家庭教師会社社長お薦め『世界史探求』参考書×3
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の 三沢 也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。
今日は、文科系大学受験生のために、「時代の流れやキーワードを覚えるのに適した『世界史探求』の参考書」3冊をご紹介致します。 大学受験で『世界史探求』を受ける方は、ぜひ最後までご覧下さい。
1. ストーリーでわかる世界史探求
駿台予備学校講師「鵜飼恵太」著
株式会社KADOKAWA・それぞれ税込2,530円
この参考書は2冊から成り、それぞれが500ページ前後あり、細かい字でびっしりと書いてあるので、読みごたえがあります。 「ストーリーでわかる」というタイトルのように、中の文章を読めば「時代の流れ・動き」が分かるようになっています。
また、この本は大人の僕からすると文体が砕け過ぎている感じがしますが、若い大学受験生にはこの方が合っているのかも知れません。
読み物として面白い
それから、この本で特筆すべきことは、受験を離れて何十年の僕が読んでも、歴史の読み物としてとても面白いことです。 ですから、歴史好きの受験生は、この本を学習参考書という枠を超えて面白く読めることと思います。
2. 時代と流れで覚える! 世界史用語
駿台予備学校講師「相田知史・小林勇佑」著
株式会社文英堂・税込1,320円
短時間でキーワードを覚えられる
この参考書は、薄い1冊だけです。 1項目が見開きの2ページから構成されていて、左側ページに地図や表・図解が記してあり、右側ページがキーワードの穴埋め問題になっています。
この本は、こうした作りのために、限られた時間で世界史の概要とキーワードを覚えるのに適しています。 他の科目の勉強で忙しい受験生の共通テスト世界史対策本としては、僕の一押しです。
3. 世界史探求・授業の実況中継
河合塾講師「青木裕司」著
株式会社語学春秋社
1は税込1,650円・2と3は税込1,760円
4は税込1,870円
話し言葉で
この参考書は4冊から成り、それぞれ400ページ超の本体の他に、100ページ超の授業プリント(これも本)が付属します。 「授業の実況中継」というタイトル通り、本体部分の文章は話し言葉で書かれています。
受験生の皆さんは、厚い本4冊から成る参考書というとそれだけで敬遠するかもしれませんが、これらの本はページ中に文字がぎっしり詰まっている訳ではないので、ものすごくボリュームがあるという感じはしません。
授業プリントでキーワードを
また、付属の授業プリントに覚えるべき年号やキーワードがまとめられているので、『本体部分を1度ざっくりと読んだ後に授業プリントで年号とキーワードを暗記する』のが良いかと思います。