家庭教師の仙台ブログ

仙台・令和6年度市内主要中学校入試の結果

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。



1. 前書き
 今日は、仙台市内の難易度が高い3つの中学校 仙台二華・仙台青陵・東北学院 の令和6年度入試結果のまとめと、入試問題などから見えてくる各中学校の特徴についてお話しします。 お子さんのこれらの中学校受験を考えておられる親御さんは、ぜひ最後までご覧下さい。

2. 仙台二華中学校
 まず最初に、宮城県内最難関の中学校である「仙台二華中学校」の入試についてお話しします。

  出願者数:358 受験者数:357 合格者数:105 実倍率:3.40倍

 同校は例年4倍前後の倍率がありますが、今年は例年と比べ志願者数が1割以上減少して実倍率が3.4倍まで下がりました。 ただ、二華中学校の入試は受験者の思考能力と読解力を問う非常に良い問題が毎年出題されており、かつ当社の生徒さん達(二華中生・二華高生)の話しなどを併せると、同校の先生のレベルの高さがうかがえます。

 なお、10年分の過去問集が例年5月末に出ますので、志望者の親御さんは必ず購入して(Amazonなどで普通に買えます)お子さんに全問を何度も解かせて下さい。 受験年度における過去問演習の繰り返しは、合格のためには必須の作業です。

当社にある仙台二華中学校過去問集
  
  
   二華高校からは難関大学に
 また、「仙台二華高校」からは、難関の「東京大学」や「東北大学医学部医学科」に王者仙台二高に次ぐ合格者を出しています。 この進学実績は、二華中学校の入試が良く機能していることと中高一貫校教育のメリットによるものが大きいと考えられ、同校に中学校から入学する価値を高めています。

3. 仙台青陵中等教育学校
 次に、仙台市内のもう一つの公立中高一貫校である「仙台青陵中等教育学校」の入試についてお話しします。

  出願者数:256 募集定員:140 出願倍率:1.83倍

 こちらも志願者数が減少して、昨年と比べて倍率が0.13ポイント下がりました。 この学校も、受験生の思考能力と読解力を問う良問が出題されています。 10年分の過去問集は、やはり例年5月末に出ますので、志願者の親御さんは必ず購入してお子さんに全問を繰り返し解かせて下さい。

当社にある仙台青陵中等教育学校過去問集
  
  
4. 東北学院中学校
 最後に、仙台市内の私立中学校では最難関の「東北学院中学校」の入試についてお話しします。 同校の場合色々な入試がありますが、全部を合わせた数字をお知らせします。

  出願者数:277 合格者数:231 出願倍率:1.20倍

 同校は、令和4年度から共学となり志願者数が大きく増加しましたが、今年はその反動か昨年と比べ志願者が50人以上減少して倍率が0.22ポイント減少しました。 また、同校の過去問は同校のHPで見ることが出来ますが、歴史のある大学の付属校ということもあってか仙台市内の私立中学校の中では一番しっかりとした入試問題になっています。

   特別選抜コースで
 同校は、当社の生徒さん達(同校生)の話しや入試問題の質の高さを考えると、仙台市内の私立中学校では一番良い先生がそろっていると考えられるます。 ですから、同校の特別選抜コースで一流大学を目指すのも良い選択かも知れません。 なお、同校の場合も、合格のために受験年度には繰り返し過去問演習を行って下さい。
   


仙台・中学入試算数・文章題:お薦めの参考書×2

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢やすしです。

  
  
1. 算数・文章題の得点力を
 今日は、仙台市内の中学校入試に出題される「算数・文章題」の得点力を上げるのに役に立つ当社お薦めの参考書×2を、以下の 2. 3. でご紹介します。 受験生の親御さんは、ご覧になってこれらの本ならばOK!と思われたら、Amazonなどで買ってみて下さい。 きっとお子さんのお役に立ちます。

2. 中学入試・速ワザ算数・文章題
     
文英堂・1,540円  
   
 図で分かりやすく説明
 この参考書では、中学入試によく出る「つるかめ算」や「流水算」のような文章題の種類ごとに解法を記載しています。 それぞれの最初のページに例題とその解き方があり、次に1ページを丸ごと使って図で分かりやすくパターン別の解き方を説明し、最後に実践力アップ問題を配置しています。

