家庭教師の仙台ブログ

東北大生家庭教師日記1・医学科「臨床実習」

 皆さま、初めましてこんにちは。 仙台市の「名門進学会」家庭教師で、東北大学医学部医学科5年の工藤友希乃(くどうゆきの)です。 知られざる「医学生の日常・生態」について、お話ししていきます。


 
1. 臨床実習の最中です
 東北大学医学部医学科のカリキュラムでは、主に1~4年生が座学、5~6年生が臨床実習となっています。 私も今年の4月から晴れて白衣デビューし、今は病院で実習をしている最中です。 ここでは、主に医学部5年生の日常生活についてお話しします。

2. 東北大学の臨床実習は
 各大学で、臨床実習を指す様々な呼び方があるようですが、東北大学ではSGT(Small Group Teaching)と呼んでいます。 SGTでは9人~10人で1つのグループを組み、1年間一緒に一通りの診療科をまわります。

   4年生の最後にグループが発表され
 グループは教務で勝手に振り分けられるので、4年生の最後に発表になるまでは誰と一緒になるのかは全くわかりません。 ちなみに、教務に絶対に一緒になりたくない人を伝えると、班を決める時に考慮されるらしい、という都市伝説があります。 実際に確かめた人はまだいないようですが……。

   女性1人の組に
 また、グループの男女比についてですが、東北大学は女性が1割ほどしかいないので、ふたを開けてみたら女性が一人しかいない、というのも結構あります。

   女子医学生が少なく

 かくいう私も、女性一人の班になってしまいました。 心細いし辛いと思いきや、実際は女性ということもあり、腹部エコーや聴診の被験者じゃんけんから逃れることが出来て、得をしています。 そして、どんなグループも、実習が始まって半年もたてば仲良くなっているようです。

東北大学医学部医学科白衣授与式
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3. 呼吸器外科
 今は、呼吸器外科で実習をしています。 学生の間では、呼吸器外科は呼外(こげ)と略されています。

 呼吸器外科実習は、朝8:45(実習にしては集合時間が遅く、とてもありがたいです)に病棟に集合し、先生方のカンファレンスを見学したり、回診についてまわったり、手術に参加したり、担当患者さんとお話したりと盛り沢山な内容です。

   担当患者さん
 担当患者さんについては、先生と一緒に術前検査をしてカンファレンスでプレゼンしたり、手術に入ったり、術後管理を見学したりと特に詳しく勉強します。 患者さんがどのように診断され、手術を受け、退院していくかを先生と一緒に診ることが出来てとても勉強になります。

4. 外科実習について
 特に、手術に入るのは外科実習ならではです。 呼吸器外科のみならず、外科を実習で回ると、手術に第二助手として参加することが多いです。 今は実習が始まって半年経ったので、外科手術に入ることも慣れましたが、実習が始まってすぐの頃は、手術に入った日には精根尽きてへとへとに疲れていました。

   ガウンと手袋の装着が大変
 助手として手術に参加するときには手洗いをし、ガウン・手袋を着用して術野に入ります。

手術・ガウンを着て(イラストで)
   
 この手洗い・ガウンテクニック・手袋が慣れないうちは曲者でした。 先生やオペ室の看護師さん(オペ看さん)に手取り足取り教えて頂き、清潔野(滅菌してある場所)を触らないようにし、失敗したら最初からやり直しです。

   最初は何度も失敗をし
 はじめのうちは焦って何度も失敗し、先生方やオペ看さんが貴重な時間を割いて教えて下さっているのに申し訳ない、という気持ちでいっぱいでした。 落ち着いて、教えられたとおりにすることで、だんだんと早く正確に出来るようになりました。

   外科結びの練習を
 また、手術に入ると最後に縫合をさせてもらえることがあります。 医学生は、このような時に備え、暇なときには名札の穴やペンのクリップなどに糸をかけてせっせと外科結びの練習をしているのです。

 何度も練習していると結び目がたくさんつながってきて、見ているとなんだか達成感があります。 外科志望の同級生の中には縫合器を自分で購入して練習している人もいるようです。
 


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