家庭教師の仙台ブログ

東北大生家庭教師日記42・専門科目

 みなさん、こんにちは! 「名門進学会」家庭教師で、東北大学医学部医学科2年の谷口毅樹(たにぐち たけき)です。

    
           
 前回からの更新が、遅くなってしまいました。 この時期は1年で1番忙しい時期なので、てんてこ舞いになってしまいがちなのです。 申し訳ありません。

 今回は、専門科目のお話をします。

1. 専門科目とは・・・
 医学部の専門科目は、大きく2つに分けられます。 基礎医学と臨床医学です。 1~3年生が基礎医学を、4年生が臨床医学を勉強します。

  基礎医学を勉強中 
 その中で、今僕が学んでいる基礎医学というのは、その名の通り医学の基礎です。 遺伝学、免疫学、病理学、薬理学など約20もの科目があります。 少し勉強すれば良いものから1ヶ月くらい勉強しないと安心できない重たい科目まで、様々なものがあります。

 それに対して、臨床医学は、実際の医療の現場で使っていく事柄を勉強します。 いわゆる臨床医になる人は、ここで1番大切なことを学ぶようです。 僕も、この先4年生になって学ぶのが楽しみです。

2. 基礎医学の授業の様子
 「医学部の授業ってどんな感じなのだろう?」と思う方もいらっしゃるかと思います。 基本的には座学が多いので、大きい教室に学生が詰め込まれています。
 高校までと違うのは、ほとんどの授業で先生がスライドを使って説明することとレジュメというプリントを使用することです。 ノートを取る学生は少なく、黒板を使う先生も少ないです。大人になった気分ですね!

  実習が大変!
 医療系の学部には、実習がつきものです。 解剖実習や病院実習が主にあげられる実習ですが、場合によっては夜の8時に終わりで翌朝7時からスタートということもあるようです。
 その上、レポートも提出しなくてはいけなくて遅刻厳禁、ひどいと留年ということもあるので、完全に疲れ切った顔をして校舎を歩いている先輩も見かけます。(笑)

3. 専門科目のレジュメ
以下に、専門科目で使うレジュメを紹介します。
  
レジュメが入ったファイル
  
     
  ファイル1つで1科目分  
 このファイル1つに1科目のレジュメが入っています。 一目でわかると思いますが・・・途轍もない量なのです。 それなのに、この厚さのレジュメ全てがテスト範囲です。 まず、全部覚えるのは不可能です。 要領よく勉強する必要があります。
 
 皆様にも、少しだけレジュメの中身をお見せします。
  
レジュメその1
  

レジュメその2
  
  
レジュメその3
  

  友人たちと協力しながら  
 どうでしょう? 何が書いてあるかさっぱりですよね?僕らもさっぱりわかりません。 では、先生がわかりやすく説明してくださるかというと、そういうわけでもありません。
 僕たちは、先生の説明と参考書を見ながら友人と議論して勉強するのです。 大学からは、1人ではなく友人と勉強するのが1番大切なのです。 個人プレーは大学受験まで!頭の片隅に入れておいて欲しいですね!(笑)

  過去問はとても大事!
 事情があって載せられませんが、テストの過去問はレジュメより大事なものです。 過去問がなかったら、ほぼみんなテストで落ちてしまいます。 教授も「過去問を勉強しなさい!」とおっしゃるほど大事なのです。 これは、大学受験と変わりませんね!

 今回は、この辺にします。 次回は、どうして3月がとても忙しいのか紹介します。最後まで読んで下さり、誠にありがとうございました。
  


東北大生家庭教師日記41・宇宙就活に参加

 こんにちは。 「名門進学会」家庭教師で、東北大学理学部宇宙地球物理学科2年の榎本晴日です。

  
   
 春休みに入り、ゆっくりとした時間が過ごせております。 今回は、2月22日に大田区産業プラザPiOで行われた「宇宙就活」のイベントの紹介をしたいと思います。

1.宇宙就活について
 「宇宙就活」は、学生の委員会が運営を行っている就活イベントです。 私は、このイベントを、運営委員を行なっている東北大生の知り合いに教えて貰い初めて知ったのですが、今年で13回目の開催のようです。
 学生の委員会が運営しているイベントとは言え、就活イベントとしてとてもクオリティの高いことに驚きました。 イベントの進行は、早稲田大学のアナウンサー研究会の学生の方が担当されていたのですが、プロのような聞き取りやすさと落ち着きに感動しました。

