家庭教師会社社長お薦め:高校「英単語」参考書×2
仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。
1. 単語は文章の中で覚える
今日は、高校生が「英単語」を覚えるためにはとても良い参考書×4(2024年6月:4冊とも最新版に更新済)をご紹介します。 いずれの本も、「単語は文章の中で覚える・用法も一緒に覚える」という方針の基に書かれており、当社の方針や大学院生の時に留学している僕の経験とも合致します。
まずは4冊とも買ってみて
これらの参考書はどれも1,000円台と安いものなので、4冊とも購入することをお勧めします。 取り敢えず全部買って、それぞれを多少なりとも使ってみて、それから自分に合うものを1~2冊選んで、それを深掘りすれば良いかと思います。
2. 速読英単語「必修編」改訂第7版増補版
風早寛著
Z会・税込1,540円
速読英単語「上級編」改訂第5版
風早寛著
Z会・税込1,650円
これらの本では、ある程度長さのある英文(各1ページ)の中で、単語を数個~10数個ずつ覚えるようになっています。
この「名門進学会」のサイト中「楽々合格勉強法 in 仙台」にも書いたように、単語だけを抜き出して覚えようとすると、その単調さにすぐ挫折してしまいます。 また、更に具合の悪いことには、その勉強方法では単語の用法も身に付きません。
理にかなった参考書
ですから、これらの本のように「英文の中で単語を覚える」ということは、非常に理にかなっています。 更に、単語の羅列を見続けるのと違い、変化に富んだ英文を読んでいくので飽きません。 もちろん、単語の用法も身に付きます。 皆さんも是非やってみて下さい。
3. システム英単語・5訂版
霜康司・刀祢雅彦著
駿台文庫・税込1,100円
システム英単語Basic・5訂版
霜康司・刀祢雅彦著
駿台文庫・税込1,100円
これらの本は、Amazonでもよく売れています。 これらの本の最大の売りは、前書きにもあるように、最小限のフレーズ(著者たちは、ミニマル・フレーズと称しています)の中で単語の意味と用法を覚えられることです。
効率的でかつ用法も
当然のことながら、単語だけを抜き出して覚えるよりは用法も覚えられるこの本の方がずっと良いですし、上記 1. の「速読英単語」のような長文の中で覚えるものよりも効率的です。 ただし、黙々とフレーズのみを読み込んで覚えていくのは辛いので、「速読英単語」と違い途中で挫折しないためにはかなりの精神力を要します。