医学生が教える:受験生の「不安」への対策
皆さん、こんにちは。 「名門進学会」家庭教師で医学科生の浅野早織(あさの さおり)です。
今日は、受験生の皆さんの「不安」への対策について述べます。 お役に立てると思いますので、最後までご覧下さい。(以下2026年3月に加筆・修正済)
<自分がやってきたことの確認を!>
「どうせ私なんか」「元々の頭が良くないから」「頑張ったところで」といった言葉を思わず言ってしまう生徒さんを見ると、昔の自分を見ているようで胸がぎゅっと締め付けられます。
1. 今までの頑張りを実感しよう
「ポジティブにならなきゃ!」とか「頑張って!」という言葉が時には本当に辛いことがあるのも、よくわかります。 そんな時は、今までやってきた問題集を眺めてみたり、今までのノートをパラパラ見てみましょう。「ああ、こんなに頑張ってきたんだ。 この頃と比べるとだいぶ成長したな。」と思えることを見つけましょう。
勉強してきたノート
2. 受験生に不安はよくある
私が指導させて頂いた生徒さんも、受験直前期に不安や焦りから全く勉強に集中できなくなってしまって、話を聞くと「きっと失敗する。うまくいかない。」や「自分にはできない。」と弱気なことを言っていました。
ご家族の方も、「最近、受験が近づいてきて緊張もあるのか元気が無くて。」と心配されていました。 指導時間中にも、問題を間違えたり分からないことがあったりするとものすごく不安そうになって、落ち着かない様子でした。
3. やってきたことを再確認する
せっかくここまで一生懸命やってきたのに、このままではまずいと思い、生徒さんと二人で今までやってきた問題集やノート・模試の結果を再確認しました。 本当に一生懸命やってきた生徒さんだったのでノートや問題集は書き込みでいっぱいでしたし、成績も徐々にではありますが上がってきているのもよく分かりました。
4. 気持ちが前向きになって
一つずつ「この時の試験はこれすら間違えていたね。」とか「この時は、すごく頑張って良い点とったよね。」とか話しながら、今までの努力の結果を確認してきました。 そうしているうちに、少しずつ生徒さんの表情も明るくなってきて、「まだまだ、頑張れそうです。」と指導時間の最後に言ってもらえました。
5. 勉強の「記録ノート」を書く
こうやって今までのノートや成績を見直すのも良いですが、自信がなくてネガティブになってしまいがちな生徒さんには、今までの努力を見直すのに便利な勉強の「記録ノート」を書くのを勧めていました。
終えた所に付箋を付けて
私は、浪人していた時不安になることが多く、先ほどの生徒さんのように何度も何度も自分の今までのノートや成績を見たりしていました。 それでも不安で毎日の勉強に集中できなくなってしまった時期があり、この勉強の「記録ノート」を始めました。
6.「記録ノート」の内容
内容は簡単で、最初1ページ目に目標を書き(「〜大学合格」や「〜になる」など)、そのあとに続くページにやらなくてはならない事柄を書きました。
その後のページは、見開き1ページを使って、1週間の表を貼り付け、科目別勉強時間・何をやったか・1日何時間勉強したかを書いていました。 また、99時間まで計測可能なストップウォッチを使って何時間勉強したか測り、1日の最後にそのノートに書き込んでいました。
7. 勉強時間の把握も自信に
もちろん、勉強は掛けた時間だけでなく質も大切ですが、自分がやってきた勉強時間を把握し自信に繋げるのもとても有効です。 そのノートを常に持ち歩いて、「自分はこれだけ頑張ってきたんだ。」とか、「自分の目標は〜なんだ。そのためには〜をしなくてはいけないんだ。」とすぐに確認出来るようにしてきました。
勉強時間を積み上げる
私自身は、これが非常に励みになって頑張ることができました。 未だに捨てられずに大切にとってあります。 そして、その勉強の「記録ノート」を指導する生徒さんにもよく見せていました。
8. 無理に前向きになろうとしない
不安になる時には、無理に前向きになろうとせず、今まで自分が頑張ってきたことの確認をしましょう。 これを読んでいる方の中で不安のあまり勉強に集中できないという方がいたら、上述のように勉強の「記録ノート」を書いてみることをお勧めします。
9. 視野が狭くなってしまい
また、自分のことで精一杯になってしまってネガティブな事を考えている時は、視野が狭くなっていることが多いです。 私自身もネガティブな事を考えてばかりいて視野が狭くなり、自分を支えてくれる家族や友人に対してそっけない態度をとったり心配をさせてしまうような行動を取ったりしてしまいました。
10. 周りの支えてくれる人を見る
当時は、私自身が精一杯でそんな風に考えることができなかったのですが、今振り返ってみると、家族や学校の先生、一緒に勉強している仲間などが、そんな私を必死で勇気付けよう、支えようとしてくれていました。
勉強仲間と
もちろん受験は大変でしたし勉強が辛い時もありましたが、こうして今振り返ってみると、夢のために周りの人が支えてくれていた、見守ってくれていた幸せな時間だったのかもしれないと思えるようになりました。
11. 周りを見渡して下さい
ネガティブな思いでいっぱいになったり、勉強が嫌になったり自分に自信がなくなったときこそ、一呼吸おいて自分の周りを見渡してみて下さい。
「辛い!辛い!」とばかり思っていた自分から一歩引いて客観的に自分を見ると、「まだ、頑張れるかな。」とか「勉強できる環境、チャレンジできる環境にいることが出来て有難いなあ。」と思えるようになるかも知れません。









