参考書「タテから見る世界史」&「ヨコから見る世界史」
受験生の皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。
今日は、皆さんの成績UPに役立つ「世界史B」の参考書を2冊まとめてご紹介します。「世界史B」で受験する方は、ぜひ最後までご覧下さい。
1. タテから見る世界史
学研・税別1,200円・齋藤整著
当社にある本の表紙
同・目次
同・中身の例1
同・中身の例2
地域別に一気通貫で記述
この参考書は、世界史の流れを「中東」・「東南アジア」・「東欧」などのような「地域」別や「国(ヨーロッパの国々や中国)」別に、古代から現代まで一気通貫で記述しています。 そして、見やすい図表も入っているので、この本を読めば、特定の国や地域ごとの歴史の流れや人物・出来事などの前後関係がすっきりと分かります。
読み物としても面白い
この本は、上述のように、断片的な記述が多い世界史の教科書を補う参考書としてとても有意義です。 また、興味深いトピックも沢山掲載されているので、受験生の皆さんには読み物としても面白く(大人の僕でもとても面白く読めました!)、その分内容が頭に入りやすいです。
2. ヨコから見る世界史
学研・税別1,200円・齋藤整著
当社にある本の表紙
同・目次
同・中身の例1
同・中身の例2
年代毎に東西を横断して
この参考書は、時代を大きく「古代」・「中世」・「近代」・「現代」の4つに分け、その4時代それぞれを年代順に3~7単元に分けて、世界の東西を横断した形で国家や人々の動きを記述しています。 ですから、この本を読めば、同時代の東西の国家の関係やその相互作用・人々の動きなどがよく分かります。
好きこそものの上手なれ
加えて、この本にも「タテから~」と同様に興味深いトピックが沢山掲載されており、これもまた受験生の皆さんには面白い読み物になっています。 「好きこそものの上手なれ」ということわざの通り、義務感からではなく面白いと思ってこういった参考書を読めば、歴史上の出来事やその年代も自然に頭に入ってきます。
3. 2冊併せて読むことをお勧めします!
この「タテから見る世界史」と「ヨコから見る世界史」は、2冊併せて読むことをお勧めします。 そうすれば、世界史のタテの流れ(出来事の流れや前後関係など)とヨコの動き(東西間の相互作用など)を有機的に組み合わせて見られるようになり、東京大学など難関大学の入学試験にも対応出来るようになります。
この2冊、どちらも歴史の参考書としてはずいぶんとコンパクトですが、世界史の学力を向上させるのには大いに役立つはずなので、力を込めて受験生の皆さんにお薦めします。