  200人以上が参加
 イベントには、200人以上の学生と20社ほどの企業が参加していました。 文・理、専攻を問わず、様々な角度から宇宙に関わりたい学生を対象に、宇宙業界での様々な仕事が紹介されました。 また、一般的な就活イベントのように学年制限は無く、1年生や2年生でも気軽に参加出来る形でした。

宇宙就活のパンフレット
   
    
2.イベントに参加していた企業
 一言に「宇宙」と言っても、様々な仕事があることに驚かされました。 ロケットや航空機を設計している企業などは一番イメージしやすいですが、その他にも衛星の管理・運用を行っている企業、衛星関連のソフトウェアを作る企業、専門的な知識で衛星の一部分の設計を行う企業など、研究機関の周りにはたくさんの企業が参加していることを知りました。

 イベント当日の2月22日は、折しも「はやぶさ2」の着陸が無事成功した日だったのですが、この「はやぶさ2」のパーツの一部分を製作した、という企業が会場内だけでも何社もありました。

  宇宙飛行士インストラクター
 この中で一番印象的だったのは、「宇宙飛行士インストラクター」という職業の方に出会ったことです。 実は私は、宇宙飛行士は宇宙飛行士が教育するものだと勝手に想像しておりました(笑)!
 国際宇宙ステーションには、各国の実験棟があります。 宇宙飛行士は、宇宙に旅立つ前に、各国の実験棟での操作に習熟する必要があります。 日本の宇宙飛行士インストラクターは、日本の実験棟「きぼう」での操作を担当しているそうです。

 こういったお仕事があることは初めて知った上、「宇宙飛行士インストラクター」さえもJAXA等の研究機関ではなく、民間企業が関わっていることに非常に驚きました。

  宇宙から受信したデータを利用して
 以上の例は、直接宇宙開発に関わる企業ですが、宇宙から受信したデータを利用して何かを行う、という企業もありました。
 宇宙からのデータを利用して、衛星から受信したデータで地球上の氷を観測して航路を提案したり、食糧の予測をしたりする業務を行う会社もありました。 こちらは、「宇宙」で何かを行うというよりは、地球を観測するために衛星の運用を行うことで、宇宙を利用する企業でした。

宇宙就活に参加した企業


3.宇宙就活を終えて思ったこと
 「宇宙」という言葉は多くの人々を魅了しますが、一方で大きさをイメージ出来ないために、漠然としたイメージを抱きがちだと思います。
 私が物理を志した最初の理由も、宇宙に惹かれたからでしたが、将来の自分の姿にまで直結しない、曖昧なイメージとしてしか宇宙を捉えられていませんでした。 そのため、宇宙に関わるためには研究機関に所属して研究しなければ、という思い込みがありました。

  宇宙に関わる企業は多い
 今回のイベントを通じて、宇宙に関わる企業は案外多いということ(企業と研究機関は多くのところで連携しているということ)、最近は特に民間企業の参入が増えていることを知りました。

 私はまだ2年生で、自分の研究テーマもない段階なので、将来の自分が研究者になっているのか、どこかの企業に就職しているのかすら何も分からない状況です。 だからこそ、視界を狭めずに色々な場所を覗いてみるべきだなと思いました。

  宇宙は人を惹きつける
 また、この就活イベントは、「宇宙業界」というニッチなテーマでしたが、世の中には宇宙に興味のある学生が大勢いることを知りました。 宇宙は多くの人にとって魅力的な場所なのだと、改めて実感しました。
   


東北大生家庭教師日記40・1年生の科目履修

 皆さん、こんにちは! 「名門進学会」家庭教師で東北大学医学部医学科1年の谷口毅樹(たにぐち たけき)です。

  
     
 今回は、大学での勉強について紹介します。 これまでの先輩方のブログにも紹介があると思いますが、僕は下級生がどんな勉強をしているかについて書きます。

1. 大学に入ったら・・・
 そもそも大学は、これまでの高校とシステムが異なる場合が多いです。 高校までに「単位」という単語を使うことはあまりないと思いますが、大学は単位を取らないと進級や卒業ができません。 単位にも様々な単位が存在し、落としたら大変なことになるものもあって、みんな苦労します(汗)!

