模試の「合格可能性判定」の信頼性
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。
今日は、模試の「合格可能性判定」の信頼性 について考えてみます。 後半には合格可能性を高めるための勉強方法も述べていますので、受験生とその親御さんは最後までご覧下さい。
1. 模試と本試験では出題の傾向が違う
模試の合格可能性判定は必ずしも当てになるものではありませんが、その大きな理由の1つとして、「模試の問題」と「本試験の問題」の傾向が違う、ということが挙げられます。
模試の会場
一般的な模試では
まず、特定の学校に焦点を合わせた訳ではない一般的な模試(一般的で受験者数も多い「大学受験生向けの全国模試」など)と特定の学校の本試験では出題の傾向が違って当たり前です。 まるっきりその傾向が違うことも、よくありますす。
出題者が違うので
また、宮城模試のように宮城県の高校入試に焦点を合わせた模試でも、当然のことながら、模試の問題作成者は本試験の問題作成者とは別人です。 それで、本試験の傾向に合わせて出題しようとしてもその人のクセが出るので、模試の問題は本試験の問題とはある程度傾向が違ってきます。
このように、本試験と模試では出題の傾向が違うので、模試の合格可能性が必ずしも本試験には当てはまりません。 そこで、模試の結果に振り回されずに「本試験の合格可能性を高めるための勉強方法」を以下に述べます。
2. 合格可能性を高める勉強方法
その勉強方法とは、今春受験ならば、今日から入試前日まで「過去問」を解きまくることです。 本試験と一番傾向が似ているのが、同じ学校が過去に出題した問題である「過去問」です。 この「過去問」は、今年の本試験と出題者まで同一ということがよくあります。
過去問の例・赤本
過去問を解きまくれば
このように、「過去問」は本試験と同一の学校・そしてかなりの程度同一の人物が出題しているので、今年の本試験の出題傾向もその学校の過去問のそれと似てきます。 ですから、そういう「過去問」を解きまくれば、模試の成績があまり良くない生徒さんでも本試験の合格可能性を大きく高めることが出来ます。
出来ない問題が無いように
この勉強で、「過去問」は、本試験の前までに出来ない問題が無いように何度も繰り返して解いて下さい。 解答を見てもよく分からない問題は、学校の先生や家庭教師の先生にどうしてそうなるのをか教えてもらって、分からない部分が無いようにしておいて下さい。
(注)僕は、このブログで、何度も繰り返して「過去問」を解きまくるように言っています。 その理由は、合格のためには、一般的な学力がついている他に、本試験の出題傾向に十分に慣れておくことが非常に重要だからです。
無駄な勉強無しで合格:早い時期に「過去問」を解く
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。
1. 第一志望校合格率85%以上
今日は、無駄に長い時間勉強すること無しに入学試験に合格出来る方法をお教えします。 僕は、この方法によって、短時間の勉強で、早稲田大学政治経済学部と同大学院、及びそれまで何の知見も無かった10の資格試験に合格しています。
また、当社の生徒さんは、この勉強法を取ることによって、パワープレイ(ガリ勉)をしないでも85%以上の高い確率で第一志望校に合格しています。 このように、志望合格に直結する勉強法ですので、皆さんも最後までご覧下さい。
2. 早い時期に「過去問」を解く
その方法はとても簡単で、まず、受験年度の6月など早い時期に志望校の過去問を1年分解くことです。 もちろん、大部分の人はほとんど解けないと思います。 でも、それでよいのです。
当社にある過去問集の例
過去問を解けば、その時点ではほとんど解けなくとも、自分が志望する学校がどのような問題を出したのか大体分かるはずです。 このように、早い時期に過去問を解くのは、志望校の出題傾向を把握するためです。
(注)志望校の本試験と一番傾向が似ているのは、別の組織が作成した模試の問題ではなく、同じ組織(かなりの程度同じ人物)が過去に出題した問題である過去問です。 なお、過去問集は、Amazonや丸善・ジュンク堂などで普通に買えます。
3. 的を絞った勉強をする
1.のようにして志望校の出題傾向を掴めば、その後は一般的な勉強ではなく志望校に的を絞った勉強が出来て、無駄な勉強をしないで済みます。 そうすれば、勉強時間を節約できるとともに、勉強の効率を上げることが出来ます。 特に、勉強した内容を記憶する効率を上げることが出来ます。
時々志望校の過去問を解く
そして、この段階での的を絞った勉強(4月から年末まで)をしている最中でも、時々志望校の過去問を解いて下さい。 これは、志望校の傾向を忘れないで効率的な勉強を続けるためと、アウトプットをして勉強してきた内容を確実に記憶に定着させるためです。
4. 直前期は過去問を解きまくる
年明けから入学試験前日までは、手に入るすべての年度の過去問を何度も解いて、出来ない問題が無いように仕上げて下さい。 過去問集についている解答や解説を見ただけでは分からない問題は、学校の先生や家庭教師の先生・塾の先生などに教えてもらって下さい。
このようにして準備すれば、志望校に合格出来るだけの学力は確実に着いているはずです。 また、それに加えて、自分は出来るんだという自信と精神的余裕を持って入学試験に臨めます。
時間をたっぷり取れる「家庭学習」を大切に!
