「仙台二高」合格のための英語勉強法
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。
今日は、学生時代に1858年創立の名門「シドニー大学」大学院に交換留学している僕が、「仙台二高」に合格出来る英語の勉強方法をお話しします。 親御さんは最後までご覧になって、同高を受験するお子さんにここに書いてある通りの方法で勉強させてみて下さい。 本試験で必ず高得点を取れます。
1. 教科書を音読して丸暗記する
英語が出来るようになる最も良い勉強方法は、教科書を何度も繰り返し音読して丸暗記することです。 英語の教科書を丸暗記するというと大変そうに聞こえますが、単語から覚えていったり文法から覚えていったりと部分部分を積み上げていくよりも遥かに楽です。
当社にある英語の教科書
単語だけを抜き出して覚えていくとか文法から先に覚えていくとかだと、思い出すためのフック(思い出すためのきっかけ)が小さかったり、覚えることが抽象的だったりするので、とても覚えにくいのです。
これに対して、英文を丸ごと覚えていく方法は、覚えるのが形のある具体的な英文で、かつ後で思い出すためのフックが大きいので、人間の頭脳にとっては覚えやすいのです。
分からない時には家庭教師などに
そして、この教科書丸暗記学習の途中で、きちんと辞書を引いて知らない単語がまったく無いようにしてもその英文の意味が分からない時には、学校の先生や家庭教師の先生に教えてもらって分かるようにしておいて下さい。
教科書ガイドを購入しましょう
また、日頃の家庭学習を効率的に進めるために教科書ガイドを買っておいて下さい。 お子さんの英語の教科書「New Horizon」に対応したものがAmazonなどで1冊(1学年分)2,750円で購入出来ます。 教科書ガイドにも、教科書に載っている英文の意味が一通り書いてあります。
当社にある英語の教科書ガイド
2. 中3の夏以降は過去問を解く
ここで、「過去問」とは宮城県立高校入試で過去に出題された問題のことです。 過去問は、模試の問題などとは違い本試験と同じ組織・時には同じ人物が問題を作成しているので、その年の本試験と出題傾向や出題パターンが一番よく似ています。
当社にある宮城県立高校入試過去問集
ですから、中学3年生の夏休みになったら最新の「宮城県立高校入試過去問集」(2024年度入試対象のものは税込1,650円で、丸善などで普通に購入出来ます。)を購入して、まずは1年分を解いてみて下さい。 更に、この本には、英語リスニングの過去問が入ったCDも付いているので、それも解いてみて下さい。
最初はあまり出来なくともOK!
過去問を解いてみても、まだ学習していない分野からの問題も当然あるので、この時点では出来ない部分もある程度はあるかと思います。 でも、それで全くOK!です。 早い時期に一度でも過去問を解いておけば、この試験の出題傾向や難易度がよく分かります。
学習の途中でも時々過去問を解く
そして、その後学習を進めていった際にも時々過去問を解いて下さい。 そうすれば、本試験に向けての自分の学力向上の度合いを知ることが出来ますし、本試験の出題傾向や難易度も忘れないで済みます。 この段階で、学習を進めていってもあまり出来るようになってこなければ、家庭教師の先生などにしっかりと教えてもらって下さい。
受験直前期は過去問を解きまくる
上述のようにして学習を進めてきて、年が明けて受験が近づいたならば、今度は入手出来るすべての年度の過去問を解きます。 仙台二高の場合、問題の難易度にもよりますが、90%以上の得点を取らなければ安心出来ないので、出来ない問題が無くなるまで過去問を解きまくって下さい。 どうしても分からない問題は、やはり家庭教師の先生などに分かるまで教えてもらって下さい。
3. 上記の方法で90%以上の得を点取れる!
