受験生の皆さんへ:効果的な「暗記方法」
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。
今日は、悩める受験生の皆さんのために効果的な「暗記方法」をお教えします。 学習したことがすごく記憶に残る暗記方法が3つも書いてありますので、最後までご覧下さい。 ここに書いてある通りにやれば、成績UP間違い無しです。
1. インプットとアウトプットを交互に
以前にもこのブログに書きましたが、インプット(入力)するだけではそれがなかなか記憶に定着しません。 インプット後に頭をひねってアウトプット(出力)すると、インプットした内容が格段に良く記憶に定着します。
皆さんの場合、教科書を読むようなインプットとそれに対応する問題を解くようなアウトプットを交互に繰り返すと、学習した内容をとても良く覚えられます。 ですから、宿題として出された問題は、必ず解いておいて下さい。
アウトプット中!
2. チャンクを大きめに取る
ここで、チャンクとはかたまりのことです。 効率的に暗記するためには、暗記するチャンクをある程度大きめに取った方が良いです。 その理由は、チャンクを大きめに取れば、思い出す際のフック(引き金・きっかけ)が大きくなって思い出しやすくなるからです。
教科書丸暗記法は
この例としては、英単語を覚えるのに、「単語だけ抜き出して覚えるよりも、文章全体の中で英単語を覚える方が覚えやすい。」ということがあります。 この点で、僕が以前このブログに書いた「英語の教科書を丸暗記する方法」は、英語の成績向上のためには非常に優れた方法です。
3. 時間を置いてから繰り返す
当社の家庭教師で東北大学医学部医学科3年の金子茉央(かねこ まお)も以前このブログに書きましたが、暗記してから時間の経過とともにその内容を忘れていく度合をグラフにしたものがあり、それは発見した人の名前を取ってエビングハウスの忘却曲線と呼ばれています。
1日くらい間を置いて
これによると、ほとんどの人が、暗記をした1日後くらいにはその内容の大部分を忘れています。 ですから、「忘れかけた頃を見計らって1日くらい間を置きながら暗記を繰り返すと、短時間に集中して暗記を繰り返すよりもずっとよく覚えられる。」ということが言えます。