尚絅学院高校:国語の「合格勉強法 & お薦めの参考書」
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。
1. 前書き
今日は、尚絅学院高校を目指す受験生とその親御さんのために、国語の「合格勉強法&お薦めの参考書」をご紹介します。 お役に立ちますので、該当する方は最後までお読み下さい。
2. 過去問の入手と演習
過去問は同校のホームページに掲載されているので、受験年度の早い時期に入手(プリントアウト)して下さい。 そして、すぐに一度解いて下さい。 中学3年生の早い時期であれば余り解けないかも知れませんが、別に目的があるのでそれはほとんど気にする必要がありません。
2025年・A日程入試問題の一部
的を絞った勉強が出来る
その目的とは、生徒さんに早い時期に一度過去問を解いてもらうことによって、同校入試ではどのような問題が出題されているのかを把握してもらうことです。 なぜならば、出題傾向を把握出来れば、その後はそれに合わせて的を絞った勉強をすることが出来るからです。
3. 長文読解対策
くもん出版・税込1,540円
長文読解の比重が大きい
同校の国語の入試問題では、年度によって問題文が長い大問が2つまたは3つ(その内の少なくとも1つの問題文はかなり長い)出題されており、それらの中の小問の合計数も10数個から20個くらいと多く、長文読解の比重が大きくなっています。 ですから、十分な時間を掛けてその対策をしておく必要があります。
試験の場で使えるように
そのために、まずは、長文の読み取り方が分かりやすく書いてある参考書を演習しながら熟読して、その内容を自分の頭に定着させて下さい。 そうしてから何度も実際の問題を解いて、頭に定着させた長文の読み取り方を試験の場で使えるようにしておいて下さい。
なお、ここでお薦めの参考書・問題集は、上の画像のものです。 小説と論説文に分けてそれぞれの読解方法が分かりやすく述べられ、かつ十分な数の演習問題も載っています。
4. 古文・漢文対策
文理・税込1,430円
古文・漢文は大問1つ出題
同校の国語の入試問題では、A・Bの日程によって古文または漢文が大問1つ(その中の小問は4つ)出題されます。 古文や漢文の問題は、長文読解と比べて小問数がずっと少ないのでそれほど時間を掛けて勉強する必要はありませんが、上の参考書の古文・漢文の分野を2~3回やっておくことをお勧めします。
5. 漢字対策
文理・税込1,430円
小問6個または10個出題
漢字の読み書きは、2023年の入試までは単独の大問が1つ(その中の小問数は10)、2024年の入試では読解問題の中で小問が6つ出題されているので、対策をしておくに越したことはありません。 そのための参考書・問題集として、上のものがお薦めです(この本は、まとめ的な参考書しても有用です)。
6. 最後は過去問を解きまくる
最後に、入試まであと3か月になったら、その後は過去問を解きまくって下さい。 同校のホームページからダウンロードできるすべての過去問を、何度も隈なく解いて下さい。 特に、特別進学コースを狙う生徒さんは、家庭教師などに教えてもらってでも、出来ない問題がほとんど無くなるまで繰り返し解いて下さい。