まとめれば、ごく普通の知的能力を持つ生徒さんが上記の方法できちんと勉強すれば、パワープレイ(がり勉)をしないでも宮城県立高校入試の英語では90%以上の得点を取れるようになり、「仙台二高」合格にグッと近づきます。
「英語」長文読解:教科書丸暗記法
受験生の皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすし(Sydney大学大学院に1年間交換留学の経験あり)です。
1. 「英語」長文読解の得点能力を
僕の家庭教師派遣会社社長としての経験からすると、入試でのウエイトが高いにも関わらず苦手意識を持っている受験生が多いのが「英語長文読解」です。 今日は、このブログをご覧の受験生の皆さんのために、その「英語長文読解」の得点能力を大幅に上げるための勉強法をお話しします。
2. 文全体におけるSとVが分かれば
長い英文を読む場合でも、その英文全体の主語(S)がどれかと動詞(V)がどれかが分かり、かつ文中に知らない単語が無ければ、第何文型かとか文法がどうのとかが分からなくとも、ほとんどの場合その英文を問題無く読めます。
本として上代を取るために
市販の長文読解の参考書が、どれも文型や文法をページ数を取ってずいぶんと詳しく解説しているのは、「本してある程度の価格で売れるようにページ数を増やすため」というのが一つの理由です(もう一つの理由は、下記 4.で書きます)。文型や文法も分かればそれに越したことはありませんが、よく分からなくともまず何とかなります。
文法などよく知らなくとも
僕は、以前、このブログで、何度も「Harvard Business Review」の内容を紹介していますが、文型や文法などは意識しないでも、何の問題もなくHarvard大学教授などが書いた本を読めています。 ですから、皆さんも心配する必要はありません。
Harvard Business Reviewの例
3. そのための勉強法は?
A. まず「教科書を丸暗記」する
まずは英語の教科書を繰り返し音読して、その全英文を丸暗記しましょう。 そうすれば、英語の構文がどうなっているかよく分かるようになります。 皆さんは、教科書を丸暗記するのは大変だと思うでしょうが、全文を覚えようとすると記憶を引き出すフックが大きくなるので、単語だけを沢山覚えるなどの場合よりも遥かに暗記しやすいです。
そして、英語の構文がどうなっているか分かるようになれば、長文を読んでも「どの部分が全体の主語か」・「どれが全体の動詞か」がよく分かるようになり、読解が飛躍的に楽になります。
英語の教科書の例
B. 興味のある英文をたくさん読む
更に、教科書に出てくる英文よりも長い文章を読めるようになるためには、自分が興味のある分野の英書(もちろん英語の雑誌でもOK!)を読むことをお勧めします。
自分が興味のある分野であれば、ある程度知識もあるはずなので、難しい英文でもその意味を推測できます。 意味を推測出来れば、飛躍的に訳しやすくなります。 こうやって長く難しい英文を読み込んでいけば、慣れにより自ずと入試の長文読解にも強くなります。
C. 単語は文章中で覚える
英単語は、それだけ抜き出して覚えようとせず、英文中で覚えて下さい。 単語だけを覚えようとすると、記憶を引き出すフックが小さいので、なかなか覚えられません。 これに対して、英文全体を覚えようとすると、記憶を引き出すフックがずっと大きくなるので、単語だけ覚えるよりも遥かに覚えやすくなります。
