 正月の帰省
 冬休みということで、東京で病院見学を2件済ませて、金沢へ帰省しました。 光のページェントも見納めということで、せっかくなので写真を1枚。

光のページェント
   
       
   金沢へ帰省 
 金沢まで帰省する際には、「北陸新幹線」を利用します。 北陸新幹線が開通する前は在来線を使わなければならず、7~8時間ほどかかりましたが、今では最短4時間で到着してしまいます…! 車両内も新しいので、とても快適です!

北陸新幹線
   
       
 実家に帰ると、犬二匹がお出迎えしてくれました。 随分年を取ってしまって、会うたびに老けたなぁと感じますが、まだ自分のことを好きでいてくれているようでとても安心しました。

愛犬こんぶ
   
                                   
愛犬もなか
   
   
 高校の同窓会や部活の飲み会などもあり、久々に話す人も多い冬休みでした。

 1浪していた同級生たちもいよいよ就活が終わり、地元の友達はほとんど「社会人」になっていて、まだ学生の自分は取り残されたみたいで、少し寂しいような気持ちになりました。

   おみくじは
 初詣は、市街地のど真ん中にある尾山神社へ行ってきました。 自分以外の家族がおみくじで大吉を引き当てるなか、自分は…

おみくじ

でした!
    
 あまりぱっとしたことも書かれていなかったですね… 今年はマッチング(医学生の就活)もあるため、地道にコツコツ精進してまいりたいと思います。
  
 以上、今回はここまでです。 本年もよろしくお願いいたします。
  


東北大学医学科生日誌17・医学実習 & ヨット部

 仙台市で家庭教師をお探しのお父様・お母様、初めましてこんにちは。 「名門進学会」家庭教師で、東北大学医学部医学科5年の川名友里(かわな ゆり)と申します。

   
                  
 これから大学での実習や部活等の課外活動のことなど、書かせていただくこととなりました。 勉強を頑張る皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。

1. 現在の学生生活・勉強編
 まず、現在の大学生活について簡単に書きたいと思います。 医学科のカリキュラムは教養科目、医学専門科目、病院実習に分かれています。 5年生から6年生にかけては座学で学んできたことを生かして、病院で患者さんと接して勉強することになります。

   各診療科で実習
 5年生の実習では約2週間ずつひとつひとつの診療科で実習しますが、そこでは患者さんのお話を聞かせてもらったり、手術や外来を見学したり、カンファレンスに参加して症例に関する理解を深めたりします。

   循環器内科を回って
 私は先週まで循環器内科を回っており、中でも血管カテーテル治療の見学は印象的でした。

 心臓を扱うということはあまりにも人の命に直結することであることを改めて実感しましたし、血管カテーテル治療の緊張感は他の診療科と比べても特別なものでした。

   心疾患は生活習慣病がリスク
 また、心疾患には、糖尿病や高血圧、脂質異常症など、生活習慣病がリスクとなるものが数多くあります。

 その予防・治療にはただ薬や手術を行うのではなく、医師以外の多職種の医療従事者の方と協力しながら生活指導を行うことも重要であると学びました。 写真のような教科書を使いながら、日々実習をしています。

  
          
2. 部活・医学部ヨット部に所属
 もう一つ、私の大学生活の中心となっていることについて書きます。 多くの学生は部活やサークルに所属しており、医学部の学生が集まる医学部サークルも数多くあります。

 私は医学部ヨット部に所属しており、1年生のころから今年の夏まで2人乗りのヨットに乗っていました。

   
       
   震災被害にもめげず
 ヨットや海というと、震災を思い出す方もたくさんいらっしゃると思います。 私が入部する前の話ですが、東北大学医学部ヨット部も2011年の震災で多くの被害を受けたと聞いています。

 ヨットやセールのほとんどを失い、当時活動していた閖上ヨットハーバーは壊滅しました。 しかし幸いにもそこで活動していたヨット関係者や学生たちは無事に非難できたとのことでした。

   ご支援を頂きました
 その後は、他大学のヨット部の方々、東北大学医学部ヨット部の卒業生のご支援を頂き、現在は以前よりも多くの部員が活動する活気のある部活となっています。

   
       
 また、第一線で活躍されるプロのヨットセーラーやコーチの方が、東北復興のためとして指導に来てくださる機会にも恵まれています。

   今年は東日本医科学生大会で優勝
 そして今年は、東日本医科学生総合体育大会ヨット競技の団体で優勝することができました。 先にブログを書いていた1年先輩の工藤さん同様、今後もヨット部で経験したことについて発信できたらと思います。
   


東北大学医学科生日誌16・医学部での勉強etc.

