家庭教師の仙台ブログ

仙台市立中学校・定期試験で間違えた箇所の復習方法

 皆さん、こんにちは。 仙台市の「名門進学会」家庭教師で、東北大学医学部医学科2年の新田 美緒(にった みお)です。

  
      
 今日は、定期試験で間違えた箇所の復習方法について書きます。 仙台市立中学校の生徒さんにはとても役立つ内容になっているので、親御さんともども最後までご覧下さい。

1. 定期試験の復習が重要な理由
 定期試験は、年に数回行われる「それぞれの範囲の理解度を確認し成績を判定するテスト」ですよね。 順位や点数に一喜一憂して、間違えた個所をそのままにしている生徒さんはいないでしょうか?

   受験勉強をスムーズに進めていくためにも   
 毎回の定期試験の間違いをそのまま放置していくと、いざ受験勉強を始めるとなったときに、知識の抜けが多過ぎて、どこから手を付けたらよいのかわからない状態になってしまいます。 受験勉強をスムーズに進めていくためにも、定期試験のたびに間違えた個所をしっかり復習し、理解が不十分な点を無くしておきましょう。

2. 具体的な復習方法
 A. 間違えた箇所の答えを確認する
  まず初めに模範解答を見て、正解を確認しましょう。

 B. なぜ間違えたのか分析する
 自分の誤答と正解を見比べて、なぜ間違えてしまったのか分析しましょう。 ケアレスミスだからとスルーしがちな計算や単位のミスも、軽く流してしまわずに分析し、自分のミスの傾向を知ることで、再び同様の問題に出会ったときに特に注意して取り組むことが出来、結果的にミスを減らすことにつながります。

 C. 教科書に戻って理解を確実にする
 特に、空欄で提出した問題や分析の結果基本の抜けが見つかった箇所は、該当範囲の教科書や参考書を読み直して、正しい知識をインプットしましょう。 教科書を読むときは、目で追うだけでなく、3回ほど音読するのがおすすめです。

教科書の例・中学3年英語
  
  
 1回目はさらっと読んで全体像を確認する、2回目に重要なところにマーカーペンなどで線を引きながら読む、3回目に自分が理解できているか確認しながら音読する、というふうに、音読方法も3回それぞれ変化させると良いです。 まとめの文章などは、目をつぶっても言えるようになると理想的です。

 D. 例題やワークなどを使って類題を演習する
 インプットが終わって理解できたと感じたら、次はアウトプットの練習です。 類題を解くことで、さらに理解が深まります。

 E. 再び同じ問題を解きなおしてみる
 ここまで復習出来たら、すこし時間を空けて再び間違えた問題に取り組んでみましょう。 すらすらと解けるようになっていたら、復習完了です。 余裕のある生徒さんは、試験時にスムーズに解けなかった問題についても同様に復習したり、試験範囲内の少しハイレベルな問題にチャレンジしたりすると、なおさら良いです。

3. 最後に
 今回は、定期試験の復習方法について書きました。 この方法を参考に、定期試験のたびにしっかり復習を行って、各単元の理解を確実にしていくように心がけましょう! なお、自分だけでは上手く復習できない時には、私たち「名門進学会」の家庭教師もお手伝いしますので、ご希望の方は会社までご連絡下さい。
   



科目別「予習」&「復習」の最適な時間配分は?

 受験生の皆さん、お久しぶりです! 仙台市の『名門進学会』家庭教師で「東北大学医学部医学科」3年の金子 茉央(かねこ まお)です。

  
  
1.「予習」or「復習」
 自分自身の勉強の経験と色んな人に勉強を教えた経験から、最近ふと気づいたことがあります。 それは、自分自身の勉強時間をどのくらい「予習」と「復習」に割くかが人によって違う、ということです。 勉強スタイルは人それぞれですが、私が大事だと思った「勉強時間の配分」についてお話します。

2. 3段階の勉強サイクル
 理想の勉強サイクルとは、予習をする・授業時間内で理解して間違いを正す・復習をする、という3段階で学習をすることです。 まあ、行うのが難しいから理想というのですが… 要領が良くて全科目で十分にこれらを行う余裕のある人は、ぜひやってみて欲しいです。

教科書を読んでの予習
  
   
 多分、飛躍的に成績は伸びるし、勉強に困ることは少なくなると思います。 しかし、大抵の人はそんな時間ないと思います。 少なくとも、私が「多分」と書いたのは、自分ではその余裕がなかったからです。 時間の無い皆さんは、科目ごとにメリハリをつけることをお勧めします。
    
3. 科目別優先順位
 A. 国語
 正直言って、あまり勉強時間を割いた覚えがないです(文系の皆さんには参考にならないかもしれません)。 ですが、3段階の中で一番大事にしていたのは、授業内での先生の解説です。 国語は、文章内の手がかりからどう文章を解釈していくか、考察していくかの科目ですので、先生の解釈の根拠を知ることが大事です。 授業中のメモが、テスト前に生きてきます。

 B. 数学
 理系ですので、一番時間を割いていました。 数学は、3段階の中で圧倒的に復習が大事です。 私は、一番効率的な解き方や公式の導出を知らずにゴリゴリ解くのが嫌いだったので、新しい問題を習う時に予習はあえてほとんどしませんでした。

 授業時間は、公式のインプットです。 ですが、数学はアウトプットできなくては立ち行きません。 そして、アウトプットに必要なのは演習です。 私の高校では、問題集があらかじめ配布されていたので、授業で習った範囲の問題集を解くようにしていました。

問題集を解いたノート
 
 
 C. 理科
 理科も同様に、復習に時間を最も割いていました。 でも、結構授業時間内の学習が大事です。 先生がその科目へ情熱を語る人だったら、言ったことは全部メモしましょう。

 理科は日常生活と深く結びついているので、問題を解きながら、あのことだなと思えると記憶の定着率が全く異なります。 面白いと思った人の勝ちです。 物理や化学は問題を解けるようにしなくてはならないので、アウトプット出来るように沢山復習して下さい。

 D. 社会
 私は、授業時間の学習を一番大事にしていました。 また、暗記科目なので、家に帰った後一度は目を通すとテスト前少し楽になります。 ただ、あまり時間は割くことは出来ませんでした。

 E. 英語
 予習が一番大事です。 個人的な意見ですが、答え(和訳等)を知ってしまった後の復習はそんなに意味がないと思っています。

英語の教科書の例


 予習段階で自分の力で構文を読み解き意味を考え、授業時間内で答え合わせをして、自分でしてきた和訳との食い違いを知るのが勉強の流れです。 逆に、予習をしなければクイズの答えを延々に聞いているだけになりますから、授業の価値が半減してしまうと思います。

4. 限られた勉強時間を有効に
 いかがでしたでしょうか? 私は、短い高校生活、ただ勉強だけに時間を費やすのはもったいないので、部活や他の経験をしていくことはとても大事なことだと思っています。 とは言え、もちろん勉強も大事なわけで、両立するためには限られた勉強時間をどう配分していくかを考えなくてはなりません。 大事な要素をきちんと押さえて勉強する必要があります。

 その時に、このブログが参考になれば幸いです。 受験生の皆さん、最後まで読んで頂き有り難うございました!
   



アーカイブ

やすしの合格勉強法
「宮城県立高校入試」合格勉強法
「仙台二華中学校」合格勉強法

会社概要


Copyright(c) 名門進学会 All rights reserved.

Copyright (C). 家庭教師の仙台ブログ All Rights Reserved.