医学生が教える「勉強の習慣」の付け方
皆さん、こんにちは。 「名門進学会」家庭教師で医学科生の浅野早織(あさの さおり)です。
今日は、私の家庭教師としての経験を踏まえて、勉強の習慣 の付け方などについて述べます。 お役に立ちますので、最後までご覧下さい。
<オススメの勉強方法やこれまで寄せられた質問・相談など>
私は、今まで、家庭教師として、小学生から社会人(再受験生)までの様々な生徒さんを指導させて頂きました。
初めての習い事でガチガチに緊張していた小学生、部活を一生懸命がんばる中学生、一度は諦めた夢を掴もうと一念発起した社会人受験生などなど、それぞれの生徒さんと一緒に過ごし勉強した時間には、いろいろな思い出があります。
私にとっても素晴らしい経験
生徒さんの目標に向かう姿をサポートさせていただきながら、私にとっても自分の勉強の仕方、自分の理解度を改めて見つめ直すことができた、とても素晴らしい経験でした。
生徒さんに勉強を
その中で、皆さんの今後の学習にも役立ちそうな「生徒さんや生徒さんのご家族から上がった質問」や、「生徒さんたちが陥りがちだった間違い」などについて、指導してきた生徒さんとの思い出や私自身の受験の思い出なども交えながらお話しします。
1. 勉強する習慣が身につかない、どうしたらいいですか?
よく、ご家族の方から、「うちの子はゲーム(テレビ、漫画etc.)ばかりしていて全然勉強しないの。 先生、なんとか勉強する習慣を身につけさせたいんだけど・・・。」とお願いされることがあります。
その生徒さんの年齢、性格にももちろんよりますが、ご家族の方に「勉強をしなさい!」と言われても、生徒さんはなかなか積極的に勉強に向かえないと思います。 むしろ、よけいに勉強が嫌になってしまうことが多いと思います。
強制は逆効果
こういった時によくやってしまいがちなのは、「ゲーム(テレビ、漫画etc.)は〜〜分まで!」とか「ゲーム(テレビ、漫画絵etc.)一切禁止」なんてご家族の方が決めてしまうことなのですが、これはあまり効果がありません。 人に強制されたり無理やり決められたりしたことは、なかなか実行するのが難しいです。
自分で決めるのなら意味があるが
「ゲーム(テレビ、漫画絵etc.)は〜〜分まで!」とか、「ゲーム(テレビ、漫画絵etc.)一切禁止」というのは、生徒さん自身が自分の意思で決める時には非常に意味があります。 しかし、強制されたものでは、効力はほとんどないどころか逆効果になってしまっている例をたくさん見てきました。
勉強する理由を一緒に考える
勉強する習慣がない生徒さんを指導する時には、まず最初に、「どうして勉強するのか。」を一緒に考えるようにしています。
「勉強より、楽しい事なんて沢山あるけど。どうして勉強しなきゃいけないのかな?」と生徒さんに聞くと、「〇〇高校に行きたいから。」、「テストの点数上げなきゃいけないから。」、「何でか分からない。」など、様々な答えが返ってきました。
その解答別に、どのように一緒に勉強をしていったかお話しします。
2. 憧れの志望校があってそこに行きたいからや将来の目標のために進学が必要だというという生徒さん
その志望校に受かるための具体的な勉強の流れ(いつ頃試験があり、どのくらい点数が必要なのか)を一緒に確認しつつ、そのゴールまでと自分の今いる地点との差を確認し、どうやって埋めていくかを一緒に考えていくようにしていました。
志望校の例・東京大学
一緒にそういった話を具体的にしているうちに、「あー。結構やることあるなあ。頑張らなきゃなあ。」と気持ちを切り替えてくれることが多かったです。
細かくブレークダウンすると
年単位から月単位・日単位で徐々に目標を細分化し具体化してみると、やらなくてはならないことがクリアになって、今日または今この瞬間何をしなくてはいけないかが分かるようになってきます。 そうすると、自然に勉強に向かうことが出来るようになります。