家庭教師の仙台ブログ

東北大生家庭教師日記41・宇宙就活に参加

 仙台市の皆さん、こんにちは。 「名門進学会」家庭教師で、東北大学理学部宇宙地球物理学科2年の榎本晴日です。

  
   
 春休みに入り、ゆっくりとした時間が過ごせております。 今回は、2月22日に大田区産業プラザPiOで行われた「宇宙就活」のイベントの紹介をしたいと思います。

1.宇宙就活について
 「宇宙就活」は、学生の委員会が運営を行っている就活イベントです。 私は、このイベントを、運営委員を行なっている東北大生の知り合いに教えて貰い初めて知ったのですが、今年で13回目の開催のようです。
 学生の委員会が運営しているイベントとは言え、就活イベントとしてとてもクオリティの高いことに驚きました。 イベントの進行は、早稲田大学のアナウンサー研究会の学生の方が担当されていたのですが、プロのような聞き取りやすさと落ち着きに感動しました。

  200人以上が参加
 イベントには、200人以上の学生と20社ほどの企業が参加していました。 文・理、専攻を問わず、様々な角度から宇宙に関わりたい学生を対象に、宇宙業界での様々な仕事が紹介されました。 また、一般的な就活イベントのように学年制限は無く、1年生や2年生でも気軽に参加出来る形でした。

宇宙就活のパンフレット
   
    
2.イベントに参加していた企業
 一言に「宇宙」と言っても、様々な仕事があることに驚かされました。 ロケットや航空機を設計している企業などは一番イメージしやすいですが、その他にも衛星の管理・運用を行っている企業、衛星関連のソフトウェアを作る企業、専門的な知識で衛星の一部分の設計を行う企業など、研究機関の周りにはたくさんの企業が参加していることを知りました。

 イベント当日の2月22日は、折しも「はやぶさ2」の着陸が無事成功した日だったのですが、この「はやぶさ2」のパーツの一部分を製作した、という企業が会場内だけでも何社もありました。

  宇宙飛行士インストラクター
 この中で一番印象的だったのは、「宇宙飛行士インストラクター」という職業の方に出会ったことです。 実は私は、宇宙飛行士は宇宙飛行士が教育するものだと勝手に想像しておりました(笑)!
 国際宇宙ステーションには、各国の実験棟があります。 宇宙飛行士は、宇宙に旅立つ前に、各国の実験棟での操作に習熟する必要があります。 日本の宇宙飛行士インストラクターは、日本の実験棟「きぼう」での操作を担当しているそうです。

 こういったお仕事があることは初めて知った上、「宇宙飛行士インストラクター」さえもJAXA等の研究機関ではなく、民間企業が関わっていることに非常に驚きました。

  宇宙から受信したデータを利用して
 以上の例は、直接宇宙開発に関わる企業ですが、宇宙から受信したデータを利用して何かを行う、という企業もありました。
 宇宙からのデータを利用して、衛星から受信したデータで地球上の氷を観測して航路を提案したり、食糧の予測をしたりする業務を行う会社もありました。 こちらは、「宇宙」で何かを行うというよりは、地球を観測するために衛星の運用を行うことで、宇宙を利用する企業でした。

宇宙就活に参加した企業


3.宇宙就活を終えて思ったこと
 「宇宙」という言葉は多くの人々を魅了しますが、一方で大きさをイメージ出来ないために、漠然としたイメージを抱きがちだと思います。
 私が物理を志した最初の理由も、宇宙に惹かれたからでしたが、将来の自分の姿にまで直結しない、曖昧なイメージとしてしか宇宙を捉えられていませんでした。 そのため、宇宙に関わるためには研究機関に所属して研究しなければ、という思い込みがありました。

  宇宙に関わる企業は多い
 今回のイベントを通じて、宇宙に関わる企業は案外多いということ(企業と研究機関は多くのところで連携しているということ)、最近は特に民間企業の参入が増えていることを知りました。

 私はまだ2年生で、自分の研究テーマもない段階なので、将来の自分が研究者になっているのか、どこかの企業に就職しているのかすら何も分からない状況です。 だからこそ、視界を狭めずに色々な場所を覗いてみるべきだなと思いました。

  宇宙は人を惹きつける
 また、この就活イベントは、「宇宙業界」というニッチなテーマでしたが、世の中には宇宙に興味のある学生が大勢いることを知りました。 宇宙は多くの人にとって魅力的な場所なのだと、改めて実感しました。
   


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