受験に合格する過去問勉強法
前書き
受験に合格するためには、本試験と一番傾向と難易度が似ている問題である志望校の過去問を解くことが最良の勉強法です。
その具体的な方法とそうすべき理由について、以下に述べます。
1早い時期に志望校の過去問を解くこと
まず、受験1年前~8ヶ月前の時点で志望校の過去問(全教科分)に目を通し、1年分だけで結構ですからそれぞれの教科をざっと解いてみて下さい。
過去問の入手法 |
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宮城県内の高校を受験するのであれば、「県立高校の過去問」、「各私立高校の過去問」を、仙台市内のジュンク堂さん等の大きな書店で購入することが出来ます。 また大学受験であれば、国立大学・私立大学を問わず、いわゆる「赤本」などの各大学・学部(or文科系・理科系)別の過去問集が書籍として発売されており、やはりジュンク堂さん等の大手書店で購入することが出来ます。 |
もちろん、受験1年前に志望校の過去問を解いてみても、あまり or ほとんど解けなくて当たり前です。 でも、それで良いのです。
早い時期に志望校の過去問を解いてみれば、おおよそではあっても自分の志望校の入試問題がどれくらい難しいか把握することが出来、どのくらい勉強すれば合格することが出来るのか、または志望校を変更した方がよいのか等を、ある程度判断することが可能になります。
重点をどこに置くかが分かる
これに加えて、実際に志望校の過去問を解いてみれば、その学校ではどんな問題が出題されているのかが分かるので、その対策として重点をどの分野に置いてどのように勉強すればよいのかといったことも見えてきます。
こうした知見に基づいて志望校合格のための勉強を進めると、志望校の入試にどういった問題が出るのか知らないでただ漫然と勉強した場合に比べて、遙かに効率的・効果的に志望校向けに絞った受験勉強を行うことが出来、合格する可能性を大幅に高めます。
2入学試験前に志望校の過去問を最低5年分×3回解くこと
上述の勉強方法で志望校へ合格出来るように学力を高めておくとともに、入学試験本番の2ヶ月前くらいから前日までに、今度は最低5年分の志望校の過去問を3回は繰り返し解いて、問題を解く力を自分のものとして下さい。
高い確率で合格出来る
普通の能力の受験生でも、そうして本番に臨めば、高い確率で志望校に合格できます。 そのような方法で簡単に志望校に合格できるのかとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、上述の勉強法をきちんと実行すれば高い確率で合格できることを僕自身及び僕のところの生徒で確認済みなので、ぜひこの方法を実行してみて下さい。