家庭教師の仙台ブログ

帝大医学科生家庭教師が教える「物理の勉強法 with 問題集」

 皆さん、こんにちは! 仙台市の『名門進学会』家庭教師で東北大学医学部医学科2年の金子茉央(かねこ まお)です。

  

1. 少しずつ涼しくなってきましたね!  
 残暑を残しつつも、少しずつ涼しくなってきましたね! よく、エアコンを付けるか付けないかの葛藤に悩まされています(笑)。 蒸し暑いのが何よりも苦手な私にとって、秋は待ちわびた季節です。 今からすでに、紅葉が楽しみですね!

去年の秋の日帰り温泉の時
  

   2年前を振り返ると  
 2年前の今の時期を振り返ると、夏に固めた基礎を元に過去問に手をつけて、志望校と自分の実力を比べながら理数系を強化していったことを思い出します。 もし夏に基礎が固められなかった人は、今からでも遅くないです! 標準問題を解けるようにしていって下さい。

2. 物理の勉強法をお教えします
 さて、今日は、私がどのように物理を勉強していったかをお話しします。 まず、問題集についてです。 私が夏から受験期までに仕上げていった問題集は、2つあります。 1つ目は重要問題集(数研出版・下に写真あり)、2つ目は標準問題精講(中川雅夫著・旺文社・下に写真あり)です。

  A. 問題集の内容は
 「重要問題集」は難関大学の標準問題を集めた良質な問題集で、公式の確認問題から典型問題、少し発展内容も含まれています。 夏の間はこれをメインに解いていました。

 「標準問題精講」とは、標準問題という名前に騙されると痛い目を見る、東大・京大・東工大の入試問題を集めた見事な難問集です。 初めは手も足も出なかったのですが、その分解けた時の喜びは物凄かったです。

物理重要問題集
  
  
同・目次
  
  
同・中身
  
  
物理標準問題精講
  
  
同・目次
   
   
同・中身
  
   
 ここで注意すべき点は、問題集は並行してやってはならないということです。 今自分の持っている問題集をきちんと仕上げてから、次の問題集に進んで下さい。

  B. 問題集選びは大事
 また、問題集選びはすごく大事です。 全部解ける問題集では力が付きませんし、逆に全く解けない問題集では嫌になってしまいます。 自分のレベルに合っていること、解説がしっかりしていること、あとはレビューを見たりしながら自分との相性をきちんと吟味することが大事です。

 物理は、学校の授業に沿った勉強を行っていました。 一番時間を掛けたのは、習った公式の理解です。 公式の導入方法から遡って考えて、初めの方の演習問題では問題で求められてなくても自分で導出するようにしていました。

  C. 公式を理解し演習を繰り返す
 基本問題を解きながらどうしてその公式を使うのか理解した後は、授業の演習プリントを使って問題に慣れ、出来るだけ重要問題集の問題も並行して解いていました。 物理はとにかく、公式の理解→演習→演習→…→演習です! 問題を沢山解いて、アウトプットに慣れていって下さい。

  D. 過去問を解くことも大事
 また、東北大学のように理数系の難易度が高いと言われている大学の場合は、過去問を解くことも大事です。 問題の傾向を掴みながら、必要な所を重点的に問題集で解いていきました。 駿台や河合塾などで定期的に行われる大学別模試もとても参考になりますので、ぜひ受けてみてください。

 以上が、私の物理の勉強方法です。 あくまで1個人の勉強法ではありますが、少しでも参考にして頂けたら幸いです! 受験科目の中で一番好きになれたのが、物理でした。 今、物理を勉強することが少なくなってしまったことが少し悲しいです…(笑!)

 最後まで読んで頂きまして、有り難うございました!
  


家庭教師の教え7・理科その1「中学理科&高校物理」

 皆様、こんにちは。 仙台市の「名門進学会」家庭教師・日置 薫(ひおき かおる)です。

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 今回は、「理科の勉強法その1」です。 理科は、中学生と高校生で力の掛け方が非常大きく違ってくるので、分けてそれぞれ説明します。

1. 理科・中学生 
 まずは、中学生の受験における理科からです。 中学生は大変ですが、物理も化学も生物もやらなければなりませんね。 しかし、範囲が広い分、内容は浅いです。 苦手なところもあっさりとやっていければ問題ないです。

理科室
  
  
   得意な分野を伸ばす  
 とはいえ、その中でも得意な分野、苦手な分野があるかと思います。 ここで、最初に書いた通り、得意なところは伸ばしていきましょう。 別に、全部の分野を7割で揃える必要は、全くもってないわけです。

 物理が得意なら、生物や化学で6割でも、得意の物理で9割取れれば、全体では7割程度に収まるわけです。

   全部を完璧にできる必要はない 
 実際に指導してきた生徒さんでも、そのような子がいました。 化学と物理は面白いと思ってできるものの、生物や地学のところはさっぱり、といった感じでした。

 しかし、苦手な分野は無理して教えず、学校のことだけきちんとやれるようにして、得意の化学と物理できちんと点数を取れるように応用問題まで指導したところ、全体で7~8割で安定してくれました。

