家庭教師の仙台ブログ

仙台・教科書を使った「英語リスニング」対策

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢也寿志(みさわ やすし)です。

 
  
 今日は、学校の教科書を使った「英語リスニング」対策をお話しします。 皆さんの受験の際にもとても役に立つ内容になっているので、ぜひ最後までご覧下さい。

1. スマホやPCで教科書の音声が聞ける
 これは英語の教科書の初めの方に載っていることですし、学校でも教わったかもしれませんが、教科書に載っている英文の音声を皆さんのスマホやインターネットに繋がっているPCで聴くことが出来ます。 今回は、これを「英語リスニング」対策に活用する方法を述べます。

英語の教科書の例
  
  
2. まずは英文を見ながら音声を聴く
 普通の生徒さんがいきなり英語の音声のみを聴いても完全に聴き取れることはあまりないので、最初は章ごとに教科書の英文を見ながらその部分の音声を聴いて下さい。 そして、ここでは、教科書の英文を見れば英語音声が何を言っているのかが分かるようにしておいて下さい。

3. 音声だけを聴いて分かるようにする
 上記 2. をクリアしたならば、今度は教科書を伏せて英語の音声だけを聴いて下さい。 2. をクリアした生徒さんでも、何も見ないでは最初から英語音声のすべてを聴き取ることは難しいと思います。 聴きとれない箇所があった時には、再度教科書を開いて、英文を見ながらその箇所の聴き取りに集中して下さい。

   教科書のすべての英語音声を
 この作業を繰り返して聴きとれない箇所をつぶしていけば、最後は音声だけを聴いても、何を言ってるのか(教科書にどのような英文が書いてあるのか)はっきりと聴きとれるようになります。 そして、この 2.3. の作業を繰り返し行って、書いてある英文を見ないでも教科書のすべての英語音声を聴き取れるようにして下さい。 そうすれば、皆さんの「英語リスニング」の能力は大きく向上します。

4. 入試の英語リスニングにも強くなる
 上記 2.3. で「英語リスニング」対策を述べた後は、この対策によって得られた能力と皆さんの最大の関心事である受験との関り、について述べます。
 まず、入試の英語リスニング問題を見ると、国内の中・高・大いずれの学校でも、読解問題の文章などに比べればずっと短く紛れが少ないものが出題されていて、英語音声を聴き慣れた人にとってはそれほど難しいものではありません。

   過去問演習も併せて行えば
 それなので、皆さんが国内のどんな学校を受験しても、教科書のすべての英語音声を元の英文を見ないでも完全に聴きとれるようにしておくことと併せて、その学校の英語リスニングの過去問を何年分も解いておけば、この部分で点数を落とすことがほとんど無くなります。 ですから、上述の「英語リスニング」対策、ぜひやってみて下さい。
  


「東北大学」理系・合格勉強法

 皆さん、こんにちは。 仙台市の『名門進学会』家庭教師で、東北大学医学部医学科1年の新田 美緒(にった みお)です。

  

 今日は、「東北大学」理系に高い確率で合格出来る勉強法を書きます。 同大学受験生にはとても役立つ内容になっていますので、最後までご覧下さい。

1. 東北大学理系入試・前期日程の概要
 東北大学理系入試の前期日程は、共通テスト(国語・社会1科目・数学1A・数学2B・理科2科目・外国語)と個別学力試験によって合否判定がなされます。

 個別学力試験は、外国語・数学・理科2科目・面接(医学部医学科・同保健学科・歯学部)から成ります。 志望する学部学科の配点や理科選択などについては、大学のHPなどで必ず確認するようにして下さい。

2. 各教科の合格勉強法
 ここからは、東北大学理系学部に合格するための「戦略的勉強方法」を科目別に書いていきます。

 A. 英語
  ・単語力をつける
 東北大学の問題は長文読解が多いので、高い単語力があると非常に問題が解きやすくなります。 一度に幾つもの単語帳に手を出すのではなく、単語帳を1冊ずつ漏れなく仕上げていくことが大切です。 また、単語帳に載っている例文ごと覚えると、記憶から抜けにくく、さらに英作文などでも応用できるようになります。

例文も出ている「英単語」参考書
 
  
  ・英作文の練習をする
 東北大学では、毎年英作文が出題されています。まず英作文の問題集に取り組み、構文を意識しながら英文を記述できるように練習しましょう。 その後、過去問で東北大学の英作文の形式に慣れることが必要です。

