家庭教師会社社長お薦め:高校「英単語」参考書×2
仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。
1. 単語は文章の中で覚える
今日は、高校生が「英単語」を覚えるためにはとても良い参考書×2をご紹介します。 いずれの本も、「単語は文章の中で覚える・用法も一緒に覚える」という方針の基に書かれており、当社の方針や大学院生の時に留学している僕の経験とも合致します。
まずは2冊とも買ってみて
下記の参考書はどちらも1,000円前後と安いものですので、2冊とも購入することをお勧めします。 取り敢えず両方買って、どちらもある程度使ってみて、それから自分に合う1冊を愛用すれば良いかと思います。
2. 速読英単語
風早寛著
Z会・税別900円
同・目次
同・活用法ページ
同・英文和訳ページ
同・単語解説ページ
この本では、ある程度長さのある英文(各1ページ)の中で、単語を数個~10数個ずつ覚えるようになっています。
この「名門進学会」のサイト中「やすしの合格勉強法」にも書いたように、単語だけを抜き出して覚えようとすると、その単調さにすぐ挫折してしまいます。 また、更に具合の悪いことには、その勉強方法では単語の用法も身に付きません。
理にかなった参考書
ですから、この本のように「英文の中で単語を覚える」ということは、非常に理にかなっています。 更に、単語の羅列を見続けるのと違い、変化に富んだ英文を読んでいくので飽きません。 もちろん、単語の用法も身に付きます。 皆さんも是非やってみて下さい。
3. システム英単語
霜康司・刀祢雅彦著
駿台文庫・税別1,000円
同・目次
同・利用法ページ
同・フレーズ・ページ
この本は、Amazonでもよく売れています。 この本の最大の売りは、前書きにもあるように、最小限のフレーズ(著者たちは、ミニマル・フレーズと称しています)の中で単語の意味と用法を覚えられることです。
効率的でかつ用法も
当然のことながら、単語を抜き出して覚えるよりは用法も覚えられるこの本の方がずっと良いですし、上記 1. のような長文中で覚えるよりも効率的です。 ただし、黙々とフレーズのみを読んで覚えていくのは辛いので、1. と違い、途中で挫折しないためにはかなりの精神力を要します。