家庭教師の仙台ブログ

東北大生家庭教師日記65・医学専門科目のオンライン授業

 仙台市の皆さん、こんにちは! 「名門進学会」家庭教師で東北大学医学部医学科2年の金子茉央(かねこ まお)です。

  

1. オンライン授業が始まって  
 もう6月も終わってしまいますね、、、一日中何もせずに虚しく終わってしまう日も多かった4,5月に比べると、オンライン授業が始まり解剖実習も始まり、少しだけ慌ただしくなった6月はあっという間に過ぎてしまったように思えます。

散歩中に見つけたクワガタ
  

2. 医学専門科目の授業内容は  
 例年であれば、この時期は、部活に実習にテストにと猛烈に忙しく悲鳴をあげているのですが、今年はのんびりとしています。 今回は、最近医学科の2年生は何をしているのかについて話していきます。

 東北大学医学部医学科2年生のカリキュラムでは、新型コロナウイルスの影響により当初4月の頭に予定されていた授業開始を大幅に遅らせて、4/20から「肉眼解剖学」・「生理学」・「組織学」の3科目のオンライン授業を開始しました。

 A. 肉眼解剖学
 特に「肉眼解剖学」は、医学部の授業の代名詞と言える一大科目です。 配られたレジュメを見て、ついに来たか!と思わず身震いしました(笑!)

肉眼解剖学のレジュメ1
  
   
肉眼解剖学のレジュメ2
  
  
 「肉眼解剖学」、通称「解剖」は、体中のあらゆる骨・筋肉・神経の名称を頭の中に叩き込んでいくための授業です。 体の疾患に気づくためには、まず正常な状態を知らなければなりません。

   鬼のような暗記ゲー 
 この授業は、そういった意味で非常に大事な授業になりますが、何せ量が多い!(笑) 先輩方曰く、「鬼のような暗記ゲー」・「人が覚えられる量じゃない」らしいですが、その通りに私も後輩に伝えることになりそうです(笑)

   合理的で無駄が無い
 ただ、人体の構造は、思っていたよりもずっと面白く神秘的でした。 骨のあらゆる部位の構造、性質に、物理的な意味があります。 あらゆる筋肉には役割が付加され、整然とした配置はとても合理的で、無駄がありません。

 神経は、その筋肉を支配すべく走り、気が遠くなるほど沢山あるのに絡まることがありません。 授業が進むほどに、解剖実習への興味が高まりました。

 B. 解剖学の実習開始!
 そして、ついに、6月の第2週目から解剖実習が始まりました。 実習では、開始時と終了時に、ご献体への黙祷を捧げて作業が行われます。 実際に観察し各組織の同定を進めていくと、改めて人体の精緻な構造の神秘性を実感します。 まだまだ世間が自粛ムードの中、実習を行うことが出来ているのは5、6年生の臨床実習と2年生の解剖実習だけだそうです。

 「如何にこの実習が重要視されていて、我々の将来に多くの人が期待を寄せているのかを理解しなさい。」と教授は仰いました。 こういった貴重な体験をさせて頂いていることへの感謝を忘れずに、自らのこれからの学びに最大限役立てていこうと思っております。

   高校物理が役に立つ
 他にも、体の組織の違いをプレパラート上で認識する「組織学」と体の生理の仕組みを理解する「生理学」を学んでいるわけですが、ここで重大な気付きがありました! 高校で学んだ物理が、「生理学」の理解に役立ちます!

組織のレジュメ
 
  
   
生理のレジュメ
  
   
 医学部を目指している受験生の皆さんの中に、物理を選択して勉強してはいるものの、これって意味があるのかな?と不安になる人は多いのではないでしょうか。 実際に、私はそうでした。

   勉強したことは無駄にならない
 生物の内容の方が医学の授業の中で高頻出であるのは事実ですが、物理もバカにはなりません。 理解を支えてくれる場面は、多々登場します。 結局、勉強したことは無駄にはならないのです。

 字数が迫って来たので、今回はこれで終わりにします。最後まで読んで下さり、本当に有難うございました!
   


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