仙台・令和5年度市内主要中学校入試の結果
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。
1. 前書き
今日は、仙台市内の難易度が高い3つの中学校 仙台二華・仙台青陵・東北学院 の令和5年度入試結果のまとめと、入試問題などから見えてくる各中学校の特徴についてお話しします。 お子さんのこれらの中学校受験を考えておられる親御さんは、ぜひ最後までご覧下さい。
2. 仙台二華中学校
まず最初に、宮城県内最難関の中学校である「仙台二華中学校」の入試についてお話しします。
出願者数:421 受験者数:418 合格者数:105 実倍率:3.98倍
ほほ例年通り4倍前後の倍率となっています。 二華中学校の入試は、受験者の思考能力と読解力を問う非常に良い問題が出題されており、かつ当社の生徒さん達(二華中生・二華高生)の話しなどを併せると、同校の先生のレベルの高さがうかがえます。
なお、10年分の過去問集が例年5月末に出ますので、志望者の親御さんは必ず購入して(Amazonなどで普通に買えます)お子さんに全問を何度も解かせて下さい。 受験年度における過去問演習の繰り返しは、合格のためには必須の作業です。
当社にある仙台二華中学校過去問集
二華高校からは難関大学に
また、「仙台二華高校」からは、難関の「東京大学」や「東北大学医学部医学科」に王者仙台二高に次ぐ合格者を出しています。 この進学実績は、二華中学校の入試が良く機能していることと中高一貫校教育のメリットによるものが大きいと考えられ、同校に中学校から入学する価値を高めています。
3. 仙台青陵中等教育学校
次に、仙台市内のもう一つの公立中高一貫校である「仙台青陵中等教育学校」の入試についてお話しします。
出願者数:275 合格者数:140 倍率:1.96倍
こちらも、例年通り2倍弱の倍率となっています。 この学校も、受験生の思考能力と読解力を問う良問が出題されています。 10年分の過去問集は、やはり例年5月末に出ますので、志願者の親御さんは必ず購入してお子さんに全問を繰り返し解かせて下さい。
当社にある仙台青陵中等教育学校過去問集
4. 東北学院中学校
最後に、仙台市内の私立中学校では最難関の「東北学院中学校」の入試についてお話しします。 同校の場合色々な入試がありますが、全部を合わせた数字をお知らせします。
出願者数:331 合格者数:233 倍率:1.42倍
同校は、令和4年度から共学となり志願者数が大きく増加しましたが、今年は更にその傾向が強まっています。 また、同校の過去問は同校のHPで見ることが出来ますが、歴史のある大学の付属校ということもあってか仙台市内の私立中学校の中では一番しっかりとした入試問題になっています。
特別選抜コースで
同校は、当社の生徒さん達(同校生)の話しや入試問題の質の高さを考えると、仙台市内の私立中学校では一番良い先生がそろっていると考えられるます。 ですから、同校の特別選抜コースで一流大学を目指すのも良い選択かも知れません。 なお、同校の場合も、合格のためには、受験年度には繰り返し過去問演習を行って下さい。