東北大学理系・赤本
  
  
  ・できるだけ毎日英文に触れる
 毎日少しでも英文を読んでいくことで、読むスピードや英文理解の力が培われます。 英語に触れない期間を作ってしまうと、折角つけた英語力が落ちてしまいもったいないので、習慣化し継続して取り組みましょう。

  ・家庭教師などに添削してもらう
 また、英作文や長文読解の記述問題は、模範解答を見ても自力で解答の正否を判断することが難しいものです。 ですから、自分が書いた解答を家庭教師などに添削してもらう手もあります。

 B. 数学 
  ・まずは教科書レベルの定着を
 数学は、積み上げ型の教科です。 基礎を固め、教科書の例題や章末問題は、すべて解けるようにしましょう。 数学に苦手意識がある場合は、教科書ガイドを用いて丁寧に学んでいく方法もあります。

数学の教科書ガイドの例
  
  
  ・問題集で応用力をつける
 まず、網羅系の問題集を1つ選び、学校で習った範囲の問題はその都度解いていくように心がけましょう。 そうすることで、学校で数Ⅲまでの学習が終了した段階で各分野の応用力がついているので、スムーズに他分野にまたがる問題の対策へ移ることができます。

  ・過去問演習と復習
 大学入試数学は、大学ごとに特色があります。過去問を10年分ほど、2周以上解き、丁寧に復習することで、東北大学入試数学の傾向を十分につかむことができます。

 もちろん入試では満点を取る必要はなく、出来る問題を確実に解き、減点されない答案作りをすることが重要です。 そのためには、実際に東北大学に合格している私たちのような家庭教師を利用することもお勧めです。

私の過去問の復習ノート
  
        
 C. 理科
 私は物理・化学選択でしたので、この2教科について書きます。

  Ⅰ. 物理
  ・教科書の公式の意味を理解しよう
 物理では、たくさんの公式が出てきます。 しかし、それを丸暗記で乗り切ろうとすると、少し設定が変わっただけで途端に太刀打ちできなくなる恐れがあるのでお勧めできません。 丸暗記ではなく、その現象の理解に基づいた公式暗記を行うことで、点数が安定して取れるようになります。 
  
  ・問題集・過去問演習をしよう
 上記のようにして現象を理解した後は、問題演習に取り組みましょう。 様々な設定の問題に取り組んでいくことで、理解がさらに深まり、確固たるものになっていきます。 なお、公式の導出を自力で行うことや過不足ない解答を自力で作成することは難しいので、物理でも家庭教師などの指導が役立ちます。

物理の問題集の例
  
  
  Ⅱ. 化学
  ・教科書をフルに活用しよう
 化学は、教科書が大活躍する教科です。 授業で履修し終えた後も、何度も繰り返し教科書を読み、隅々まで暗記することで、得点が伸びていきます。 また、問題集や過去問で演習を行った際に間違えた問題については、必ず教科書に立ち返って知識を補充するようにし、漏れをなくしていきましょう。

私の教科書の書き込み
  
  
  ・有機化学の問題演習
 有機化学は、演習を重ねるほどに安定して得点できるようになる分野です。 東北大学の化学は、有機化学の構造決定が毎年出題されるので、特に重点的に対策をしましょう。 東北大学の有機化学が難しく感じて取り組みにくい場合は、他の国公立大学の基本的な構造決定の問題を解くなどしてから徐々にレベルを上げていくと、取り組みやすくなります。

3. 終わりに
 ここまで、「東北大学」理系の合格勉強法について書いてきました。 どれも当たり前のことのように感じられると思いますが、合格のためには当たり前のことを継続して行うことが大切です。 ご依頼があれば私たち「名門進学会」の家庭教師も全力でサポートしますので、その際は合格を目指して一緒に頑張っていきましょう。
   


「東北学院中学校」合格勉強法

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。



 今日は、「東北学院中学校」入試の中でも受験者数が最も多い「前期3教科型」の合格勉強法を書きます。 同中学校を「前期3教科型」入試で受験するお子さんの親御さんは、最後までご覧下さい。 必ず合格に役立ちます。

1. 東北学院中学校・入試の概要
 同校の入試は、「前期3教科型・前期総合問題型・後期総合問題型」の3タイプがあり、いずれのタイプも筆記試験の他に面接があります。 このうち「総合問題型」は、「仙台二華中学校」などの公立中学校との併願に向いています。
 そして、僕がここに書いている「前期3教科型」の入試は、「国語・算数・英語リスニング」の3教科と「面接」からなる試験です。

