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高得点国語学習法

前書き

 現代文の読み方としては、細部にこだわらず、まず文全体の構造がどのようになっているかを把握することが大事です。
 そのためには、普段から多くの読書をすることと併せて、受験に出題されやすい長さである1,000~3,000字の短文読解の訓練をする必要があります。
 また、入学試験等において短時間できちんとした文章を書くためには、試験の解答として良く要求される100~200字の文章を沢山書くことも必要です。

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文章読解法

 短時間で1,000~3,000字の短文を読解する方法としては、最初にその文章の最初の部分最後の部分精読することです。
 一般的に最初の数段落には問題提起が、最後の数段落には結論が書いてあるので、この2カ所を読めば文章全体の概要をつかめます。

  全文をさっと通読して

 そして、このようにして文章全体の概略をつかんでから、細部にはこだわらず分からない部分にはこだわらず全文をさっと通読して、文章の大意を読み取ります。
 それから全文を精読して、細かい部分や分からなかった部分の意味もつかむのです。
 このような方法で1,000~3,000字の文章の読解を行えば、漠然と全体の通読を繰り返すよりも短い時間で、より正確に文章の内容を把握できます。

  国語でも勉強法の3原則が

 このように、国語の文章の読み方に置いても。勉強法の3原則のうちの第1原則である「全体をまず把握して、それから細部へ!」というトップダウン法が妥当するし、「重要な部分と重要でない部分を見極めて勉強せよ!」という第2原則も当てはまるし、第3原則である「80%理解したら先に進め!」も、当てはまるのです。

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文章記述法

 文章を書くときの注意としては、文章を書く前に論理の流れを明確にすることです。 そして、その論理の流れに従って文の配置と文章の構成を決めるのです。  それから文章を書き始めれば、文章の内容が行きつ戻りつしたり文がねじれたりすることが少なくなり、分かりやすい文章が書けます。
 入学試験によく出題される100~200字の文章を書く問題では、文の構成を考えるのにそれほど時間は掛けられないし、書かなければならない文章が短いので掛ける必要もありませんが、文章の流れと結論だけは明確にしてから書き始めましょう。

文章の書き方のより細かい注意点
  1. 1つの文では、1つの内容だけを述べましょう。
  2. 主語と述語をきちんと対応させて、文章がねじれないようにしましょう。
  3. 句読点や修飾語・被修飾語の位置を工夫して、修飾・被修飾関係を明確にしましょう。

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