家庭教師の仙台ブログ

家庭教師の医学部体験記4・2年生1「厳しい勉強&高価な医学書etc.」

 皆様、こんにちは。 「名門進学会」家庭教師で医学科生の浅野 早織(あさの さおり)です。
      
 
  
 今日は、「医学部体験記4・2年生その2」で、医学部生の厳しい「勉強事情」と高価で沢山必要な「医学書」などについてお話しします。 ぜひ最後までご覧下さい。
                                     
【2年生1】
 のんびりした1年間を過ごし、2年生になると、講義は全て医学部のある飯田キャンパスで行われます。 ちなみに、早い人は1年の秋ごろ、遅くとも2年になる前の春休みには、飯田キャンパス付近のアパートに引っ越す人が多いです。

キャンパスの近くのアパート
  
  
 一部、山形駅の付近や実家の天童から通っている学生もいますので、引っ越さなければならないというわけではありません。 しかし、ほとんどの学生が飯田キャンパス付近に引っ越してきているのは事実です。
    
  1. 2年生が最初の難関  
 また、この2年生の生活が始まると、先輩たちの言っていた「1年生の時は、最低限きちんとやったら、遊んだほうがいいよ。」という言葉の意味がようやくわかるようになりました。

 医学部は偶数学年(2,4,6年)が大変だといわれており、この2年生が医学部入学後の最初の難関だといえます。 6年間で最も留年してしまう学生が出るのが、この2年生です。 私の学年も、30人近くが留年してしまいました。

  2. 医学書はとても高い
 また、この時期あたりから医学書を多く購入しなくてはならないのですが、これが想像以上に高くびっくりしました。 もともと「医学書は高いよ。でも、何冊も買わなければいけないよ。」と聞いていましたが、実際にその現実が目の前に突きつけられて、その値段に驚きました。

医学書の例
  
   
  3. 本棚の仕切りが抜けた!  
 加えて、学年が上がっていくごとに増える教科書や、授業で配られた配布資料、問題集は膨大になります。 私自身はついこの間、教科書を入れていた本棚の仕切りが、その教科書の重さに耐えかねて抜けてしまいました。

 そのくらい医学書は分厚く重く、沢山必要になります。 先輩から譲り受けたり、中古のものを買ったりして何とかやりくりしています。
 
<解剖実習>
 人体構造学(第一解剖学)の授業では、人体の構造の学習が行われます。 まず、最初に骨学の講義を受けた後、4~5人の班に人体1体分の骨が渡され、それを観察スケッチします。 全身の骨のスケッチが終わると、実際に人体を解剖する人体解剖実習を行い、肉眼的解剖学的構造について学びます。

循環器系解剖図(イメージ)
  
  
 この人体解剖実習では、生前に、医学教育に協力していただく事に同意して下さった方のご献体を用いて行われます。 この授業が、医学部生が初めて、医学部生として、人の死に直面する場面になります。

  1. 解剖用のガウンを着て 
 解剖室で、解剖用のガウンを着て、解剖用のメスなどを用いて、人体を解剖し、その構造を観察し、臓器をスケッチします。 教科書などの挿絵とは違い、様々な臓器を実際に手にして見ることができます。

 その人体の構造の複雑さや精巧さは、教科書などの文章でなく、実際に解剖を行って見てみなくては、感じる事のできないものだと思います。
 
 医学部に入学した後に、いろんな人に「解剖はしたの? 倒れたりしない? 食事取れなくなったりしない? 女の子だし、大丈夫?」といったようなことを聞かれます。 

  2. 不安と緊張はあったけれど
 私自身も、解剖を行う前はちゃんと自分はできるだろうかと不安になっていました。 勿論、初めは非常に緊張しましたし、人の死をこんなに近くに感じたことはありませんでした。

 初めて献体にメスを入れるときは、本当に緊張していました。 ですが、私に限らず多くの学生は、倒れる事なく、きちんと解剖実習を行うことができました。 ですから、そのような心配はあまり必要ないかと思います。

  3. 慰霊祭に参加
 解剖が終わると、献体の納棺を行い、解剖を行った全学生が慰霊祭に参加させていただきました。

 慰霊祭では、ご献体のご遺族の方もいらしており、自身が解剖させて頂いたご献体は生前、誰かの家族であったり、大切な人であったりしたのだという事を改めて感じ、自身が学んだ事をしっかり生かしていかなくてはならないと感じました。 そして、同時に、ご協力下さった方々に深く感謝しました。
   


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