2. 前期3教科型・問題の難易度
 これは、同校のウェブサイトには5年分の過去問が掲載されており、それをご覧頂ければ分かることなのですが、小学校の教科書をきちんとマスターすれば解けるような標準的な問題が大部分を占めます。 ただし、特別選抜コースに合格するためには、後半に出題されている発展的な問題も解けなくてはなりません。

当社にある教科書の例
  
   
3. まずは教科書をきちんと覚える
 東北学院中学校前期3教科型入試問題の難易度は、上記 2.で記したようなものなので、まずは学校で使っている教科書の内容をきちんと覚えて下さい。 そのためには、学校の授業を(しっかりと予習・復習をして)きちんと受けることが大事です。
 また、教科書ガイドも、家庭での自力学習で教科書の内容を理解する大きな助けになるので、購入をお勧めします。 お子さんが使っている教科書に対応したものが、Amazonなどで2,000円台で普通に買えます。

当社にある教科書ガイドの例


4. 特別選抜コース合格のためには
 なお、同校の特別選抜コースを目指す生徒さんは、中学受験に対応した参考書を(Amazonなどで購入して)よく読んで理解するとともに、同・問題集も解いて発展的な問題にも対応出来るようにしておいて下さい。 自分だけでは解き方が分からない問題は、家庭教師の先生などに解き方を教えてもらって下さい。

当社にあるお薦めの参考書・算数
  
  
同・問題集
  
  
5. 英語リスニング対策
 加えて、英語リスニング問題への対策として、英語の教科書に載っている文章の音声を何度も繰り返し聴いて、「この英文はこんな風に聞こえるんだ。」と確認しておいて下さい。 これが本試験でとても役に立ちます。 聴く方法はもちろん英語の教科書に載っていて、インターネットに接続しているPCでもスマホでも聴くことが出来ます。

6. 過去問を解く
 上記 2.でも書きましたが、東北学院中学校入試の過去問は同校のウェブサイトに掲載してあり、ダウンロード出来ます。 掲載されている5年分の過去問全てをダウンロードして、プリントアウトして何度も解いて下さい。 特に、特別選抜コースを目指す生徒さんは、入試前までに解けない問題が無いようにしておいて下さい。

   入試前の3ヶ月くらいは
 模範解答を見てもよく分からない問題は、家庭教師の先生などに教えてもらって分かるようにして下さい。 そして、入試前の3ヶ月くらいは過去問演習を徹底的に行うことが合格のためにはとても大切です。 この時期は、お子さんに目一杯頑張ってもらうことが肝心ですので、親御さんもお子さんをしっかりとサポートしてあげて下さい。

7. 模擬面接を行う
 上記 1.に記したように、東北学院中学校の全てのタイプの入試に面接があり、「前期3教科型」の入試の場合にはそれが個人面接となります。 小学校6年生のお子さんの場合、面接試験の経験などは無いことがほとんどですので、対策として6年生の秋くらいから模擬面接を行うことをお勧めします。

   面接に対する不安を取り除く
 当社の家庭教師も、同校を受験する小学校6年生に対しては十分な回数の模擬面接を行っていますが、親御さんが対応可能であれば、親御さんが模擬面接を行っても良いです。 ただし、その場合には、お子さんに甘えが出ないようにして下さい。 もちろん、いずれの場合でも、入試までに面接に対するお子さんの不安を取り除いておいて下さい。

8. まとめ
 皆様ご存じのように、東北学院中学校は2022年度から共学となりました。 そのお陰で、男子校だった時よりも受験者数が大幅に増加しました。 2023年度の入試では、定員180名に対して331名が受験して233名が合格し、受験倍率は1.42倍となっています。 ですから、合格のためには早めに受験勉強を始めるに越したことはありません。

 こうした状況の下、当社の家庭教師もお子さんの同校合格に大きく役立ちますので、興味を持たれた方は お電話 にてまたは お問い合わせフォーム からお問い合わせ下さい。 もちろん、お問い合わせを頂いたことによりしつこく営業することは決してありませんので、ご安心下さい。
  


「仙台二高」合格のための英語勉強法

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」代表取締役の三沢やすしです。


 今日は、学生時代に1858年創立の名門「シドニー大学」大学院に交換留学している僕が、「仙台二高」に合格出来る英語の勉強方法をお話しします。 親御さんは最後までご覧になって、同高を受験するお子さんにここに書いてある通りの方法で勉強させてみて下さい。 本試験で必ず高得点を取れます。