D. 文法は後付けでOK!
「英語長文読解」の参考書を見ると、「読解能力を上げるために、先に英文法を覚えなさい。」というようなことが書いてあるものが多いですが、上記 A. B. の方法で、英語の構文がどうなっているか、どの部分が全体の主語でどれが全体の動詞かが分かれば、詳細な英文法の知識が無くとも長文読解は可能です。
上記 A. B. の方法で「英語の文章ってこうなっているんだな!」ということを掴んでから、「これは、英文法で言うとこういうことだな!」と、文法は後付けでOK!です。
4. 著者たちは留学経験が無いので
英語の参考書を書いているのはほとんどが予備校の講師ですが、この人たちは我々と違って留学経験がありません。 それで、彼らは、「英語というものは慣れを利用すれば楽に覚えられる」ということを知らず、読者に頭を酷使したパワープレーをさせようとするのです。 これが、上記 2.で予告した、参考書が分厚いもう一つの理由です。
パワープレーなどせずに
だまされてそれに乗ったら、大変な思いをするだけで成績が上がらず、一部の我慢強い人以外は途中で挫折して、英語嫌いになるだけです。 このブログをご覧の皆さんは、頭を酷使したパワープレーなどせずに、僕がここで書いた方法で楽をして「英語長文読解」に強くなって下さい。 そうすれば、副次的効果として英語も好きになり、更に成績が上がります。
共通テスト【英語】解法 & 勉強方法
受験生の皆さん、こんにちは! 仙台市の『名門進学会』家庭教師で、東北大学医学部医学科3年の金子 茉央(かねこ まお)です
今日は、大学入試共通テスト【英語】で高得点を取るための「解法」&「勉強法」をお伝えしていきます。 知力を振り絞って書いたので長文になりましたが、その分とても受験生の皆さんの役に立ちます。 ぜひ最後までご覧下さい。
1. 出題形式
A. リーディング
大問6題構成。時間80分。満点100点。
以前まで毎年のように出されていた発音・アクセント問題や文法・語法問題、整序英作文問題などが廃止され、全て読解問題となった。
B. リスニング
大問6題構成。時間30分。満点100点。
イラストやグラフを扱った問題が増えた。
2. 各試験の対策
A. リーディング
時間制限を設ける
まず、一番に気を配るべきは「時間」です。 過去問や予想問題集などで必ず自分なりの時間配分を決めておいて下さい。 模試はその実践です。 もちろん本番はその通りに行くとは限りませんし、特に英語は、新しい文章を読むより大問を終わらせてしまった方が点数を取れることもありますが、時間を決めて取り組むということに慣れておくことが大事です。
そして、実際に時間制限の中で解いてみて解き終わらなかった時は、スピードを上げるために何をすればいいか考える必要があります。 以下に、制限時間内に解き終わらなかった理由別に対策を書き出したので、よく読んで実践して下さい。
スピードを上げるには
問題が解き終わらないのは何故でしょうか? 私が考えつく限りだと、以下の5つの理由が考えられます。
(1) 分からない単語が多い。
(2) 意味がわからない文章がある。
(3) 文章の2度読みをしてしまっている。
(4) 読むスピードが単純に遅い。
(5) 問題を解くときに文章の内容を忘れてしまっている。
皆さんの心当たりはあるでしょうか? 私は、かつて5つ全てに覚えがありました。 それぞれについて、私が実践した対策をお伝えします。
対策(1) 単語力増強
まず「分からない単語が多い」は、率直に語彙力不足です。 少なくともセンター試験レベルと書いてある単語帳(今は共通テスト対策単語帳でしょうか)は一冊買って仕上げて下さい。 出来れば二次試験レベルまでの単語帳を仕上げていて欲しいです。
分からない単語は推測出来ることも
しかし、それでも本番はどうしても意味の分からない単語が出てきます。 そういう単語は、思い切って読み飛ばして下さい。 全体的な文章の意味が掴めてくると、単語の意味が推測できることが多々あります。 自分がある程度単語力つけたなと思った時の分からない単語は大抵の人も分からない単語ですので、本番で焦らないことが大切です。
注釈も覚えておいた方が
とは言え、実際のところ、単語力は青天井です。 後ろの語句注釈に書いてあるものは覚えなくていいやと思うかもしれませんが、世の中には注釈を一切見ない人もたくさん存在します。 その人達と比較したら、ページをめくる分だけの差が出来てしまうのです。 特に高校2年生以下の方は、注釈はいずれ覚えていなくてはならない単語になりますので、覚えてしまった方が後々楽です。
単語さえ知っていれば
個人的な意見ですが、私は、「単語さえ知っていれば、いくら文法を知らずとも、どんな文章でも読めてしまう」と思っています。 単語力は、読解の究極の武器です。
対策(2) 文法力増強
ゆっくり読んだときに「意味が分からない文章がある」のは、文法力不足です。 私は、Z-KAIさん出版の著:風早寛『解体英語構文』という冊子を使っていました。 これに限らず、文法問題集はものによって並び方が違うことが多く網羅的に学ばないと意味がないので、これというものを一冊買って仕上げることをお勧めします。 見た目・手触り・解説の細やかさなどを比較しながらお気に入りの一冊を選んで下さい。
