東北大医学部・合格体験記
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8. 浪人時代その2

9月~防衛医科大学校受験

 この時期は本当にだらけてしまいました。夏休みがそれなりにうまくいった安心感とか、前年の受験があと2点ほどだった余裕とか、浪人生活を始めて半年経ちちょうど中だるみの時期にあったこととか、いろいろなことが重なった結果です。

 授業の予習は深くつき突き詰めてはやる気がしなくて、とりあえず形だけ整える程度しかやりませんでした。 予備校には通っていたし授業もサボったりはしなかったのですが、自習時間をほとんどとらないような日々の過ごし方をしていました。この時期は特に眠気に負けることが多かったです。

 もちろんこんな生活を二ヶ月弱続けていて、成績が落ちないわけがありませんね。11月1日にあった防衛医科大学校の1次試験は当然不合格、この時期にやった模試の成績も、国立大学の医学部を志望している受験生とは思えないほどまでに落ちてしまいました(具体的には、偏差値が57まで落ち、東北大学の判定はおそらくDかEだと思いますが、志望校欄に書き忘れるという失態を犯したので正確なことは分かりません。東京慈恵会医科大学がEでした)。

 11月に入って、防衛医科大学校の結果と、模試の結果が届いて、東北大学に合格できないかもしれない、ということの実感がわいてしまい、とても焦りました。

11月~12月

 このままでは無理だということが分かってからは、残り勉強できるのが二ヶ月半ほどしかなかったので必死に勉強しました。いくらサボりがちで自分を甘やかしてばっかりだった私も、浪人した10月の時点で偏差値が57・判定はDかE・防衛医科大学不合格、と重なってくると焦りもあって真面目に勉強するようになります。

 まずは全体的に偏差値を元に戻さなければいけないので、演習中心で勉強しました。センター試験の形式に慣れるための勉強なんてやっている暇はなかったので、国語と社会以外はずっと予備校の後期の勉強をサボっていた部分のテキストを解いたり、冬期講習のテキストの予習をしたり、夏期講習の時のテキストに載っていた演習問題を解いてみたりして基礎学力を向上させていました。

必死に受験生やって

 ほんとにずーっと問題演習をしていたので、この時期が一番「受験生やってる!」という気がしました。受験を終えてから考えても、おそらくこの時期が一番勉強したと思います。サボっていた分のつけが回ってきただけのことなのですが、この時期に偏差値が60を切っている状態からのスタートはとてもつらいものでした。

 後ろに載せた成績推移を見てもらえば分かると思いますが、東北大学の判定がBまで戻り、やっと東北大学受験生と戦っていける学力を取り戻したのは12月の模試でした。それでもA判定をとることができませんでした。

 この12月の模試入が試前最後の模試だし、判定に一喜一憂してはいけないとは言いますが、やはりこの時期にA判定をとっておきたかったものです。特に返却が1月に入ってからだったので、ここで精神的にダメージを受けるとセンター試験に響きます。
 だから、12月の模擬試験はとても大事です。かろうじてショックを受けない程度の結果を出すところまで学力を戻すことができて本当に良かったです。

センター試験直前期

 前年と同じく、私には時間的余裕がなかったので(浪人したのに!)1月1日からセンター試験の形式に合わせた勉強を始めました。去年と同じような失敗して何やってるんだ、と後悔もしましたが、勉強する以外の解決方法はありません。元旦から予備校に通って自習していました。もちろん湯島天神にお参りをして神頼みも忘れません。

 センター試験の形式に慣れるために何をやっていたのかというと、センター試験を真似た問題を本来の試験時間よりも10分(国語と英語は15分)短くして解き(時間が圧倒的に足りなかったので)、答え合わせをして分からなかったことはカードに書いて持ち歩いていました。カードは名刺サイズのものを使っていたのでポケットに入れておいて、通学時間に見るようにしていました。

 倫理政経は正解でない選択肢でも解説を隅から隅まで読んで、知らないことがあればその都度メモをとっていくようにしていました。こうすることで自分専用の一問一答問題集になるので、センター試験の直前に見るのにもってこいのものができあがりました。

 あとは、高校生の暇なときに作ってあった、有機化学の反応経路一覧を穴埋め形式に作り替えて、毎朝目覚ましがてら解くようにしました。これはとても効果があって、有機化学で生成物や触媒などを聞かれたときなどに、条件反射的にすぐ答えることができるようになったので、試験時間の節約になりよかったです。ちなみに、この反応経路一覧はセンター・私大・国立、すべての入試会場で直前に解きました。

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