2. 一般教養
 医学部であっても、まずは一般教養の単位を取ることから始まります。 いわゆる「パンキョー」と言われるものです。

東北大学・科目履修の手引き
  
  
 実は、一般教養もバカにできないのです。 東北大学はセメスター制と言って1年を前期・後期に分けています。 他学部の人が2年かけて取れば良い単位数を、医学部の学生はほぼ1年生の前期で取らないといけないのです。

教養のテキストの1例
  
  
 後で紹介しますが、医学部の学生は1年生の後期から専門科目が入ってくるため、一般教養を入れる余裕がないのです。 そのため、前期は時間割がフルコマになることもあります。

  一般教養でも
 一般教養は、基本的には、出席をして課題をある程度やっていれば問題ありません。 そのような授業(楽勝科目)を、先輩方が教えてくれます(笑)。 しかし、2つだけ厄介なものがあります。 それは、第2外国語と実験です。

  これが大変!
 第2外国語は、シンプルに難しいです。 僕はドイツ語を取りましたが、正直途中から何を言っているのかわかりませんでした。 先生と仲良くしていたおかげで単位は取得できましたが、ヒヤヒヤしていました(汗)!
 もう1つ厄介な科目・実験は、レポートが大変です。 なんとWord使用禁止、全て手書きなのです。 量が多い時は手が痛くなりました。

3. 専門科目
 一般教養をある程度突破したら、本当の医学生がいよいよ始まります。 カリキュラムの変更で、最近はどの医学部も1年生のうちから専門科目をやるところが多いです。 東北大学では1年生のうちに5教科勉強し、1つでも単位を落とすと留年します。

専門のテキスト・例1
  
  
専門のテキスト・例2
  
  
 大学によっては数単位落としても良かったり、数単位取得していなくても進級をさせてくれる仮進級制度があったりしますが、東北大学はその辺りはシビアです。 試験が近くなるとみんな友人とガストや図書館で勉強します。

  1トンもの重さの書籍を
 2年生になると試験と試験の間隔が近くなることもあり、絶望的な表情で大学構内を歩いている人もよく見られます。 「医者になるには、1トンもの重さの書籍に書かれている知識量を覚えなくてはならない。」と聞いたことがあります。 気が遠くなりますね・・・

 今回は、この辺にしたいと思います。 次回、専門科目についてもう少し詳しく紹介したいと思います。 最後まで読んで下さり、誠に有り難うございました。
   


東北大生家庭教師日記39・電磁波で光速を測定

こんにちは、理学部2年の榎本晴日です。 1月は試験や成人式があり、忙しく過ごしておりました…

 
  
 今回は、今学期どのような授業があったのかを紹介します。

1. 専門科目・地球物理学実験
 私の所属する地球物理学コースのみの専門科目として、「地球物理学実験」がありました。 この授業は伝統的に続いているらしく、教員が学生だった時代から存在しているそうです。

 地球物理の研究では、測定機器を製作し、何かを測定し、その誤差について解析する必要があります。 「4年生で配属される研究室での具体的な研究につなげるために、この学期では測定の仕方や誤差の考え方について学ぶ。」というテーマで実験が行われました。

  変動しない物理定数を測定
 具体的にどのような実験を行なったかを紹介します。 この学期のテーマは、「(変動しない)物理定数」でした。 例えば、地球と月を引き合う万有引力に関係する万有引力定数、理想気体の状態方程式 PV = nRTの気体定数Rなどです。
 もっと学年が進んで行うことになる研究では、未知のものを測定することになりますが、今回のテーマでは既に答えが知られているものを測定しています。

2. 電磁波を用いて光速を測定
 私の班では、電磁波を用いて光速を測定しました。 光速は、「299792458 m /s」であることが既に知られています。

 光の速さを測るのにどのような原理を用いたかというと、波の干渉を用いて測定しました。 「光」は、目に見えるものもありますが、他にも色々な波長のものがあります。 これらは、まとめて電磁波と呼ばれています。 電磁波は目で見ることは出来ませんが、波と同じように振動(波動)しながら進んでいます。

そこで、高校物理で習う振動の式

   [波の速度] = [周波数] × [波長]

を使うことが出来ます。

  電磁波の波長を測ればOK!
 今回実験に用いた[電磁波の周波数]は300MHzで、一定でした。 そのため、光速は[電磁波の波長]を測ることが出来れば知ることが出来るのです。 しかし、目に見えない電磁波の波長はどのようにしたら求めることが出来るのでしょうか?