対策(3) 区切って読む
「文章を2度読みしてしまう」という方の中には、文章を頭の中で日本語訳している方がいらっしゃるのではないでしょうか。 日本語訳とは、文章を主語→目的語→述語の順番で読むことです。 英語は、ご存知の通り日本語と語句の順番が違いますので、英語の順番で読んでいくのが大事です。
そこでお勧めなのが、文章を意味の塊ごとにくぎりながら読んでいくことです。 例えば、I rode my bike to school on the hill before my brother arrived. という文章があったら、I rode my bike /to school on the hill /before my brother arrived. といった具合です。
私の学校の先生の
この手法は、私の学校の先生の受け売りなのですが、授業の和訳も意味の塊ごとにやるようになってから大分読む速さが向上しました。 また、読んでいる実感を得られる点でも、区切っていく方法は良かったです。 区切っている範囲は一目で意味がわかる量なので、慣れると区切り線を入れるのと同じ速さで読むことが出来ます。
対策(4) とにかく量をこなす
読むスピードが単純に遅い人は、おそらく長文を読むことへの慣れが足りないのだと思います。 一文章を読むことと長文を読むことは大きく異なります。 体力も集中力も必要です。 慣れるために私はZ-KAIさん出版の著:風早寛「速読英単語」を活用していました。 これはシリーズもので、難易度に合わせて色々な種類がありますので、興味をもった方はぜひ調べてみて下さい。
対策(5) 問題を見てから本文へ
「問題を解くときに文章の内容を忘れてしまっている」ということに私はひどく苦しめられたものでした。 文章を読み直している時間や該当箇所を探している時間は、最も無駄な時間であると言えます。 もし、同志の方がいらっしゃいましたら、ぜひ問題文に軽く目を通してから本文に臨んでみて下さい。
問題を解くのと並行しながら
チェックすることは2つです。 1つ目は、問題が局所部分を見れば解ける問題なのか、要約のような文章全体の俯瞰問題なのかを把握すること、2つ目は、問題を解くためのキーワードを見つけておくことです。 共通テストの問題は、多くが文章に書いてある順に出題されていますので、問題を解くのと並行しながら文章を読んでいっても良いです。
共通テストは記号問題なので違いますが、二次試験では要約問題が出題されることもあります。 そういうときは、段落ごとに軽くまとめを書いておくことをお勧めします。 読み返しを大幅に防げます。
B. リスニング
今までの努力の積み重ね
リスニングは、身も蓋もない話をすると、今までどれだけ英語に触れてきたかに能力が比例します。 私がそうだったのですが、受験間近になって慌ててどうにかしようとしても、あまり伸びは期待できません。 私の友達の話を聞く限りでは、基礎英語を中1の時から毎日コツコツ聞いてきた人がやっぱり強いです。 ですが、伸びないからといって捨ててよい科目ではないです。
共通テストで求められるもの
共通テストでは、かつて2回読まれていた音声を1回しか流さなくなり、表やグラフの照らし合わせなどの問題が増えるという大幅な改題が生じました。 瞬時に英語を聞き取る能力、正確に聞き取る能力、理解して整理する能力が必要とされています。
克服するためには
まずは、音声ソフトを利用して正しい英語の発音を聞く機会を増やして下さい。 単語を習得するときに音と一緒に覚えてこなかった人は、初期に習った単語であっても意外と発音を間違えて覚えていることがあるかと思います。
次に、聞きながらメモを撮る練習です。 私はディクテーションを学校でやらされていました。 聞き漏らしを2回目で集中的に聞くということが出来なくなったので、聞く行為とメモを取る行為を並行する練習は繰り返し行っておく必要があります。
3. 最後に
ここまで読んできて、いかがだったでしょうか? センター試験から共通テストに移行する中で、一番大きく変化したのが「英語」であるように思います。 新型コロナウイルスの大流行や教育改革に直面してとても大変な世代だとは思いますが、受験生の皆さんどうか勉強頑張って下さい。
楽で成績が上がる「英語」勉強法:教科書丸暗記
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。
今日は、誰でも楽に出来てすごく成績が上がる「英語」勉強法をお教えします。 中高生の皆さんは、ぜひ最後までご覧下さい。 必ず役に立ちます。
1. 教科書を丸暗記する
その英語勉強法とは、事前に本文中の分からない単語を辞書で調べたら、その後は教科書を何度も繰り返して音読して丸暗記する、ただそれだけです。 英語の教科書全てを丸暗記するので時間は掛かりますが、なすべきことは繰り返し音読することだけなので、難しいことは少しもありません。
言うまでもなく、同じ読むにしても、黙読よりもより多くの感覚器官を使う音読の方がよく頭に入りますので、自宅などそれが可能な場所では必ず音読して下さい。
英語の教科書の例
英作文などの力もUP!