   得意な分野があれば 
 このように、範囲は広いものの、得意な分野があれば、全部を完璧にやれなくてもある程度の点数で落ち着きます。

 受験は理科のみではなく、全体の総合点で勝負するものなので、自分の志望校の最低合格点を確保するつもりで計算していきましょう。 さらに高みを目指す方は個人的に色々と勉強法をお教えしたいです。
  
2. 理科・高校生
●受験時の選択の幅を広く持つために
 次に高校生の理科の指導です。 高校生では前にも書いた通り、基本的には理系の生徒さんしか教えてきていないので、理系の子向けのお話になります。
 
 高校では、理系文系と別れた後は、理科は2科目選ぶのが普通かと思います。 まずはその勉強が大事なのですが、志望校、受験校が決まっている生徒さんは、そこの求めているものに早いうちから対応させましょう。

   色々なパターンがあるが 
 二次試験で理科が一科目だけでいい場合もありますし、センター試験で理科が必要なだけの場合もあります。 逆にセンター試験では必要ないけど、二次試験で理科が二科目必要な場合もあります。 色々なパターンがありますが、広く対応できるようにしましょう。

受験日の朝
  
  
   選択肢は狭めないように 
 「志望校一校しか受けない!」という強い意志の持ち主ならいいのですが、たいていは何校か受けることとなるでしょう。 その場合に、考えうるどのパターンでも対応できるようにしましょう。

 例えば、志望校は二次試験で理科1科目だけど、受験を考えている別のところでは二次試験で理科2科目必要となる、という場合にはきちんと理科2科目勉強しておいた方が良いでしょう。

   直前ならまだしも 
 選択肢を、自らの手で狭めてしまうことになってしまいますからね。 選択肢は少ないより多いに越したことはありません。 直前になって考えるならまだしも、半年以上前から考えることではないでしょう。

 早くから考えてしまうのは、その志望校しかいきたくない、という強い意志とも取れますが、一方では、あまり勉強を増やしたくないという逃げとも取れます。 後悔しないためにも、早くから決めずに、広めに勉強しましょうね。
 
 さて、次に科目別に紹介していきます。

3. 理科・物理
 僕の場合は、化学、物理の組み合わせで受験しているため、生物は中学校で習った知識が最後となっており、高校受験ではあまり役立たないものなので、実際に生物を受験で使った人に聞くのが良いと思います。 ですから、生物に関しては割愛させていただきます。

   公式が少ない
 物理からいきましょう。 物理は、大学受験の科目の中で最も公式が少ない科目なのではないでしょうか。 公式が最も少ないということは、丸暗記することが少ないということです これは受験生にとっては非常にハッピーなことですね!

   満点を取りに行ける 
 だから、物理は、極めれば、大学受験の科目では、確実に満点を取りに行ける科目とも言われます(自分は取ったことないですが)。 でも、そう言われる理由は、何となくわかります。 内容を理解してしまえば、やはり点数は取りやすいです。

   大きくは4分野 
 力学、電磁気、波動、熱力学、と、大きく4つの分野から構成されますが、熱力学は最も点数が逃げて行かないところです。 理解さえしてしまえば、計算さえ間違えなければまず安心して試験に臨めます。

 まず、そのような状態に近づくために、授業で大体の内容を把握してきてください。 そうすれば、あとはこちらで少し手を加えて、問題を解かせれば大丈夫です。

   力学 
 他に大事なのは、力学です。 力学の基本知識は、電磁気、波動にも使えるものとなってきます。 そのため、力学をおろそかにしていると、電磁気も波動もわからないところが増えてしまうわけです。

力学の父・ニュートン
 
 
 力学の中では、円運動、単振動のあたりが肝となります。 したがって、物理でつまづくポイントは力学の円運動、単振動にあるかと思われます。

   電磁気 
 電磁気が出来ないという生徒さんは多数いるのですが、実際に聞いてみると、単振動のあたりから理解がまともに進んでいない場合が多いです。 単振動では、単純な上下のバネ運動だけのものから、応用問題では、斜めの坂の上で摩擦も考えなければならないものまであります。

     単振動でも公式は少ない
 しかし、ここで思い出して欲しいのは、公式自体は少ないということ。 それはこの単振動の分野にも当てはまります。 公式が少ないということは、根本的な考え方・解き方は少ないわけです。 結局のところ、少ない公式を用いて解いていかなければならないわけですからね。

   ポイントだけ抑えて解く
 ですから、単振動では幾つかのポイントだけ抑えて解いていく、ということを意識してください。 そして、みんなが苦手と思っている単振動をものにできれば、電磁気や波動にも応用できるため、とても大きな力となります。

 今までの生徒さんでも、単振動を理解することで、物理はそんなに難しくない、と思うことができるようになり苦手意識がなくなった子は何人かいました。 皆さんも、きちんと根本の理解をするようにしましょう。 公式が少ない分、内容をきちんと理解してしまえば物理は怖くないのです。
  


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