1. 教科書を音読して丸暗記する
 英語が出来るようになる最も良い勉強方法は、教科書を何度も繰り返し音読して丸暗記することです。 英語の教科書を丸暗記するというと大変そうに聞こえますが、単語から覚えていったり文法から覚えていったりと部分部分を積み上げていくよりも遥かに楽です。

当社にある英語の教科書


 単語だけを抜き出して覚えていくとか文法から先に覚えていくとかだと、思い出すためのフック(思い出すためのきっかけ)が小さかったり、覚えることが抽象的だったりするので、とても覚えにくいのです。
 これに対して、英文を丸ごと覚えていく方法は、覚えるのが形のある具体的な英文で、かつ後で思い出すためのフックが大きいので、人間の頭脳にとっては覚えやすいのです。

   分からない時には家庭教師などに
 そして、この教科書丸暗記学習の途中で、きちんと辞書を引いて知らない単語がまったく無いようにしてもその英文の意味が分からない時には、学校の先生や家庭教師の先生に教えてもらって分かるようにしておいて下さい。

   教科書ガイドを購入しましょう
 また、日頃の家庭学習を効率的に進めるために教科書ガイドを買っておいて下さい。 お子さんの英語の教科書「New Horizon」に対応したものがAmazonなどで1冊(1学年分)2,750円で購入出来ます。 教科書ガイドにも、教科書に載っている英文の意味が一通り書いてあります。

当社にある英語の教科書ガイド


2. 中3の夏以降は過去問を解く
 ここで、「過去問」とは宮城県立高校入試で過去に出題された問題のことです。 過去問は、模試の問題などとは違い本試験と同じ組織・時には同じ人物が問題を作成しているので、その年の本試験と出題傾向や出題パターンが一番よく似ています。

当社にある宮城県立高校入試過去問集
  
  
 ですから、中学3年生の夏休みになったら最新の「宮城県立高校入試過去問集」(2023年度入試対象のものは税込1,400円で、Amazonなどで普通に購入出来ます。)を購入して、まずは1年分を解いてみて下さい。 更に、この本には、英語リスニングの過去問が入ったCDも付いているので、それも解いてみて下さい。

   最初はあまり出来なくともOK!
 過去問を解いてみても、まだ学習していない分野からの問題も当然あるので、この時点では出来ない部分もある程度はあるかと思います。 でも、それで全くOK!です。 早い時期に一度でも過去問を解いておけば、この試験の出題傾向や難易度がよく分かります。

   学習の途中でも時々過去問を解く
 そして、その後学習を進めていった際にも時々過去問を解いて下さい。 そうすれば、本試験に向けての自分の学力向上の度合いを知ることが出来ますし、本試験の出題傾向や難易度も忘れないで済みます。 この段階で、学習を進めていってもあまり出来るようになってこなければ、家庭教師の先生などにしっかりと教えてもらって下さい。

   受験直前期は過去問を解きまくる
 上述のようにして学習を進めてきて、年が明けて受験が近づいたならば、今度は入手出来るすべての年度の過去問を解きます。 仙台二高の場合、問題の難易度にもよりますが、90%以上の得点を取らなければ安心出来ないので、出来ない問題が無くなるまで過去問を解きまくって下さい。 どうしても分からない問題は、やはり家庭教師の先生などに分かるまで教えてもらって下さい。

3. 上記の方法で90%以上の得を点取れる!
 まとめれば、ごく普通の知的能力を持つ生徒さんが上記の方法できちんと勉強すれば、パワープレイ(がり勉)をしないでも宮城県立高校入試の英語では90%以上の得点を取れるようになり、「仙台二高」合格にグッと近づきます。
     


勉強方法:教科書ガイドの効果的な使い方

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。

        
 今日は、「教科書ガイド」使用のお薦めとその効果的な使い方などについお話しします。 生徒さんの成績UPに役立ちますので、最後までご覧下さい。

1. 教科書ガイドとは?&その購入方法など

当社にある教科書ガイドの一例・表紙
  
  
同・目次
  
  
同・中身1
  
  
同・中身2
  
  
   教科書ガイドとは?
 教科書ガイドとは、まず教科書の内容を分かりやすく解説して、そして、教科書に掲載されている問題の解き方や解答などを載せている本のことです。 昔ながらの言葉で言えば、「あんちょこ」です。
 