これだけで英語の成績が上がるのか疑問に思われる方も多いでしょうが、実際その効果は抜群です。 僕もこの「教科書丸暗記法」で英語を勉強し続けて、TOEFLの要求水準が高いSydney大学大学院に留学することが出来ました。 また、英文をすべて暗記するので、当然のことながら、英作文や穴埋め問題の成績も大幅に向上します。
後付けで文法も分かる
加えて、具体的な英文を先に覚えるので、後付けで「それは文法で言うとこういうことなんだな。」とすんなり分かるようになるので、文法の力も大きく向上します。 これに対して、抽象的な英文法だけを先に覚えようとすると、人間の頭にはものすごく大変な作業となります。
2. 絶対に単語帳を作るな!
それから、単語帳を作るなどして、単語だけを抜き出して覚えようとしては絶対にいけません。 単語も、丸暗記の際に文章中で覚えるようにして下さい。 単語だけを覚えようとしてもすごく覚えづらいですし、その意味だけを覚えても実際に使えるようにはなかなかなりません。
覚えるチャンクが大きい方が
暗記に際しては、覚えるチャンク(塊り)がある程度大きい方が、後で記憶を引き出しやすいものです。 それに加えて、文章中で単語を覚えると、単語使時用のTPOも一緒に覚えられます。 ですから、英単語を覚えるのにも、文章を丸ごと覚える「教科書丸暗記法」が一番優れています。
そして、付け加えれば、単語だけ暗記しようとした場合と違って、うんうん唸って頭が痛くなったりしなくて済むというメリットもあります。
3. すぐにやってみて下さい
この教科書丸暗記法は、上述のように教科書を何度も音読して丸暗記するだけで英語の成績が大きく向上するし、かつ誰でも簡単に出来ることなので、中高生の皆さんは今すぐにこの勉強法を始めて下さい。 今まで英語が苦手だった生徒さんほど、この勉強法の簡単さと効果の大きさに驚くことと思います。
東北大医学科生:英語の勉強方法・失敗談も!
皆さん、こんにちは! 仙台市の『名門進学会』家庭教師で東北大学医学部医学科2年の金子茉央(かねこ まお)です
この間、久々に広瀬川の土手にランニングしに行ったら、周囲の草花が一新されていました。 いよいよ秋の到来です!
彼岸花
皆さん、金木犀の香りって本当にいいですよね! 私の実家の裏にも生えていて、秋になる度に窓を開け放していたことを思い出します。
私の「英語」の勉強法・失敗談も!