 そこで、波の干渉という現象を用います。 電磁波に限らず、一般の波は重ねあわさると干渉を起こし、定在波になります。 節は[電磁波の波長] の半分の長さごとに訪れるので、節の長さを測定すれば[電磁波の波長] を求めることも出来るのです。

 よって、今回の実験では、定在波の節の位置を測定することになります。

 私の班では、このような実験装置を考えました。

実験装置の図式
  
  
 2本の送信アンテナから、同じ周波数(300MHz)の同じ電磁波を流します。 その2つの電磁波は干渉を起こすので、場所により波の振幅の大きさが変化します。
 今回は電磁波なので、波の振幅の大きさというのは電場強度として現れます。 この電場強度を、受信アンテナを使って受信し、測定します。

 と、このような実験装置を、実際に製作しました。

製作した実験装置
  
  
 考えたものを実際に製作するのは、また違う大変さがありました。 私は普段あまり工作はやらないので、ネジを締めたり木を切ったりするだけで一苦労でしたが、同じ班の人が頑張ってくれました(笑)。

 完成した様子が、下の写真です。

完成し広げた実験装置
  
     
  3m弱の装置・屋上で実験   
 装置は、3m弱です。 実験の際には、電磁波は周りの壁や天井で反射し実験に悪影響を及ぼすので、広い場所でやりました。 この写真では、人のいないフロアのエレベータホール前で実験を行なっていますが、この広さでも測定結果にノイズがあったので、最終的には屋上で測定を行いました。

 屋上は手が悴むので、写真を撮る余裕はなかったため、写真がないです。 真冬の一月に屋上で実験を行うのは、非常に辛かったです….

 受信アンテナで受けた電場強度(波の振幅の大きさ)は、このような結果になりました(この図は一例です)。

スペクトルアナライザによる電場強度の例
  
   
 この図は、実験装置の端から端までを、5cmずつずらしながら測定したものです。 波の干渉によって生じる節の位置3点が、よく分かります。

  実験は概ね成功!
 この節の位置をさらに詳しく測定し、それぞれ節の正確な位置を測定して、節を求めました。 誤差の話などは、複雑なので省略します。 実験は、概ね成功しました。 と、こんな感じで光速を測定しました。

 使っている物理は、波の式[速度] = [周波数] × [波長] のみなので、高校生でも理解出来るレベルのものだけです。

  根性による勝利でした
 誤差の話などは少しだけ複雑ですが、それでもあまり難しい数式は使いませんでした。 どちらかというと、測定データを集めるために強風の屋上(1℃)で粘る根性であったり、原因不明のノイズが出てきた時に何が悪いのか試行錯誤したりする事が大事だった気がしました(笑)。

 この学期は、週3日、午後いっぱい実験があり、実験に大きく支配された学期となりました。

3. つまずいても自分で考えるのは楽しい
 先生に指定された方法で行う実験と異なり、計画からすべて自分たちで行なったため、判らない事で詰まる事がたくさんありましたし、上手く行かないことの方が多かったですが、自分で色々と考えるのは楽しかったです。

 次の学期では、テーマは異なりますが、また自然の物理量を測定する実験が週3日午後で行われます。 実験に支配される生活が、もう少し続きそうです。

それでは!
   


