仙台・教科書を使った「英語リスニング」対策
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、社長の三沢也寿志(みさわ やすし・早大大学院修了)です。
今日は、学校の教科書を使った「英語リスニング」対策をお話しします。 皆さんの受験の際にもとても役に立つ内容になっているので、ぜひ最後までご覧下さい。
1. スマホやPCで教科書の音声が聞ける
これは英語の教科書の初めの方に載っていることですし、学校でも教わったかもしれませんが、教科書に載っている英文の音声を皆さんのスマホやインターネットに繋がっているPCで聴くことが出来ます。 今回は、これを「英語リスニング」対策に活用する方法を述べます。
英語の教科書の例
2. まずは英文を見ながら音声を聴く
普通の生徒さんがいきなり英語の音声のみを聴いても完全に聴き取れることはあまりないので、最初は章ごとに教科書の英文を見ながらその部分の音声を聴いて下さい。 そして、ここでは、教科書の英文を見れば英語音声が何を言っているのかが分かるようにしておいて下さい。
3. 音声だけを聴いて分かるようにする
上記 2. をクリアしたならば、今度は教科書を伏せて英語の音声だけを聴いて下さい。 2. をクリアした生徒さんでも、何も見ないでは最初から英語音声のすべてを聴き取ることは難しいと思います。 聴きとれない箇所があった時には、再度教科書を開いて、英文を見ながらその箇所の聴き取りに集中して下さい。
教科書のすべての英語音声を
この作業を繰り返して聴きとれない箇所をつぶしていけば、最後は音声だけを聴いても、何を言ってるのか(教科書にどのような英文が書いてあるのか)はっきりと聴きとれるようになります。 そして、この 2. と 3. の作業を繰り返し行って、書いてある英文を見ないでも教科書のすべての英語音声を聴き取れるようにして下さい。 そうすれば、皆さんの「英語リスニング」の能力は大きく向上します。
4. 入試の英語リスニングにも強くなる
上記 2. と 3. で「英語リスニング」対策を述べた後は、この対策によって得られた能力と皆さんの最大の関心事である受験との関り、について述べます。
まず、入試の英語リスニング問題を見ると、国内の中・高・大いずれの学校でも、読解問題の文章などに比べればずっと短く紛れが少ないものが出題されていて、英語音声を聴き慣れた人にとってはそれほど難しいものではありません。
過去問演習も併せて行えば
それなので、皆さんが国内のどんな学校を受験しても、教科書のすべての英語音声を元の英文を見ないでも完全に聴きとれるようにしておくことと併せて、その学校の英語リスニングの過去問を何年分も解いておけば、この部分で点数を落とすことがほとんど無くなります。 ですから、上述の「英語リスニング」対策、ぜひやってみて下さい。