    流れに従って問題を解くと
 この本の流れに従って最後の実践力アップ問題まで解くと、解く時に自分の頭を使い手を動かすこともあって、一見かなり複雑な文章題の解き方も歩留まり良く覚えられます。 図による解法が秀逸なこともあり、上位で中学合格を目指すお子さんには特にお薦めの参考書です。    
 
3. 中学入試・でる順過去問・算数文章題
    
旺文社・1,078円  

 出題頻度が高い順に  
 この参考書では、「でる順」という書名の通り中学入試に出題される頻度が高い順に項目を配置して、項目ごとにその解法と過去問を記載しています。 ちなみに、でる順1位は「割合と比」、2位は「速さ」、3位は「規則性」となっています。

   小項目ごとに公式や解法が
 項目ごとのページ構成は、最初に「まとめのページ」という名前で、中の小項目ごとに規則や解法の概略などが載っています。 例えば「割合と比」の項目ならば、小項目は「濃度」や「仕事算」などとなっています。 その後に、小項目ごとに例題とその解法及び中学入試の過去問が記載されています。

4. 上記2冊の使い分け方
 入試まで8か月以上あってお子さんも算数が嫌いでない場合には、2. 速ワザ算数 を時間を掛けてしっかりと終わらせて文章題の得点力を十分に伸ばして下さい。 これに対して、入試までもう半年も無いのに算数の学力がもう一つなどの場合には、3. でる順 を学習して頻出問題だけでも得点できるようにして下さい。  
     


仙台・中学入試算数・発展問題:お薦めの参考書×2

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢やすしです。

  
  
1. 算数の発展問題の得点力を
 今日は、仙台市内の中学校入試に出題される「算数の発展問題」の得点力を上げるのに役に立つ当社お薦めの参考書×2を、以下の 2. 3. でご紹介します。 受験生の親御さんは、ご覧になってこれらの本ならばOK!と思われたら、Amazonなどで2冊とも買ってみて下さい。 きっとお子さんの役に立ちます。
   
2. 中学入試算数・実力突破
   
受験研究社・1,595円

 分野別に順を追って
 この参考書は、「場合の数」や「面積」といった分野別に解法や問題が記載されています。 分野の最初に、「最重要ポイント」としてその分野の公式や規則・解法が載っており、次に、「例題トレーニング」として「最重要ポイント」の記載事項を用いて例題を解くようになっています。

   読んだだけの場合よりも
 そして最後に、「実力問題」として中学入試に対応した問題が2ページ有り、「最重要ポイント」や「例題トレーニング」で得た知見を基に解くようになっています。 この本では、このように順を追って「頭を使わせ手を動かさせる」ようにしているので、読んだだけの場合よりもずっと歩留まり良く得点力が身に付きます。

3. 中学入試・塾技100・算数
 
文英堂・2,090円

 100項目の公式や解法が
 この参考書は、「つるかめ算」や「旅人残」・「図形の移動」や「転がる図形」のような中学入試レベルの細かい分野別に100項目の公式や解法を記載しています。 1項目は見開き2ページからなり、左側のページに公式や解法・右側のページに演習用の例題が載っています。

   辞書のように引いて使うのが
 この本には網羅的に100項目が記載されているので、この本で学習しただけでそのすべてを覚えることはほぼ不可能です。 ですから、この本は取り敢えず手許に確保しておいて、「過去問演習などで分からないことが有ったらこの本のその分野を引く」という使い方をお勧めします。

4. 最後に
 当社では毎年たくさんの参考書や問題集を購入して、その中からお子さんの学力向上に役立つものを皆さんにご紹介しています。 当社のお客様は、これらの書籍を使いながら授業を受けて学力を向上させ、高い確率で第一志望校に合格しています。 当社の家庭教師に興味を持った親御さんは、お電話などでお問い合わせ下さい。
     


仙台・中学入試算数・図形:お薦めの問題集×3

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢やすしです。

  
   