東北大生家庭教師日記38・医学部系サークル

 皆さん、こんにちは! 「名門進学会」家庭教師で東北大学医学部医学科1年の谷口毅樹(たにぐち たけき)と申します。

   
     
 この度、この伝統あるブログに大学での日常を書かせて頂くことになりました。 大学受験を控えて勉強を頑張る皆さんのモチベーションが上がるような内容を書いていきます! 休憩時間などに読んでいただけると幸いです。 まず今回は、僕の生活の大半を占める部活についてご紹介します。

1.自己紹介
 簡単な自己紹介です。 僕は医学部ヨット部に所属しています。 このブログには多くのヨット部の先輩が登場しており、僕はあの方々に大変お世話になっています。 僕は、今は主務という幹部のお仕事も任せてもらっています。 なんと、来年には主将を務めます。

東北大学医学部ヨット部
  
   
ヨットレース1
  
  
ヨットレース2
  
   
2.医学部系サークル
 大学に入学すると、新歓というイベントがあります。 新入生を自分のサークルに入れようと、先輩が勧誘しにきます。 ほとんどの体育会系の競技は、医学部生のみのサークルがあり、大抵の人はこの医学部サークルに所属します。

 やはり、医者の世界の縦のつながりは、想像以上に大事です。 一生の宝です。 だから、東北大学に限らず医学部に合格した際には、なんとなく気持ちで部活を選んではいけませんよ!!

  医学部系サークルの新歓は・・ガチ!?
 忙しいからあまり部活は盛んではないというイメージのある医学部ですが、実際はそうでもないのです。 新歓に関しては、本当にガチです。 どのサークルも、新入生を入れようと本気です。

 そのために、ミーティングを何度もします。 連れて行く場所も、豪華です。 誰もが知っているような高級焼肉店や牛タン、回らないお寿司などなど全て奢ってもらえます。 医学部ならではの文化でしょう。 夢がありますね!

3.どうして医学部ヨット部に?
 新歓がとても本気だというお話をしましたが、実は医学部の部活はその活動内容も本気のサークルが多いのです。 高校の時にインターハイに出場しましたなんて人もいて、強さで全学の部活に引けを取らない部活もあります。

 その中で、ヨットという競技は日本ではマイナーなので、経験者が少ないです。 大学から始めるという人がほとんどなので、一から勝負できます。 そして、マイナーゆえにプロの選手やコーチと交流することができ、コーチングを受けることもできます!

 また、東医体という、東日本の医学部生のみが出場する大変盛り上がる大会があるのですが、我が医学部ヨット部は良い実績を残しております。 このような理由で、ヨット部に入部しました。

4.東医体
 東医体は、主に夏に行われます。 ヨットも夏に行います。 東医体名物といえば、大変派手な髪色です。 みんな、髪色に命をかけて臨みます(笑)。 みなさんも、合格したら楽しみにして下さいね!

 僕たちヨット部は、本年度、優勝を期待されたのにも関わらず惨敗を喫してしまいました・・ 来年度の雪辱を誓って練習しています!


 今回は、この辺にしたいと思います。 最後まで読んで頂きまして、誠に有り難うございました。
    


仙台市の家庭教師お薦め「何のために学ぶのか」の本×2

 仙台市で家庭教師をお探しの皆様、こんにちは。 「名門進学会」代表の三沢やすしです。

   
   
1. 何で勉強なんかしなければならないの?
 最近勉強が大変になってきたという中高生の皆さんの中には、自分の頭の中に上のような疑問が繰り返し湧いてくる人もいるかも知れません。 そこで今日は、そういった中高生の皆さんの悩みを解決するお薦め本2冊を下でご紹介します。 激しく学んできた大人たちが、あなた方に『何のために学ぶのか』を教えてくれます。

  安いし読みやすい
 これら2冊は小ぶりの新書なので、決して高くはありません。 また、大部の書籍と違い読むのに多くの時間もかかりません。 ですから、皆さんも、このブログをきっかけにこれらの本を読んでみて下さい。 きっと、日々の勉強に意義が感じられるようになります。

2. 何のために「学ぶ」のか

ちくまプリマ―新書・税別820円
2018年9月5日初版第15刷発行

同目次
  
  
同中身
  
   
  著者とそのタイトル
 1)外山滋比古:知ること、考えること
 2)前田英樹:独学する心 + 読書案内
 3)今福龍太:学問の殻を破る + 読書案内
 4)茂木健一郎:脳の上手な使い 方+ 読書案内
 5)本川達雄:生物学を学ぶ意味 + 読書案内
 6)小林康夫:学ぶことの根拠 + 読書案内
 7)鷲田清一:「賢くある」ということ + 読書案内
  
