仙台・私立中学校合格のための参考書&問題集
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢 也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。
1. 前書き
仙台市内の私立中学校の3教科型入試には、教科書を超えたレベルの問題もある程度出題されます。 ですから、お子さんの合格のためには、教科書をきちんと理解させるのみならず、日頃からレベルの高い問題に対応している参考書と問題集で勉強させておく必要があります。
楽しく分かりやすいものを
今日は、そういった参考書と問題集の中で、各ページがカラフルなのでお子さんが楽しく学べて、かつレベルの高い部分でも説明が分かりやすいものを画像入りでご紹介します。 最後までご覧になって、お子さんに買ってあげる際の参考にして下さい。
2. 国語
仙台市内の大部分の私立中学校の国語の入試問題には、小学校6年生が読むものとしてはかなり長い文章の問題が出題されています。 ですから、それに対応した参考書で勉強し、長文問題が数多く載っている問題集で訓練する必要があります。
自由自在・国語参考書
受験研究社・税込3,080円
この参考書は、最初の方で漢字の読み書き・熟語などを網羅的に記述しています。 そして次に、文章の種類ごとに読み取り方を述べ、それから長文の入試問題の解き方を載せています。 これらの中では、特に文章の種類に即した読み取り方を記述した部分が秀逸です。
3. 算数
仙台市内の私立中学の多くは、算数の入試では、教科書の章末問題のレベルを超えた思考能力を必要とする発展的な問題も出題しています。 ですから、それらに対応している参考書で解き方を学び、やはり対応している問題集で訓練する必要があります。
自由自在・算数参考書
受験研究社・税込3,080円
この参考書は、教科書レベルの基礎的な問題から思考能力を必要としたり解き方のパターンを知っておいたりする必要がある発展的な問題の解き方・考え方まで詳述しています。 カラフルな図解が沢山あり、説明も分かりやすいです。
4. 英語
小学校で英語を習うのは5年生からなので、仙台市内の私立中学校でもそれほど難しい問題は出題されません。 リスニングだけの所も数校あります。 ですから、参考書も、基礎から楽しく学べてお子さんが英語が好きになるようなものをお薦めします。
自由自在・英語参考書
受験研究社・税込3,080円
この参考書は、アルファベットから始まって、色々な表現の英文を数多く記載し、小学生としては長めの文章の読解とリスニングまで載っています。 紙面はカラフルで、小学生のお子さんでも楽しく英語を学べます。 もちろん、仙台市内の私立中学校の入試問題にも十分に対応しています。
5. 対応するお薦めの問題集:国・算
各科目とも参考書で問題の解き方を覚えたらば、実際に沢山の問題を解いて(アウトプットして)本試験に備える必要があります。 以下に、上記参考書に対応していて、かつ発展的な問題までアウトプットを行える問題集をご紹介します。
自由自在・国語問題集
受験研究社・税込1,705円
この問題集は、漢字の読み書きや熟語・ことわざといった細かい知識を問う問題のみならず、仙台市内の私立中学校では必ず出題される長文問題にも対応した良問が数多く記載されています。
自由自在・算数問題集
受験研究社・税込1,705円
この問題集は、基礎的な問題から生徒さんの思考能力を問うようなレベルの高い問題まで分野別に載っていて、仙台市内の私立中学校入試の算数で高得点を取るのに役立ちます。
(注)自由自在・英語の参考書に対応する問題集は、現時点ではまだ出版されていないようです。
東北大医学部生:物理の勉強方法 with 問題集
皆さん、こんにちは! 仙台市の『名門進学会』家庭教師で東北大学医学部医学科2年の金子 茉央(かねこ まお)です。
1. 2年前を振り返ると
私の2年前の今の時期を振り返ると、夏に固めた基礎を基に過去問に手をつけて、志望校と自分の実力を比べながら理数系を強化していったことを思い出します。 もし夏に基礎が固められなかった人は、今からでも遅くないです! 標準問題を解けるようにしていって下さい。
2. 物理の勉強法をお話しします
さて本題ですが、私がどのように物理を勉強していったかをお話しします。 まず、問題集についてです。 私が夏から受験期までに仕上げていった問題集は、2つあります。 1つ目は物理重要問題集、2つ目は物理標準問題精講です(下のこれら2冊の画像は新課程版に更新済)。
A. 問題集の内容は
「重要問題集」は難関大学の標準問題を集めた良質な問題集で、公式の確認問題から典型問題、少し発展内容も含まれています。 夏の間はこれをメインに解いていました。
「標準問題精講」とは、標準問題という名前に騙されると痛い目を見る、東大・京大・東工大の入試問題を集めた見事な難問集です。 初めは手も足も出なかったのですが、その分解けた時の喜びは物凄かったです。
物理重要問題集・新課程
数研出版・税込1,012円
物理標準問題精講・七訂版
旺文社・税込1,650円
中川雅夫・為近和彦 共著
ここで注意すべき点は、問題集は並行してやってはならないということです。 今自分の持っている問題集をきちんと仕上げてから、次の問題集に進んで下さい。
B. 問題集選びは大事
また、問題集選びはすごく大事です。 全部解ける問題集では力が付きませんし、逆に全く解けない問題集では嫌になってしまいます。 自分のレベルに合っていること、解説がしっかりしていること、あとはレビューを見たりしながら自分との相性をきちんと吟味することが大事です。
物理は、学校の授業に沿った勉強を行っていました。 一番時間を掛けたのは、習った公式の理解です。 公式の導入方法から遡って考えて、初めの方の演習問題では問題で求められてなくても自分で導出するようにしていました。
C. 公式を理解し演習を繰り返す
基本問題を解きながらどうしてその公式を使うのか理解した後は、授業の演習プリントを使って問題に慣れ、出来るだけ重要問題集の問題も並行して解いていました。 物理はとにかく、公式の理解→演習→演習→…→演習です! 問題を沢山解いて、アウトプットに慣れていって下さい。
D. 過去問を解くことも大事
また、東北大学のように理数系の難易度が高いと言われている大学の場合は、過去問を解くことも大事です。 問題の傾向を掴みながら、必要な所を重点的に問題集で解いていきました。 駿台や河合塾などで定期的に行われる大学別模試もとても参考になりますので、ぜひ受けてみてください。
以上が、私の物理の勉強方法です。 あくまで1個人の勉強法ではありますが、少しでも参考にして頂けたら幸いです!