1. 図形問題がサクサクと
 今日は、仙台市の中学受験生とその親御さんのために、やり終えれば中学入試算数の難所である図形問題がサクサクと解けるようになる当社お薦めの問題集×3を、以下2. 3. 4.でご紹介します。 ぜひ最後までご覧になって、気になったものを購入してお子さんにやらせて下さい。

2. 中学入試 でる順過去問 図形
       
旺文社・1,078円

  出題頻度の高い順に
 この問題集では、中学入試算数の図形問題が出題頻度の高い順に記載されています。 それぞれの分野の最初のページに公式やパターン毎の解法が分かりやすく書いてあり、それを後の入試問題を解く時に用いることが出来るようになっています。

 この本は、A. 厚過ぎずお子さんのやる気を損なわないこと、B. 出題頻度順に解法と問題が記載されていること、C. パターン毎の解法が分かりやすく実践的なこと、などから当社一番のお薦めです。

3. 中学入試 算数 図形問題完全マスター
       
数研出版・1,430円

  基本から標準レベルの
 この問題集では、基本から標準レベルの図形問題を扱っています。 パターンごとに例題が記載されていて、ステップを踏みながらその問題を解いていくようになっています。 そして、その後に問題が多数記載されていて、それを解く時に例題を解いて覚えた解法が役に立つような構成になっています。

 この本の長所は、ステップを踏みながら実際に例題を解くことで、パターン毎の図形問題の解法が読んだだけの場合よりも歩留まり良く身に付くことです。

4. 中学入試 算数 図形問題完全マスター
  ハイレベル
       
数研出版・1,540円

  難関レベルの問題が
 この問題集は、上記 3. の姉妹本と構成は同じですが、難関レベルの問題を扱っています。 宮城県最難関の二華中や私立最難関の東北学院中特別選抜クラスなどを目指すお子さんは、この本も手にしてほとんどの問題を解けるようにしておいて下さい。

  厚さにめげずに
 なお、この本は小学生向けの算数の問題集としては厚いものですが、例題による解法の習得に紙幅を割いており、自力で解かなければならない問題数がめちゃくちゃ多い訳ではないので、難関中学校を目指すお子さんはめげないで最後まで解き終えて下さい。 そうすれば、合格の一助となります。
  


仙台・令和5年度市内主要中学校入試の結果

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢也寿志(みさわ やすし)です。



1. 前書き
 今日は、仙台市内の難易度が高い3つの中学校 仙台二華・仙台青陵・東北学院 の令和5年度入試結果のまとめと、入試問題などから見えてくる各中学校の特徴についてお話しします。 お子さんのこれらの中学校受験を考えておられる親御さんは、ぜひ最後までご覧下さい。

2. 仙台二華中学校
 まず最初に、宮城県内最難関の中学校である「仙台二華中学校」の入試についてお話しします。

  出願者数:421 受験者数:418 合格者数:105 実倍率:3.98倍

 ほほ例年通り4倍前後の倍率となっています。 二華中学校の入試は、受験者の思考能力と読解力を問う非常に良い問題が出題されており、かつ当社の生徒さん達(二華中生・二華高生)の話しなどを併せると、同校の先生のレベルの高さがうかがえます。

 なお、10年分の過去問集が例年5月末に出ますので、志望者の親御さんは必ず購入して(Amazonなどで普通に買えます)お子さんに全問を何度も解かせて下さい。 受験年度における過去問演習の繰り返しは、合格のためには必須の作業です。

当社にある仙台二華中学校過去問集
  
  
   二華高校からは難関大学に
 また、「仙台二華高校」からは、難関の「東京大学」や「東北大学医学部医学科」に王者仙台二高に次ぐ合格者を出しています。 この進学実績は、二華中学校の入試が良く機能していることと中高一貫校教育のメリットによるものが大きいと考えられ、同校に中学校から入学する価値を高めています。

3. 仙台青陵中等教育学校
 次に、仙台市内のもう一つの公立中高一貫校である「仙台青陵中等教育学校」の入試についてお話しします。

  出願者数:275 合格者数:140 倍率:1.96倍

 こちらも、例年通り2倍弱の倍率となっています。 この学校も、受験生の思考能力と読解力を問う良問が出題されています。 10年分の過去問集は、やはり例年5月末に出ますので、志願者の親御さんは必ず購入してお子さんに全問を繰り返し解かせて下さい。

