家庭教師の仙台ブログ

家庭教師の留学体験記6・アメリカの問題&人種差別

 「名門進学会」家庭教師 浅野早織(あさのさおり)の留学体験記、今日はその第6回目です。 ぜひご覧下さい。

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<人種差別を感じることに>
 小学校時代には、ワシントンDCの近くということもあり、様々な人種の人が行き交うところで生活していましたが、高校時代に過ごしたミズーリ州サリバンという町は非常に田舎で、保守的な地区でした。

 学校の95%は白人で、残りの5%はヒスパニック系やアジア人でした。 黒人の学生はいませんでした。

  1. 物珍しそうに見られることも 
 そんな土地柄もあってか、アジア人も数が少なく、街を歩いていると物珍しそうに見られることも少なくありませんでした。 アメリカ=多民族国家でどんな人種の人にも比較的慣れていると思っていたため、非常に驚きました。

 しかし、これも、アメリカの一部としてあることを体感することができました。

  2. 軒先に南軍の旗を見る 
 街を歩いていると時折、アメリカ連合国旗(南北戦争時代に、アメリカ南部で用いられていた旗)を目にしました。 この旗を家の軒先に掲げているお宅も、見る機会がありました。
 
 この旗を掲げるということは、奴隷制度に賛成していた当時の南部の思想やその歴史に対して、誇りを持っているという事の表れだそうで、こういった方の中には、白人主義者の方や、銃保持の支持者が多いからあまり近寄らないほうがいいとホストマザーが教えてくれました。

  3.人種差別 
 「人種差別」があるという事は理解していましたが、実際、自分自身が直面し、人種差別など感じたのはこの時が初めてでした。

 日本にいる時は、自分が日本人であるということを全く感じず(意識せず)に生きていましたが、日本を離れてみて、改めて自分は日本人であると意識するようになりました。

  4. 日本人は嫌いと言われて 
 また、同じ留学生の中に、他のアジアの国から来た子達がたくさんいたのですが、ある子に「私は日本人が大嫌いなの。」と、初めて会った時にはっきり言われたことがありました。
 
 同じ黄色人種であっても、その国のバックグラウンド、教育、思想などでこんな風に、「日本人」であるということに対して、攻撃されることが本当にあるのだなと驚きました。

 ましてや、留学をするような、比較的グローバルな感覚を持った子でも、そのように感じている子がいることに本当に驚きました。
 
<アメリカの抱える問題>
 小学生の時の渡米時には幼かったこともあり、感じること・見ることのなかったアメリカが抱える問題も多く目にすることがありました。

 先ほどお話しさせて頂いた人種差別も、その一つでした。 他には、ドラッグの問題、銃の問題、医療制度の問題などについても考えさせられることがありました。
 
 日本でも最近でこそ、有名人の覚せい剤、ドラッグの逮捕のニュースが飛び交っていたりしていますが、私が高校留学していた時には、そういったニュースを日本で聞くことはあまりありませんでした。

  1. ドラッグの問題 
 しかし、アメリカで生活すると、このドラッグの問題が非常に大きなものであることを感じさせられました。

 私が通っていた学校では、定期的にドラッグについての講習があったり、校内のありとあらゆるところにドラッグに手を出さないようにと呼び掛けたポスターなどが貼ってありました。

  2. ホストファザーの息子さんも
 また、ホストファザーの別居していた息子さんは、ドラック中毒になり、その治療中に鬱状態になり自殺されていました。
 
 ドラッグが非常に身近なもので、普通に生活している人でもすぐに手に入ってしまう環境がそこにはありました。

  3. 小学生が
 私が留学中にも、近くの小学校で、小学生が学内で薬物のやりとりをしていた、というニュースがありました。(使用していたのは、本人ではなく、その両親で、やりとりを小学校、小学生である娘・息子を通すことで、発見を免れようとしていたようでした。)

  4. 銃による事件の話も 
 日本では考えられないような事柄が起きているのを、目の当たりにしました。 また、救命士であるホストファザー・マザーから日々、銃による事件の話もきく機会がありました。
  


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