 また、その効用から見れば、生徒さんが学校の授業だけでは教科書の内容をよく理解出来ないことがあるので、その際に理解を助ける補助教材といった所です。

   教科書ガイドの購入方法は?
 Amazonや大きな書店で普通に購入出来ます。 ただ、Amazonなどのように全国を対象としているネット通販で購入する際には、必ず自分(自分のお子さん)が使っている教科書に対応したものを購入するように気を付けて下さい。

(複数の出版社がそれぞれ同じ学年・同じ科目の教科書を出版しており、それに対応して何種類ものもの教科書ガイドが出版されています。)

   教科書ガイドの効用
 すぐに得られる直接的な効果としては、適切に教科書ガイドを使った場合には教科書の内容の理解が進み、定期テストの点数をUPさせることが出来ます。 更に、もっと長期的な効果としては、教科書を押さえておけば高得点が取れる宮城県立高校などの入学試験の得点UPに役立ちます。

2. 教科書ガイドの効果的な使い方
 A. 学校の授業の予習として教科書を読んでいて分からない部分を、教科書ガイドの解説を読み込んで内容の理解を進める。 そうして学校の授業に臨めば、先生が話す事柄の理解度も一段と良くなります。

 B. 教科書に載っている問題を解いたら、教科書ガイド見て答え合わせをする。 問題の解き方が分からない場合でも、教科書ガイドに解き方が載っているので、それを読んで再度解いてみて、解き方を覚える。

 問題の解き方が分からなかった場合は、教科書ガイドに書いてある解き方を読むだけではなく、必ず再度自分で問題を解いて解けるようにして下さい。 そうしないと、覚えられません。

 C. 教科書に載っている問題の中から学校の宿題として出されているものを解いたら、答え合わせをして解き方も確認する。 先に自分で問題を解かないで解答だけを見るようなことは、絶対にしないで下さい。 そんなことをしたら、学力が全く上がらず、自分が損をするだけです。

 D. 学校の授業を受けた後でも教科書の内容で分からない箇所があったら、再度(今度はさらに入念に)教科書ガイドの解説を読み込んで、その箇所の理解に努める。 そうすれば、復習の効果が確実に上がります。

3. まとめ
 教科書ガイドは、英・数・国・理・社いずれの教科のものでも1冊当たり2千数百円しますので、5教科全てを揃えれば、1学年の総額で15,000円は下りません。

 しかし、それでも、教科書ガイドの生徒さんの成績UPへのお役立ち度を考えれば、それが可能な親御さんには購入をお勧めします。 そして、上記2.で書いたような効果的な使い方をして、生徒さんの成績をUPさせましょう。
    


仙台二高合格:過去問演習マニュアル

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。

  
 今日は、合格最低点が特に高い仙台二高受験生のために、過去問演習マニュアルを載せます。 このマニュアルは、同校合格に必ず役立ちますので、該当する生徒さんやその親御さんは最後までご覧下さい。
  
Ⅰ.過去問演習が必要な理由
 受験生にとって、受験校の本試験と出題形式や出題傾向が一番よく似ているのが、その学校で過去に出題された問題・いわゆる「過去問」です。 過去問は本試験と同じ組織(学校)が出題した問題であり、出題者まで同じということもよくあるので似ていて当然ですが、このことは宮城県立高校入試にも当てはまります。

当社にある「宮城県公立高校入試」過去問
  
出版社:東京学参・価格:税込1,400円・Amazonにて購入  
  
 これに対して模擬試験の問題などは、違う組織の違う人が出題したものなので、どうしても本試験とは傾向が違ってきます。 受験校の本試験で良い点数を取るためには、上述のように本試験と一番よく似ている問題であるその学校の過去問を、十分な年数分を十分な回数解いて、その出題形式や出題傾向に慣れておく必要があります。

 以下に、この過去問演習の効果を最大限上げるための勉強方法を述べますので、90%以上の得点を取らなければ安心出来ない仙台二高を受験する生徒さんは、合格のためにぜひ実行して下さい。

Ⅱ.効果的な過去問演習の方法
 1. 受験年度の早い時期に一度過去問を解く
 受験年度に志望校の最新の過去問集が出版されたら、早速に購入して2年前の過去問を解いてみて下さい。 この時点ではまだ習っていない問題も多いので、あまり解けなくても構いません。 ただし、既に習った範囲の問題で解き方が分からないものは、家庭教師の先生などにに教えてもらって下さい。

 上記のことを行う理由は、早い時期に過去問を解いて志望校がどんな問題を出すかを掴んでおくと、それ以降は志望校の出題傾向を意識して的を絞った勉強が出来るからです。 志望校がどんな問題を出すか知らずに漠然と勉強を続けるのと、その出題傾向を知って的を絞った勉強を続けるのとでは、本試験の日までにその問題を解く能力に大きな差が生じます。

猫も一緒に勉強中!
 