もうすぐ全学の授業(全学部で共通で受ける授業)が始まります。 医学科2年生の後期で取るべき全学授業は、英語だけです。 ここで告白致しますが、私は英語が大の苦手です! 今日は、私が英語に苦手意識を持った経路と、それに纏わる後悔についてお話しします。
1. 英語を好きになって下さい
まず、後悔の1つ目です。 英語が得意になるためには、英語を好きになって下さい! 私は、それに失敗してしまいました。 聞き取れない、意味が分からない、難しい、と英語を学び始めた初期から敬遠してしまいました。
英語の本を読む(シャーロックホームズ)
その理由として、「英語を使って人とコミュニケーションを取るという実践の場が無かったこと」である思っています。 これから英語を学ぶという人がいらっしゃいましたら、是非とも生きた英語を学び、英語を使って好きになってください。
2. 単語を覚えるときには発音も一緒に
2つ目は、単語を覚えていくときに発音を一緒に覚えなかったことです。 「英語が上達する方法」を教えてくれる人や本は、必ず「音と視覚と意味を関連づけて、できるだけ多くの感覚を使って覚えろ」と言います。 それを理解しながらも、全く実践しませんでした(笑)。
基本的に声を出してはいけない自習室で勉強をしていたので、家に帰ってから発生練習をするのがめんどくさがったのです。 この少しの手間を惜しまないでいることが、後々力になっていきます。 センター試験での発音・アクセントの対策にてこずりながら、何度後悔したことか分かりません…
3. 基礎英語を聞いてリスニング力を
3つ目は、中学の時に学校の課題で出されていた「基礎英語」を全く真面目に聞かなかったことです。 ここで毎日コツコツと聞いていたかいなかったかの差が、将来のリスニング能力の差に繋がってきます。
「基礎英語」のテキスト
やはり、頭が柔らかいうちに英語を毎日聞くことは、「英語への慣れ」という点でとても重要なことなのです。 帰国子女ではないのにリスニング能力が高かった友達は、大抵毎日英語に触れていました。
以上が、私が今でも英語に苦労している3つの原因です。 受験の時は、「単語を無理矢理頭に詰め込み、文法問題集や過去問をひたすら解く」ことで何とか合格レベルには持っていきました。 しかし、リスニングだけは本当に苦手で、センター試験レベルの問題ですらまともに聞き取れない状況でした。
使っていた英語の問題集
4. 久しぶりにTOEFLを受けたら
そして、実は、大学生になると英語力がどんどんなくなっていきます。 高校の時は授業で定期的に英語に触れていたし、問題を解く機会も多かったのですが、大学生は自分から英語に触れる機会を設けないと英語と全く無縁の生活を送ることが出来ます! 久しぶりにTOFEL受けたら、あまりの文法の忘れ具合にびっくりしました(笑)。
TOEFLの参考書
5. 最先端の論文は英語なので
でも、大学には最先端のことを学びに行っていて、やはり一番最初に書かれる論文は英語なのです。 英語力がないことは、この先大きなハンデになっていくのだろうと感じています。 皆さんはこういう思いをしないように、英語の勉強頑張って下さい!
必ず成績が上がる「英語の勉強方法」
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。
1. 必ず「英語」の成績が上がる
今日は、当社の生徒さんからの質問が多い 英語の勉強法 について、このブログをご覧の皆さんにもその方法をお教え致します。 皆さんの現在の勉強法とは大分違うと思いますが、下記の方法で勉強すれば、英語の成績は必ず上がります。 ぜひ、この通りにやってみて下さい。
2. まずは教科書を音読して丸暗記
世の中には、英単語集や英文法の本など、色々な英語の参考書が出ています。 しかし、それらは置いておいて、まずは皆さんの英語の教科書(中学生でも高校生でも)を覚えて下さい。 何度も何度も教科書を音読して、丸暗記して下さい。
英語の教科書の例
構文も単語も一度に
そうすれば、構文も単語も一度に覚えられるので、単語だけではなく、整序問題(よく出ます)や英作文(個別試験では必ず出題されます)にも強くなるなど、皆さんの身には良いことが沢山やってきます。
3. 単語は文章の中で覚える
次は、上記 2. とも関わりますが、単語は文章の中で覚えて下さい。 単語集を用いて、単語だけで覚えようなどとはしないで下さい。 単語だけを抜き出して覚えようとしても、なかなか覚えられず、かつ、かなりの苦痛を伴います。 ただ、中には、パワープレイ(がり勉)で覚える方もいるかとは思いますが。
使い方を覚えるためにも
パワープレイ可能とは言え、単語だけ抜き出して覚えても、英文の中での使い方(TPO)があまり分かるようにはならないので、やはり単語は文章の中で覚えるようにして下さい。 その使い方も、一緒に覚えられますので。
4. 文法は後付けでOK!
