家庭教師の仙台ブログ

受験生の「心の安定」に:脳内物質「セロトニン」

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。

  
  
1. 心を安定させる脳内物質「セロトニン」
 受験生の皆さんは、間近に迫ってきた試験を前にして、日々精神的にも重圧を感じていることと思います。 そこで今日は、そういったストレスフルな生活をしている皆さんの心を安定させる脳内物質「セロトニン」と、その出し方をご紹介します。

   「セロトニン」とは?
 「セロトニン」は、人間の体の中でも特に脳内や腸に存在するホルモンです。 脳内でのセロトニンは、欲望のホルモン「ドーパミン」や興奮のホルモン「ノルアドレナリン」の暴走を抑える働きがあります。 また、セロトニンが脳内で枯渇すると、うつ病になる可能性が高まります。

セロトニン・化学構造式
  
  
   受験生には特に必要
 ですから、脳内にこのセロトニンが十分に分泌されていると、心が穏やかになり、ストレスを感じにくくなります。 日々受験のストレスを強く感じている小・中・高生の皆さんには、セロトニンはこうした理由から特に必要な脳内物質です。
  
2. セロトニンの出し方
 次に、上記のように心の平静を保つために重要なホルモン「セロトニン」をたくさん出すための方法の中で、「簡単に出来て特に効果的なもの3点」をお教えします。

 A. 日光を浴びる
    
 明るい日光を5分くらい(長過ぎは逆効果!)浴びると、脳内でセロトニンが分泌されます。 朝に日光を浴びると、その時に分泌されたセロトニンが夜に睡眠促進物質メラトニンに変わって、睡眠の具合をも良くします。

 B. 腹式深呼吸をする
    
 横隔膜を上下に動かして(これが大事です!)腹式で深呼吸を繰り返すと、セロトニンが分泌されます。 これをやり始めると、間もなく気持ちが良くなり、心が穏やかになってきます。

 C. ウォーキングをする
    
 セロトニンは、リズム運動をすることでも分泌されます。 その中でも特にお薦めなのは、ウォーキングです。 腕を振りながら速足で20分くらい歩くととても気持ちが良くなり、その後の受験勉強も気持ち良くすいすいとはかどります。 また、ウォーキングは、健康増進やコロナ太り解消といった肉体的効果もあります。

3. 上記の効果を実感中!
 当社は、現在コロナの影響を受けて大変な状態なので、僕も仕事上ストレスを感じる日々を過ごしています。 そうした中で、僕も、上記「2.」の3つの方法でセロトニンを出しています。

 そうすると、ストレスが緩和され心がスーッと穏やかになります。 特に、体を動かすウォーキングを行うと、心が落ち着くのみならず頭の働きも良くなり、その後の仕事の生産性が大きく上がります。

   受験生も同じ効果を
 もちろん、日々強いストレスを受けている受験生の皆さんも、上記「2.」の3つの方法を行うことによって、僕と同じような効果が得られるはずです。 どうかお試し下さい。 日々の受験生活が楽になりますよ!
   



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