  
 2. その後も毎月一回くらい過去問を解
 その後も、勉強の進み具合に合わせて毎月1回くらいは過去問を解いて下さい。 勉強を終えた範囲で自力では解けない問題があったら、後に持ち越さずすぐに家庭教師の先生などに解き方を教えてもらって、よく分かるようにしておいて下さい。

 ここで過去問を時々解く目的は、勉強したことが宮城県立高校の入試問題を解く能力としてどれだけ身についているかを確認するためと、その先3月の本試験で出題されるであろう問題の形式や傾向を忘れないようにするためです。

 3. 受験直前期は過去問を解きまくる
 受験2か月前からは入手出来る年数分すべての過去問を最低でも3回は解いて、本試験1週間前までには解けない問題が無いようにしておいて下さい。 生徒さんが自力では解けない問題は、これも家庭教師の先生などにしっかりと教えてもらって下さい。

 このようにして過去問のほとんどを解けるようになれば、精神的な余裕を持って受験に臨めるという副次的な効果も得られます。 そして、精神的な余裕をもって受験に臨めば、あまり緊張することが無く、実力を存分に発揮出来るという可能性が高まります。 ですから、特にここでは全力を挙げて過去問を解きまくって下さい。


不登校生のために:効率的な教科書の覚え方

 皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。



 今日は、不登校中の生徒さんのために、ご家庭の中で効率的に教科書の内容を覚える方法を述べます。 不登校中の生徒さんやその親御さんは、ぜひ最後までご覧下さい。 必ず役に立ちます。

1. まず「教科書ガイド」を買う
 「教科書ガイド」とは、その教科の「学習の仕方」や、教科書に載っている問題の「解答」や「解き方」が掲載されている書籍のことです。 この教科書ガイドは、下記の「3.」・「4.」で使用するために購入します。 自分が使用している教科書に対応したものが、Amazonなどで普通に買えます。

当社にある教科書ガイドの例
  
   
2. 教科書を一度ざっくりと読む
 教科書ガイドを購入したら、まず各科目の教科書をそれぞれ章ごとにざっくりと読みます。 最初から精読してもその内容が中々頭に入らないので、最初は一度ざっくりと読んで、書いてあることを大まかに掴むだけでOK!です。

3. 問題を解いて教科書ガイドで答え合わせをする
 次に、「2.」で読んだ章の章内や章末の問題を解いて、「1.」で購入した教科ガイドを見て答え合わせをします。 教科書を一度ざっくりと読んだだけなので、ここで問題をあまり解けなくとも全く構いません。

 ただ、一度だけでも問題を解いておくと、その章で覚えるべきポイントがよく分かるようになり、「4.」で教科書を精読した時にその内容が効率良く頭に入ります。

当社にある教科書の例
  
   
4. 教科書を2回精読してまた問題を解く
 「3.」を終えて、覚えるべきことがはっきりとしたら、今度は教科書のその章を2回精読します。 そしてまた、章内・章末の問題を解いて、教科書ガイドを見て答え合わせをします。

 その際に教科書ガイドに書いてある解答や解き方を見てもよく分からなかった問題は、家庭教師の先生など分かる人にに解き方をきちんと教えてもらって下さい。 そして、それからもう1~2度この段落の前半に書いてある勉強を繰り返して、その章のすべての問題をほぼ解けるようにして下さい。

5. 時間はあまり掛からない
 こうやって文章にすると、このやり方では時間が掛かって大変そうですが、実際にはあまり時間が掛からず、確実に教科書の内容を覚えることが出来ます。

 その理由は、『学習内容を定着させるためには「インプット・教科書を読む」だけではなく「アウトプット・問題を解く」も一緒に行った方が遥かに効率が良い』という脳科学の原則に従った勉強方法だからです。

6. 96%以上の生徒さんが大幅に学力アップ
 当社では、不登校の生徒さんにはこのやり方で家庭学習をやってもらっています。 その結果、本人にやる気があってこのやり方でしっかりと勉強をした生徒さんの96%以上が、大幅に学力をアップさせています。


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