 皆さん、こんにちは! 東北大学医学部医学科5年の岡田悠希です。

  
                             
 仙台では雪が積もりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

大学病院15Fからの風景
  
             
 本日は、我々医学科生の普段の勉強・実習の様子をお伝えしたいと思います。

1. 医学部の勉強・座学
 東北大学の医学部は、星陵キャンパスにあります。 1年生は一般教養のため、全学部生が川内北キャンパスに通いますが、2年生以降はほとんどの講義が星稜キャンパスで行われます。

   テストは辛く
 座学は4年生までに終了し、2,3年生は基礎医学、4年生は臨床医学を学びます。 専門科目のテストは、華の大学生とは思えないほど辛く、1か月前から勉強し始める科目もありました。 もちろん、すべて合格しないと「留年」してしまいます…!

2. 医学部の勉強・実習
 そんな辛い4年間を乗り超え5年生になると、ここからは臨床実習となり、ほとんどは同じ敷地内の東北大学病院で実習をします。

   2週間ごとにローテーション
 現在の制度では、5年生は2週間ごとに診療科をローテーションしていき、1年間でほとんどの診療科を体験することができます。

 基本的には医師の先生方について、朝の回診やカンファレンスから、日中の検査、手術などを見学し、夕方の回診までが実習の流れとなっています。 この2週間は消化器内科で実習させていただきました。

3. 消化器内科
 東北大学病院では、消化器内科がさらに4つのグループに分かれており、「上部(食道、胃、十二指腸)」、「下部(小腸、大腸)」、「肝臓」、「膵臓」があります。僕は今回、下部グループにてお世話になりました。

 下部グループで扱う疾患としては、「大腸癌」「Crohn病」「潰瘍性大腸炎」などがあり、消化器内科の先生方は内視鏡(カメラ)で検査し、診断をつけ、投薬や内視鏡手術、開腹手術などの治療方針を決定、加療します。

   実習内容
 実習では、学生も模型やシミュレーターを使って内視鏡を体験させてもらうのですが、これがとても難しかったです… 体験した後に先生方の検査を見ていると、あまりのスムーズさに感動しました…!

 日中は基本的に内視鏡検査を見学していたのですが、上記のような大学病院ならではの重篤な疾患をこの目で見ることができ、本当に良い経験をさせていただきました。

   体験は身につきます
 教科書で勉強しているとどうしても単語だけのイメージだけで覚えてしまって、すぐ忘れてしまうのですが、自分の体験として取り込むことで、国家試験まで使える生きた知識として根付くことが実感できますね。

 消化器内科の先生方、患者さんには大変お世話になりました。

4. 多賀城市立図書館で勉強!
 つい先日、学校の図書館での勉強に飽きたので多賀城市立図書館へと行ってきました!

 この図書館は佐賀県武雄市、神奈川県海老名市に次ぐ、全国で3つ目のTSUTAYA図書館として建てられたそうです。 復興のシンボルとして多賀城駅前に新たに建てられたため、内装、外装ともにとてもきれいでおしゃれでした。
  
夜の多賀城市立図書館
  
    
 図書館コーナーの勉強スペースで一通り勉強し終わり、帰宅しようと駅前まで戻るとなんとかわいらしいイルミネーションが! 光のページェントに慣れてしまいましたが、どんな規模でもイルミネーションはきれいなものですね。

多賀城駅前のイルミネーション
  
        
 帰りには評価の高いらーめん一品堂さんに寄って、にんにく臭く帰宅しました!

ネギ味噌らーめん大盛、ライス(980円)
    
 とても良い気分転換のできた一日でした! それでは、失礼致します。
  


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