東北学院中学校:算数の「合格勉強法 & お薦めの参考書」
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。
1. 前書き
今日は、東北学院中学校を目指す受験生とその親御さんのために、算数の「合格勉強法&お薦めの参考書」をご紹介します。 お役に立ちますので、該当する方は最後までお読み下さい。
2. 過去問の入手と演習
過去問は同校のホームページに掲載されているので、受験年度の早い時期に入手(プリントアウト)して下さい。 そして、すぐに一度解いて下さい。 小学6年生の早い時期であれば余り解けないかも知れませんが、別に目的があるのでそれはほとんど気にする必要がありません。
2025年・前期入試問題の一部
的を絞った勉強が出来る
その目的とは、生徒さんに早い時期に一度過去問を解いてもらうことによって、同校入試ではどのような傾向の問題が出題されているのかを把握してもらうことです。 なぜならば、出題傾向を把握出来れば、その後はそれに合わせて的を絞った勉強をすることが出来るからです。
3. 計算問題対策
旺文社・税込1,078円
確実に得点したい
計算問題は、毎年大問1(第一問)として10問出題されています。 これらの計算問題は他の問題よりも取り組みやすいので、計算ミスなどの取りこぼしを無くして確実に得点したいところです。
解きまくって慣れる
対策としては、とにかく沢山の問題を解いて計算に慣れることです。 慣れれば計算速度も速くなり、正答率も上がります。 そのための問題集として、画像の通り920の計算問題(過去問)が載っている上の本をお薦めします。
4. 文章題対策
文英堂・税込1,540円
パターン毎に解き方を
文章題は、大問2(第二問)として6問出題されています。 易しい問題から、ひねった思考力を必要とする問題まであります。 対策としては、上の参考書などで問題のパターン毎に解き方を覚えるとともに、難しい問題にもチャレンジして思考力を養うようにして下さい。
5. 図形問題対策
旺文社・税込1,078円
これもパターン毎に
図形問題は、大問3(第三問)として4問出題されています。 対策としては、これも上の問題集などで問題のパターン毎に解き方を覚えて下さい。 そして、見慣れない問題に出会っても解き方を迷わないように、出来るだけ多くの問題を解いて下さい。
5. 規則性問題の対策
文英堂・税込1,540円
3年間出題されました
規則性の問題は、2022年から2024年までの3年間大問4(第四問)で出題されました。 2025年には出題されませんでしたが、2026年以降また出題される可能性があるので、念のために以下に対策を述べます。
規則を見つける能力を
まず、上の参考書などでパターン毎に分かれている問題を解いて解法を覚え、問題の中の規則を見つける能力を高めて下さい。 そうすれば、問題中に例示してある最初の3~4番目の数字や図形まで見ると規則が分かることが多くなり、分かった規則を問題の個所(番目)に当てはめて正答を得ることが出来るようになります。
6. 最後は過去問を解きまくる
最後に、入試まであと3か月になったら、同校のホームページからダウンロードできるすべての過去問を何度も隈なく解いて下さい。 家庭教師などに教えてもらってでも、出来ない問題がほとんど無くなるまで繰り返し解いて下さい。