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。
今日は、その気になれば時間をたっぷり取れる「家庭学習」の大切さんについてお話しします。 その勉強方法も述べていますので、親御さんも生徒さんも最後までご覧下さい。
1. 家庭で自習出来る時間は長い
皆さんが最初に気づくべきことは、生徒さんにとって、せいぜい週6時間(2時間×3回)しかない家庭教師の指導時間などと比べれば、家庭で自習可能な時間(家庭学習の時間)はそれより遥かに長いというです。
ですから、成績を上げて志望校に合格するためには、学校や塾・家庭教師など先生がついて指導する時間のみならず、この家庭で自習することが可能な長い時間をも効率的に勉強して過ごす必要があります。
家庭学習中!
強い克己心と勉強方法も
だだ、そのためには、生徒さんが、遊び心などに負けない強い克己心を持ち勉強方法も知っていることが必要ですので、自分自身で効率良く勉強してこの長い自習可能時間を有意義に過ごせる人はそう多くはありません。
2. そのために「宿題」を出す
そこで、生徒さんが遊び心に負けないように&何をすればよいのか迷わず効率的に自習(家庭学習)出来るように、学校の先生も当社の家庭教師の先生も毎回宿題を出します。
特に、自分では何をどのように勉強してよいか分からない生徒さんは、宿題だけでもきちんとやっておくことが成績UPのために必要不可欠です。 皆さんも、このことは心に留めておいて下さい。
宣伝になってしまいますが
さて、宿題を出した先生は、次の授業でその答え合わせをします。 加えて、当社の家庭教師の先生は、受け持ちの生徒さんが分からなかった部分をよく分かるように解説します。
家庭教師の指導
ここは宣伝になってしまいますが、学校や塾と違って、このように生徒さん1人1人に合わせたカスタムメイドの授業をやってもらえることが、家庭教師をつけるメリットの1つです。
3. 教科書を読む&問題を解く
上述のように、先生が「宿題」を出して、生徒さんがそれをきちんと終えることは、効率的な家庭学習につながります。 そういう訳で、親御さんも、貴重な時間を無駄にしないためにも、出されたすべての宿題を生徒さんにやらせるようにして下さい。
そして、宿題が終わった生徒さんにもっとやる気があれば、学校の教科書を読み込んで、それに対応する市販の問題集などを解くようにして下さい。 教科書を読むこととそれに対応する問題を解くこと(インプットとアウトプット)を交互に繰り返し続ければ、中長期的に学力が大きく向上します。
宮城県立高校入試「国語」長文読解問題 の対策
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。
今日は、宮城県立高校入試「国語」長文読解問題の対策をお教えします。 これを知れば合格に直結しますので、当該受験生やその親御さんは最後までご覧下さい。
1. 日頃の読書が一番の対策だけれども
当たり前のことですし、受験まであまり時間がない中学3年生の役に立つ訳ではありませんが、国語長文読解の能力を上げるために一番役に立つのが、日頃からたくさん本を読むことです。 そうすれば、読む速さも語彙力も読解力も上がっていきます。
本の例
中1・中2生は今から
受験を目前にした中学3年生はこの方法を取れませんが、中1・中2生は、文学でも歴史でも科学でも何でも、自分の興味のある分野の本でよいので(興味が無い本を勉強のためだからと無理やり読もうとしても、それは長続きしません。)、今からたくさんの本を読んでおいて下さい。
読書は長い将来に渡って
親御さんも、塾代や家庭教師代はケチっても本代はケチらないで下さい(当社の利益に反しますが(笑い!)OK!です))。 お子さんに良書をたくさん読ませておけば、目先の高校入試だけではなく、長い将来に渡って大きなリターンが得られます。
2. 長文問題をたくさん解く
本をたくさん読むといった悠長な方法がとれない中学3年生は、長文問題がたくさん載っている市販の問題集を買ってきて、ひたすら解いて下さい。 最初は時間が掛かってもよいので、問題文をよく読んでよく考えて答えて下さい。 答えてみて、問題集の解答を見てもなぜそうなるか分からない場合は、家庭教師の先生や塾の先生に教えてもらって下さい。
ここでは演習あるのみ
こうやって演習を積み重ねていけば、問題文を読むのに掛る時間も解答を考えるのに掛る時間も、段々短くて済むようになっていきます。 そして、一番大事なことですが、正答率も上がっていきます。 ですから、ここでは演習あるのみです。
当社にある宮城県立高校入試過去問集
3. 受験直前は過去問を解きまくる
