宮城県 公立高校入試合格勉強法 - 国語 -
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国語 出題形式と対策・学習方法
1.出題形式
大問5問 | |
第一問 | 小説 |
第二問 | 論説文 |
第三問 | 漢字、文法、語句、漢文など |
第四問 | 古文 |
第五問 | 作文 |
試験時間 | 50分 |
2.対策・勉強方法
① 漢字、語句
漢字に関しては、覚えるしかないです。 学校で漢字ドリルのようなものが配られているのなら、苦手な人はそれを使って繰り返し練習しましょう。 ただひらがなを漢字に直すものだけでなく、送り仮名の問題なども出題されています。 漢字は、必ず満点を取れる状態にしてください。 国語は記述が多いので、確実に得点を狙えるところは貴重です。
ことわざ、四字熟語などに関しても覚えるしかありませんが、苦手に感じる人はそれぞれの語句をイラストや漫画で説明したような本を読むと記憶に残って良いです。 日常的に、分からない言葉があったら調べるようにする癖をつけておくと、どんどん語彙が増えていき、高校に入ってからも間違いなく役立ちます。
文法問題では、特に敬語が頻出です。 教科書に載っているような文法事項は、マスターしておくようにしましょう。 読解でも、文節などの問題が出題されています。
② 現代文
古文は、文章量は短めで問題数も3問程度です。 3問中1問は20字程度の記述が出題されています。 他には記号問題や抜き出し問題などがあります。
古文の文章自体は、標準レベルです。 しかし古文は外国語のようなものなので、基本レベルの文法や単語の知識は不可欠です。 古文はとにかく演習あるのみです。 教科書で学んだだけでは、圧倒的に演習量が足りません。 問題集でどんどん新しい文章を読んで、演習してください。 問題を解き終わったら、現代文同様解答を熟読してください。
古文の場合、初めは文章を読んでも内容が全く分からないということもあるかもしれません。 その場合無理に考えるのではなく、あきらめて解答を見ましょう。 現代語訳と照らし合わせて読むのを続けるだけでも、少しは単語を覚えてコツがつかめてきますので。
③ 古文
下線部における心情や理由の記号問題、抜き出し問題、内容一致問題、50字以内や30字程度の記述問題などが出題されています。
現代文においては、記述問題がかなり重要になってきます。 答えに関連する部分を文章中から見つけ出すのはもちろん、それを指定の字数にまとめる力が必要です。 これができないと、記述問題に大幅に時間を取られて時間配分が上手くいかなくなってしまいます。
問題集などで問題を解いたら、まずは解答をしっかり読み込みましょう。 国語の解答は長いので面倒くさいと思ってしまう人も多いと思いますが、全ての問題の根拠となる部分が記されています。 国語が苦手な人はなかなか問題を解けないかもしれませんが、毎回問題を解くたびに解答を読み込めば読解力はついてきます。
また、記述問題では解答を見て必要なポイントがおさえられているか必ず確認します。 記述問題に関しては、できるなら学校の先生や家庭教師の先生に添削してもらうのがベストです。 自分が読み取れなかった部分だけでなく、日本語の使い方に関しても間違いに気づけるかもしれません。
④ 漢文
漢文も、第三問にたまに出題されています。 書き下し文が書ける程度で十分なので、出題されたら確実に点を取れるようにしておきましょう。
⑤ 作文
毎年、与えられたテーマに対して自分の考えを160字~200字で記述します。 字数もそれなりに多いので、いきなり書き始めるのは論外です。 必ず、段落構成と各段落の主な中身を問題用紙のはじなどにまとめてから書き始めるようにしましょう。
また、解答用紙が原稿用紙になっているので、原稿用紙の使い方を間違えることのないようにしましょう(段落の頭を一字下げる、句読点など)。
テーマによって書きづらさも変わってくると思うので、日頃から様々なテーマで作文の練習をして慣れておくことが必須です。 作文は答えがあるわけではないので、できる限り添削してもらいましょう。 日本語の使い方、段落分け、句読点など添削してもらって気づくことも多いかと思います。 また、試験においては時間を使いすぎることのないように注意しましょう。
3.最後に
国語は、基本的に問題演習で読解力や作文力を身につけるしかありません。 数学や理科の問題のように同じ問題を繰り返して解くより、どんどん新しい文章を読んでいく方がよいです。 上でも何度も述べていますが、解答を読み込むことは常に心がけましょう。 読解力が落ちないようにするためにも、なるべく毎日一題でもいいので文章に触れるようにしましょう。
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