家庭教師の仙台ブログ

医学科生が教える受験勉強法:夏休みは勝負の時!

 皆さん、こんにちは。 仙台市の『名門進学会』家庭教師で東北大学医学部医学科4年の 金子 茉央(かねこ まお)です。

  
   
1. 勝負の夏がやって来る!
 季節はあっという間に巡ります。 もう間もなく皆さんも夏休みに入るでしょうか? 学校の先生に塾講師、親等々に言われて耳にタコができてしまうかもしれませんが、大事なことなので繰り返し言わせていただきます。 受験生にとって 夏休みは勝負の時 です!

 何で勝負の時になるのかって、単純に授業に邪魔されないまとまった勉強時間があるからです。 やりたいことをやりたいだけ出来る期間、これは学校によりますが、1年の中で春休み、夏休みと冬休みの3回しかありません。

   自由度が高い分差がつきやすい
 しかもその中で、春休みは習っていないことが多いこと、冬休みは受験間近で過去問など受験校対策にシフトしていることを考えると、勉強の自由度が一番高い のが夏休みということになります。 最も自由度が高いこと、それはすなわち差がつきやすいという意味でもあります。

2. 冬の勉強に向けて
 では、夏に何をすればいいのか? これに関しては個人差がありますが、共通して言えることは、夏が終わった後に到達していなければいけない自分のレベルから逆算して考えて下さい。 具体的に言います。 先程も述べた通り、冬休みには受験校対策にシフトしていなくてはならない訳です。 赤本に目を通してみて下さい。

赤本の例
   
 
   冬になるまでには
 そこに載っている問題は、自分の今持っている問題集と同じレベルの問題でしょうか? 大抵は難しいと感じると思うと思います。 そうしたら、冬になるまでに、今自分の持っている問題集は完璧に解けなくてはいけません。

3. おすすめは復習の徹底
 学習は、習得と復習に大きく分けられます。 私個人の意見としては、長期休みこそ復習に割くべきだと思っています。 授業のある期間は、新規の知識をどんどん習得しなくてはならないのでどうしてもアウトプットがおろそかになりがちです。

 1ヶ月前、下手したら1週間のノートを見返してみたときに理解できないことも頻繁にあるでしょう(経験談です)。 夏休みはぜひ、そこの穴を埋めるべく使ってみてください。 苦手潰しのローラー作戦です。

4. 急がば回れ
 ほとんどの難問とは青チャートの典型問題の応用問題であるというのが私の持論です。

青チャートの例
  

 過去問対策の専門家ではないので、あくまでも参考程度に聞いて欲しいのですが、東北大学医学部レベルまでの問題を解いてきて、そういう感想を抱きました。
  
   一個上のレベルの問題は
 絶望的に思えた過去問を、青チャートをやり込んだ後にみてみると、解けるまでは行かなくとも、とっかかりが見えてきたものでした。 逆にいうと、冬に過去問に手をつける頃には、その基礎を確実に固めておかないといけません。 まさに 急がば回れ です。 一個上のレベルの問題は、今のレベルの問題が解けないと解けません。

5. 最後に
 いかがでしたでしょうか? あくまでも個人の意見として参考程度にしていただきたいのですが、今回は私の受験時代の夏に大切にしてきた姿勢をお伝えしてきました。 今年は一段と暑い夏になりそうですが、体調を崩さないように勉強を頑張ってください。


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