   
3. 学ぶということ

ちくまプリマ―新書・税別840円
2018年8月10日初版第1刷発行

同目次
  
  
同中身
  
  
  著者とそのタイトル
 1)内田樹:生きる力を高める + 読書案内
 2)おカネとコトバと人間社会 + 読書案内
 3)斎藤環:つながることと認められること + 読書案内
 4)湯浅誠:人の力を引き出す + 読書案内
 5)美馬達哉:リスクで物事を考える + 読書案内
 6)鹿島茂:考える方法 + 読書案内
 7)池上彰:学び続ける原動力 + 読書案内

4. これら2冊の内容は
 これら2冊の中の著者はほとんどが大学の教員で、若い頃からずっと強い情熱を持って激しく学んできた、言わば「学びの達人」たちです。
 中には、ご自身の政治的性向をむき出しにして書いておられる方もいらっしゃいます。 ただそれは例外で、ほとんどの先生が、若い人たちに向けて真摯に言葉を尽くして学ぶことの意義を述べておられます。

  世の中の役に立つためには
 たくさん勉強した先生方が書いた上記の本2冊は、大昔に大人になった僕が今読んでも、なるほどと納得する内容が多く記されています。 ですから、これらの本は、現在勉強中の若い人たちにはなおさら有益で、読めば勉強の意欲が増すことでしょう。

 また、僕から一言いわせてもらえば、この先生方のような世の中の役に立つ大人になるためには、若い時から「学び続ける・勉強し続ける」ことがとても大事です。 学び続ければ、今は中高生の皆さんも世の中をより良い方に変えられるかも知れません。
 


仙台市の家庭教師お薦め「脳科学と心」の本×2

 仙台市で家庭教師をお探しの皆様、こんにちは。 「名門進学会」代表の三沢やすしです。

   
    
1. 受験生は「脳」と「心」を知る必要が
 年も明け入学試験の時期が近づいてきましたが、受験生にとっては、「脳」の働きも、受験のストレスの中で勉強を続けているときの「心」も、志望校合格のために良い状態を保ち続けなければなりません。

 そこで今日は、最近発展が著しい「脳科学」と、それに伴って次第に解き明かされる「心」、つまり『脳の働きと心との関係』について記した新書2冊をご紹介します。 2冊とも第一線の脳科学者(たち)が力を込めて描いたものですので、皆様もぜひご覧下さい。

2.「こころ」はいかにして生まれるのか

櫻井武著
講談社ブルーバックス・税別1,000円
2018年10月20日発行

同目次
   
    
同中身
  
    
  A.「脳」と「肉体」の相互作用
 この本では、最初に、「心」は「脳」が単独で発出させるものではないと言っています。 つまり、「脳」は、いわゆる我々の肉体と、感覚系、神経系、内分泌機能を通じて相互に影響を及ぼしあっていて、その相互作用の結果が情動(感情の動き)として表れる、と述べています。

  B.マクロ的な見方で
 そして、それを前提に、脳と脳内物質の働きがどのように我々の情動を作るのか、肉体から脳へのフィードバックがどのように情動の形成に影響を与えるのか、丁寧に解説しており、3.の理研の研究者たちの本と比べると、「心」についてマクロスコーピックな見方をしている本となっています。
  
  
3. つながる脳科学

理化学研究所・脳科学総合研究センター編
講談社ブルーバックス・税別1,160円
2017年9月5日第7刷発行

同目次
   
   
同中身
   
    
  A.理研は給料が高い?
 この本は、国が多額の税金を投じて運営している「理化学研究所・脳科学総合研究センター」の科学者たち9人が、それぞれ自分の研究成果を述べたものです。 その最初の1人がノーベル賞受賞者の利根川進先生であり、9人の中には外国人の研究者もいることから、理研の給料はかなり高いであろうと想定出来ます。

  B.「脳」と「心」との対応が
 この新書は、脳科学の先端研究者たちが書いたものなので、一般向けの本としては非常にテクニカルで、「心」についてミクロスコーピックな見方をしています。 ですから、心が生じ、行動が生じる際には、必ず脳がそれを起こさせる、ということを明確に記しています。
 
 この本を読むと、心という形の無いものが、科学の発展に伴って「脳」という物質的なものと対応させられるようになった、ということがよく分かります。
 


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