これも上記 2. と関わりますが、文法だけを先に覚えようとしないで下さい。 人間の脳は、抽象的なことは覚えづらい ので、文法だけを先に覚えようとすると、まず100%挫折します。
まずは構文を
まずは、上記 2. のように教科書を丸暗記して、構文を覚えて下さい。 英文がどうなっているのか(どういう構造なのか)を、覚えて下さい。 その後で、この英文は、文法で言うとこういうことなのだな、と文法を後付けして下さい。 これは、具体的なことなら人間の脳が覚えやすい ので、このようにするのです。
5. 皆が大幅に成績向上!
僕は、高校生の時にはこの効果的な英語勉強法を知らなかったので、大学受験ではかなり苦戦しました。 しかし、大学入学後にこの勉強法を知って、その後はずっとその通り勉強してみました。
交換留学生に選ばれ
その結果、入試で英語の比重が高い大学院では良い成績で合格したので、早稲田大学から奨学金を頂いて学ぶことが出来ました。 そして、在学中に、名門シドニー大学大学院に、厳しい学内選考を勝ち抜いて交換留学をすることが出来ました。
1858年創立の名門シドニー大学
もちろん、当社の生徒さんにもこの方法で英語の勉強をやってもらっていますが、その内97%以上の方が大幅に成績を向上させています。
高校「英語」長文読解:対策 & 参考書
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。
1. 英語長文読解の対策&参考書を
今日は、高校生の皆さんが必ずしも得意ではない「英語」長文読解の対策を最下部で示すとともに、順序が前後しますが、すぐ下で良い参考書をご紹介します。 対策&参考書(2024年6月:新課程用に更新済)、ぜひ最後までご覧下さい。 大いに受験の役に立ちます!
2. 良い参考書:英語長文問題Solution
最新テーマ編・1スタンダードレベル
肘井 学 著
かんき出版・税別1,100円
最新テーマ編・2ハイレベル
同上
最新テーマ編・3トップレベル
同上
3. まずは英文の構造をつかむ!
長い英文の意味を読み取るためには、口で言うほど楽ではないといえ、まずその構造を把握することが必須です。 僕も、若い時に自分で高校生に英語を教えていた時には、長文読解では最初に生徒さんが英文の構造を把握出来るように努め、大きな成果を上げました。
長文でもSVOCがどこか分かれば
上記の参考書でも、構文図解として、すべての問題文(英文)について節や句ごとにSVOCを付して、その構造が明確に分かるようにしています。 「主語がどの部分で、動詞がこれで、目的語がこの部分」などと分かれば、読解が飛躍的に楽になります。
4. 単語の意味は文章の中で覚える
それから、長文を読み込んでいくと、文章の中でその意味が分からない単語に出くわすことがよくあるかと思います。
これは、以前のブログ「英単語参考書」のところでも書いたことですが、単語は単語帳などでではなく、英文を読み込んでその中で覚える(マメに辞書を引いて(もちろん電子辞書でOK!です)単語の意味をつかみ、そして英文全体の意味を把握する)ようにして下さい。
5. 上記2点を心がければ
このブログをご覧の高校生の皆さん、大学受験には必須の英語長文読解は、上記 3. 4. の2点を心掛けて勉強を続ければ、得点が飛躍的に伸びます。
そうすれば、英語はどの大学・学部でも配点が高いので、皆さんの最終目標である志望大学合格にかなり有利になります。 ですから、上記 3. 4. 今すぐにでも始めて下さい。