家庭教師会社社長お薦め『日本史B』参考書×3
皆さん、こんにちは。 仙台市で東北大生家庭教師派遣を派遣している「名門進学会」、代表取締役の三沢やすしです。
今日は、文科系の大学受験生のために、僕がお薦めする「日本史B」の参考書3組とその内容をご紹介致します。 社会科を日本史で受験する方は、ぜひ最後までご覧下さい。
1. 金谷の日本史
同・中身
金谷俊一郎著
株式会社ナガセ(東進ブックス)・税別1,200円×3
2018年春 現行刷発行
著者は東進ハイスクール講師
著者の金谷先生は東進ハイスクールの人気講師で、この「金谷の日本史」は、「原始・古代史」・「中世・近代史」・「近現代史」の3冊から成り、それぞれ音声CDと文中の赤字キーワード暗記用の赤色シートが付属しています。
なぜと流れがわかる
この参考書の記述は平易な口語体で、最初の部分にその時代をまとめた表が書いてあるので、本文を読む前に時代全体を大づかみにできます。 ですから、人間の頭脳に適した「全体から部分へ」という流れで日本史を覚えられます。
そして、本文を読めば、歴史上の出来事が起こった理由(なぜ)が分かるようになっています。 この参考書の副題「なぜと流れがわかる」は、伊達(ダテ)ではありません(我らが仙台は「伊達」の街ですが(笑い!))。
2. 日本史B 講義の実況中継
同・中身
石川晶康著
語学春秋社・1.2.は税別1,200円、3.4.は税別1,300円
2017年秋 現行刷発行
著者は河合塾講師
著者の石川先生は河合宿の人気講師で、この「日本史B 講義の実況中継」は、「原始~古代」、「中世~近世」、「近世~近代」、「近現代」の4冊から成り、それぞれ音声CDと文中の赤字キーワード暗記用の赤色シートが付属しています。
網羅的に記述しています
この参考書は、4冊それぞれがボリュームがあるので、日本史上の出来事が網羅的に細かいことまで記述してあります。 ですから、この本は、参考書としてだけではなく、日本史が好きな人の読み物としても面白いかと思います(これを参考書として、書いてあることを全部覚えようとすると、かなり苦しいです)。
また、章末に重要事項がまとまっているので、こちらは覚えやすく、かつ、受験生にはぜひ覚えて欲しいものです。
3. 時代と流れで覚える!日本史B用語
同・中身
鈴木和裕著
文英堂・税別850円
2015年発行
著者は駿台予備校講師
著者の鈴木先生は駿台予備校の人気講師で、赤字キーワード暗記用の赤色シートが付属しています。 それぞれの項目が見開きの2ページからなり、最初のページ(左側)に重要な出来事を表にしてまとめ、次のページ(右側)が、キーワードを覚えるための穴埋め問題になっています。
この本は1冊だけで、しかも薄いものですが、それだけに、短時間でキーワードを覚えるのには最適です。