受験4週間前に入ったら、今度はひたすら宮城県立高校入試・国語長文問題の過去問を解いて下さい。 5年分の問題が載っている過去問集が、Amazonなどの通販や丸善・ジュンク堂といった大きな書店で、1,400円ほどで買えます。
手に入る年数分の過去問を解きまくって、時間を余して満点が取れるようにしておいてから本試験に臨んで下さい。 このようして準備しておけば、学力のみならず精神的にも余裕をもって受験出来ます。
合格に直結する:受験直前期の「勉強法」
受験生の皆さんやその親御さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教を師派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。
1. 受験直前期の「勉強法」を
今日は、合格に直結する受験直前期の「勉強法」をお教え致します。 志望校に合格したい受験生の皆さんとその親御さんは、中学受験・高校受験・大学受いずれの場合でも最後までご覧下さい。
2. 模試の問題より過去問を解く
まず、この時期に取り組むべき勉強は、模試で出来なかった問題を解くことではなく過去問を解くことです。 その理由は、模試は志望校とは別の組織及び人物が問題を作成しているので、志望校の問題とは傾向が違ってくるということが1つあります。
当社にある過去問集の例
出題者まで同じこともある
これに対して、志望校が過去に出題した問題「過去問」は、当然のことながらこれから受験する本試験と同じ組織が作成したものです。 そして、その出題者まで今年の本試験と同じということがよくあります。 だから、受験生が普通に入手出来るものの中で本試験と一番傾向が似ているのが、その学校の過去問なのです。
これが、受験直前期に過去問を解くべき理由です。 このブログをご覧の皆さんも、上述のことはしっかりと頭に入れておいて下さい。
3. 出来ない問題が無くなるまで解きまくる
次に、実際に過去問を解く場合のやり方について述べます。 Amazonなどで可能な限り長い年数の過去問を入手して、そこに出ているすべての問題を解きます。 ずば抜けて優秀な一握りの人を除いて、最初は結構出来ない問題があるのが普通です。 ですから、出来ない問題が多くても、他の受験生もこんなものだと思って、ここで気落ちしないようにして下さい。
家庭教師の指導
先生に解き方を教えてもらう
そして、志望校合格に直結するのだからと考えて、出来なかった問題が出来るようになるまで解きまくって下さい。 自分で模範解答を見ただけでは解き方が分からない場合には、学校の先生や家庭教師の先生・塾の先生に教えてもらいましょう。 利用できる人は誰でも利用して、出来ない過去問をなるべく少なくしておきましょう。
4. 自信を持って本試験に臨める
上記3.のようにして出来ない過去問をすべてつぶしておけば、これからやって来る本試験に自信を持って臨めるようになります。 直接的でとても大きい本試験突破のための学力向上に加えて、「合格への自信を持てるようになる」という間接的で精神的な効果もありますので、受験生の皆さんは必ず過去問演習をきちんと行って本試験に臨んで下さい。
物理「電気回路」問題の解き方
皆さん、お久しぶりです! 仙台市の『名門進学会』家庭教師で東北大学医学部医学科3年の金子茉央(かねこ まお)です。
1. 「電気回路」問題はお好きですか?
突然ですが、皆さん物理に苦手意識はありませんか? 私は、中学受験の時、物理は大嫌いでした。 特に「電気回路」です。 とりあえず、オームの法則を使わなきゃ!と使ってみたはいいものの、でもいざとなると何をどのように当てはめていいのか分からず、テストに並列回路の問題が出た日には理科の点数がさんざんになってしまっていた覚えがあります。
私は、こうして電気回路問題に対する大いなる苦手意識と恐れを持って中学に入学しました。 しかし、人は変わるものです。 高校ではむしろ得意範囲となり、テストに電気回路が出ると心の中でガッツポーズをしていました。
2. 心変わりの原因
何がそんなに変わったのかと言いますと、やはり電池回路の状態をイメージできるようになったことが大きいです。 物理は、公式を如何に使いこなせるかの科目です。 そして、使いこなすためには、公式の使える条件をしっかり把握している必要があります。 電気回路の状態をイメージする(把握する)ことで、自信を持って公式を組み立てることができていました。
3. オームの法則は最後!
具体的に話していきます。 電気回路の問題を解くときの主役は、3人います。 電流(I)、電圧(V)、抵抗(R)です。 基本的に(もちろん例外はありますが)この3人のうち1人が欠けていて、最後はオームの法則から答えを出すことになります。 つまり、逆算すると求める答え以外の2人の主役の値は与えられている、もしくは何かしらの形で求められるはずです。
4. 偉大なるキルヒホック先生!
