家庭教師の仙台ブログ

家庭教師の留学体験記8・イギリス医学留学

 「名門進学会」家庭教師 浅野早織(あさのさおり)の留学体験記、今日はその第8回目です。 ぜひご覧下さい。

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 このプログラムに応募するには、幾つかの選考試験を通過しなくてはいけませんでした。 その選考内容の一環として、日本英語検定協会が実施する IELTS Academic Moduleの成績を提出する必要がありました。

 TOEFLは主にアメリカの大学を留学する際などに用いられていますが、イギリスではこのIELTSのスコアが英語の技能を示すのに用いられていました。

  1. 特徴的なイギリスの英語試験
 IELTSは非常に特徴的な試験で、今まで学内で受けてきたTOEICなどとはだいぶ異なる形式でした。 また、英語もアメリカ英語とイギリス英語の両方が用いられており(特にリスニングで)、普段自分が聞き慣れている英語とはまた違った英語の聞き取りなどもしなくてはいけませんでした。

  2. 時間が取れず苦労
 加えて、この試験の準備も、日頃の大学での講義や実習の合間を縫って行っていたので、なかなか時間が取れず非常に苦労しました。久しく、スピーキングやライティングを行っていなかったので、本番は非常に緊張しました。

<いざイギリスへ>
 結果、なんとかプログラム選考に残ることができ、イギリスへ留学することができました。 初めてのヨーロッパ、初めてのイギリスが本当に楽しみでした。 

 そうは言っても、それと同時に今回は、ただの留学でなく、自身の将来の夢である「医師」になる勉強をメインにしたものだったので、自身の英語がきちんと医学を学ぶ上で「道具」として使えるか、また、今まで自分が勉強してきた医学知識でやっていけるのか非常に不安でした。 これまでの留学では感じた事のないプレッシャーがありました。

  1. ニューキャッスルに
 今回は、イギリスのニューキャッスルへ留学しました。 ニューキャッスルは、ロンドンから電車で3〜4時間ほど北に向かったイングランド北部の街です。

ニューキャッスル大学のエントランス
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 実習の内容は、医学的な内容になってしまうので割愛させていただきますが、様々な点が日本とは異なっていて非常に勉強になりました。

 もちろん、別の国ですから、医学的な手技や医療の相違はありましたが、それ以上に文化のバックグラウンドの違いからくる死生観の違いや、人生決定の考え方の多様性などから学ぶ事が多くありました。

  2. 最初はイギリス英語に苦労 
 また、同じ英語でもイギリス英語はまた、そのアクセントが大きく違い、最初は非常に苦労しました。(特に地方特有のなまりも強かったので、本当に難しかったです。)

 最初そのアクセントの違いで、なかなか聞き取りができず、今まで自分が積み重ねてきた英語力ってこんなに浅いものだったのか・・・と自信をなくすほどでした。

 ですが、そこでもやはり原動力は「人と話したい」、「英語を使って新しい世界が見たい」というところで、うまくいかないことが続いても、そんな状況も楽しみながら、一生懸命勉強をしました。

<イギリスという国>
 イギリスの滞在は一ヶ月と短い期間だったのと、寮生活だったため、なかなか現地の生活を本当に感じるところまでできませんでしたが、日本、または同じ英語圏でアメリカとはまた違った空気を感じることができました。 

 街中を歩いていても、歴史を感じさせるような建物がたくさん残っており、その歴史に非常に誇りを持っていることが見て取れました。 加えて、日本やアメリカでは感じることのできなかった、ゆったりとした時間の流れを感じることが多くありました。

ニューキャッスル大学から町へ抜ける道
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  1. カフェにはゆったりとした時間が 
 イギリスには、あらゆるところに、アフタヌーンティーやクリームティーを楽しむことができるお店があります。

 そこで、本場の紅茶をいただいたのですが、そのカフェで周りを見渡すと皆、一緒に来ている人とのんびり会話を楽しみながらお茶をいただいていたり、一人でゆっくり読書をされていたり、お店の方とのコミュニケーションを楽しんでいる方が多くいました。

 日本でそういったカフェに行っても、会話もそこそこに携帯に没頭している人や、仕事の面接や打ち合わせに使われていたりとしていることが多かったので、そこに流れる、ゆったりとした空気は初めて感じたものでした。

  2. オン・オフのバランスを取る
 また、実習でお世話になった先生とお話させていただいても、皆さんとても熱心に仕事に取り組まれているのと同時に、自分のプライベートな時間も大切にされているのが印象的でした。

 仕事も大切だけれども、それによって自分がなくなってはいけないからと、しっかりとバランスをとって仕事をされている方を多く見ました。

  3. 研修医のストライキも
 留学中にも、研修医の先生方が、勤務環境改善を政府に求めるストライキを行っているのを目にする機会がありました。 こう言ったことは、日本にいると全く見られませんし、そんなことがあるなんて想像もできませんでした。

 ですが、きちんと自身の仕事、プライベートのバランスを考え、その中で、自分の意見をきちんと主張するという考え方を知ることができました。

  4. 歴史に誇りを持つ 
 イギリスは、その歴史に非常に誇りを持っているのもあらゆるところで見ることができました。

 様々な歴史的な建物が大切に保護されているのも、そう言ったことがらを非常に大切にしているということの表れだと思いますし、国民全体にも、小さな国だけれども、歴史ある偉大な国だという誇りを持っている人が多くいる、ということを感じることができました。
 


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