当社にある仙台青陵中等教育学校過去問集
  
  
4. 東北学院中学校
 最後に、仙台市内の私立中学校では最難関の「東北学院中学校」の入試についてお話しします。 同校の場合色々な入試がありますが、全部を合わせた数字をお知らせします。

  出願者数:331 合格者数:233 倍率:1.42倍

 同校は、令和4年度から共学となり志願者数が大きく増加しましたが、今年は更にその傾向が強まっています。 また、同校の過去問は同校のHPで見ることが出来ますが、歴史のある大学の付属校ということもあってか仙台市内の私立中学校の中では一番しっかりとした入試問題になっています。

   特別選抜コースで
 同校は、当社の生徒さん達(同校生)の話しや入試問題の質の高さを考えると、仙台市内の私立中学校では一番良い先生がそろっていると考えられるます。 ですから、同校の特別選抜コースで一流大学を目指すのも良い選択かも知れません。 なお、同校の場合も、合格のためには、受験年度には繰り返し過去問演習を行って下さい。
   


中学入試【算数】の成績を上げる「家庭教師」

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。

  
  
 今日は、中学受験生を持つ親御さんのために、「算数」の成績を上げてくれる「家庭教師」の選び方をお話しします。 該当する方は、ぜひ最後までご覧下さい。 必ず役に立ちます。

1. 中学入試「算数」・問題の特徴は?
 中学入試「算数」の問題の最大の特徴は、そのパターンに応じた解き方を知っていないと制限時間内に解き終わらないものが多いということです。 それなので、良い大学を出ている親御さんでもなかなかお子さんに上手な解き方を教えてあげられない、ということがあります。

 そこで、家庭教師や四谷大塚準拠塾のような学習塾の出番ですが、今日は、表題のように、以下に、中学受験「算数」の成績を上げてくれる家庭教師の選び方をお話しします。

家庭教師の指導
  
  
2.「中学入試・算数」にはこんな家庭教師が良い!
  A. 中学受験生の気持ちが分かる!
 まず教える学力以前の問題として、先生の人間性や生徒さんとの接し方があります。 その点、人間性は人それぞれですが、それでも、自分も中学受験の経験があり中学受験生の気持ちが分かる先生が一番です。 志望校選びや気持ちの面などで悩みがある場合でも、自分の経験を聞かせてもらえたり、相談に乗ってもらえたりします。

  B. 汎用性のある「解き方のパターン」を教えてくれる
 次に、これも大事な、先生の教える能力です。 これは、難問でも解き方を教えられるのは当然として、目先の問題1つ1つの解き方を教えるだけではなく、「このパターンの問題ならこういう解き方をする」というように、問題のパターンに応じた「汎用性のある解き方」を教えてくれる先生でないと、算数の成績は継続的に伸びていきません。

  C.「見落としのない書き出し方」を教えてくれる
 それから、パターンに応じた解き方では解けない問題やかえって時間が掛かる問題もあります。 そういった時は、「全ての場合をもれなく書き出す」というパワープレーが1つのやり方です。 こうした場合のために、確実に「見落としなく、もれなく書き出す」方法も知っておく必要があります。 ですから、このことも教えられる先生を選ぶ必要があります。

3. 最初の2回くらいの授業は親御さんも立ち合いを
 上に良い先生の条件を書いてきましたが、事前に分かるのはこのうち「中学受験の経験があるかどうか」だけで、教え方の巧拙はまず分かりません。 そこで、親御さんも、最初の2回くらいの授業は見学して、先生が上記「2.B. 汎用性のある解き方」「2.C. 漏れのない書き出し方」の2点をきちんと教えているかどうかを確認することをお薦めします。

   当社は2回の授業後のご契約でOK!
 ここで我田引水になりますが、当社の場合、そのために、2回授業を受けて頂いてからのご契約でOK!ということにしておりますので、安心してご依頼頂けます。 四谷大塚提携塾などにお子さんを通わせている親御さんは、中学受験経験のある先生が多い当社の家庭教師もぜひご用命下さい。
  


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