では、どうやって主役を揃えていくのか? ここで、ドイツの物理学者キルヒホッフ先生の出番です。
第一原則:電気回路の任意の分岐点について、そこに流れ込む電流の和はそこから出る電流の和に等しい。
第二原則:電気回路の任意の一回りの閉じた経路について、電位差の和は0である。
文章で書くと分かりづらいですが、すなわちこういうことです。当たり前だなと思えたら、電気回路は一気にシンプルに見えてきます。
キルヒホッフの法則
5. 共通テストの問題
ここで、2021年の共通テストの例を見てみます。 大問2は、コンデンサーを使った問題でした。 コンデンサーの問題の原則は、以下の通りです。
1. スイッチを入れた瞬間と電流が流れなくなった後が設問で問われる(その間の時間は電流の値が一定ではないので、微分が必要になり煩雑になるため)
2. スイッチを入れた瞬間:コンデンサーを銅線に置き換えて考えられる
3. 電流が流れなくなった後:コンデンサー部分は無視する
コンデンサーの状態によって、回路の要素をシンプルに考えます。
コンデンサー回路の置換
問1は上の原則2の状態ですから、以下の状態とみなして考えます。
原則2の回路
今回の設問では、電流の値が問われています。 抵抗の値は与えられていますので、電圧について式を立てていきます。 キルヒホッフの第2原則より、抵抗1と2、抵抗3と4にかかる電圧はそれぞれ等しいです。 オームの法則より、V=R Iですから、抵抗1と2、抵抗3と4を流れる電流の比が分かります。 加えて、キルヒホッフの第1原則より、それぞれの回路を流れる電流の合計は同じです。
キルヒホッフの法則より立式
よって、回路AとBの関係性がわかり、最後に具体的な値を入れてオームの法則の式を解きます。
6. 最後に
いかがだったでしょうか? もちろんこれだけで全部の問題が解けるわけではないですが、コンデンサーやコイルなど応用要素が入ってきても、結局はV=R Iの形に落とし込んでキルヒホッフの法則を使いながらゴリゴリ解いていきます。 皆さんの問題を解く手助けになれば幸いです。 最後まで読んで頂きまして、有り難うございました!
参考書「タテから見る世界史」&「ヨコから見る世界史」
受験生の皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。
今日は、皆さんの成績UPに役立つ「世界史B」の参考書を2冊まとめてご紹介します。「世界史B」で受験する方は、ぜひ最後までご覧下さい。
1. タテから見る世界史
学研・税別1,200円・齋藤整著
当社にある本の表紙
同・目次
同・中身の例1
同・中身の例2
地域別に一気通貫で記述
この参考書は、世界史の流れを「中東」・「東南アジア」・「東欧」などのような「地域」別や「国(ヨーロッパの国々や中国)」別に、古代から現代まで一気通貫で記述しています。 そして、見やすい図表も入っているので、この本を読めば、特定の国や地域ごとの歴史の流れや人物・出来事などの前後関係がすっきりと分かります。
読み物としても面白い
この本は、上述のように、断片的な記述が多い世界史の教科書を補う参考書としてとても有意義です。 また、興味深いトピックも沢山掲載されているので、受験生の皆さんには読み物としても面白く(大人の僕でもとても面白く読めました!)、その分内容が頭に入りやすいです。
2. ヨコから見る世界史
学研・税別1,200円・齋藤整著
当社にある本の表紙
同・目次
同・中身の例1
同・中身の例2
年代毎に東西を横断して
この参考書は、時代を大きく「古代」・「中世」・「近代」・「現代」の4つに分け、その4時代それぞれを年代順に3~7単元に分けて、世界の東西を横断した形で国家や人々の動きを記述しています。 ですから、この本を読めば、同時代の東西の国家の関係やその相互作用・人々の動きなどがよく分かります。
好きこそものの上手なれ
加えて、この本にも「タテから~」と同様に興味深いトピックが沢山掲載されており、これもまた受験生の皆さんには面白い読み物になっています。 「好きこそものの上手なれ」ということわざの通り、義務感からではなく面白いと思ってこういった参考書を読めば、歴史上の出来事やその年代も自然に頭に入ってきます。
3. 2冊併せて読むことをお勧めします!
この「タテから見る世界史」と「ヨコから見る世界史」は、2冊併せて読むことをお勧めします。 そうすれば、世界史のタテの流れ(出来事の流れや前後関係など)とヨコの動き(東西間の相互作用など)を有機的に組み合わせて見られるようになり、東京大学など難関大学の入学試験にも対応出来るようになります。
この2冊、どちらも歴史の参考書としてはずいぶんとコンパクトですが、世界史の学力を向上させるのには大いに役立つはずなので、力を込めて受験生の皆さんにお薦めします。