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大学入試センター英語対策法1

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センター英語対策 -全般-

 センター試験では、英語の配点は筆記が200点、リスニングが50点とされています。 これらをどのように圧縮して、採用するかは各大学によって、受験方法によって違います。

 とはいえ、英語はセンター試験の中で、最も重きが置かれている科目の一つです。 理系選択であれ、文系選択であれ、センター試験を受験で用いる時には、センター英語を避けては通れないことがほとんどです。 上位国公立大学または、医学部合格を目指すには、センター英語での高得点は必須になります。 しかし、傾向がはっきりしている事、マーク式の試験であることから、対策をきちんとしていれば高得点を狙うことができます。

ⅰ)まずは過去問を解きましょう

 まずは、一番最近の過去問を入手し、試験本番と同じ時間で解いてみましょう。 そして、きちんと点数を出してみましょう。センター試験受験まで1年以上の時間がある人でも必ず、行ってください。 ここで点数が全く取れなかったり、時間が間に合わなかったりしても全く気にすることはありません。 あくまで現時点で、どれくらいとれるのか、どれだけ問題を解くのに時間がかかるのか、自分の集中力がどれくらい続くのか、受け終わった後の疲労感を体験するためのものです。 そこから、自分の弱点や試験を受けている最中の注意点をあぶりだして、この先の学習に生かしましょう。

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センター英語リスニング対策

 リスニングは配点が50点で、試験時間は30分で行われています。 また、センター試験では毎回同じような形式の問題が出ています。 問題の形式に慣れるためにも、過去問はしっかりこなしましょう。

 また、リスニングの力はなかなかすぐには上がらないうえ、受験直前には、他の科目との兼ね合いや勉強のしにくさ(音源の準備が必要なので)があり、なかなか取り組むことができないので、早めに取り掛かりましょう。

  日常的に英語を聞いていれば

 先ほど①まずは英語に慣れ親しむことの項目で述べた内容をこなして、英語を聴くことを日常的に行っている人はここで力を発揮することができます。 きちんとこの事を行っていれば、センター試験のリスニング対策は過去問をさらりと一回解いたり、模試で練習をしたりするだけで、苦労することなく得点を取ることができるでしょう。 それでも、点数がなかなか取れない、日常的に英語を聴く習慣を身に付けられなかったという人は以下の点に注意して対策をしてみましょう。

 リスニングは配点が50点で、試験時間は30分で行われています。 また、センター試験では毎回同じような形式の問題が出ています。 問題の形式に慣れるためにも、過去問はしっかりこなしましょう。

ⅰ)センター英語リスニング試験の形式

 センター試験英語におけるリスニングの試験は、大体大問4問で構成されます。 大問1では、短い会話文をきき、その内容に合う絵を選ぶものです。大問1では、ほかの大問に比べ、短い文章が読み上げられ、それに対する選択肢も簡単なことが多いので、しっかりと得点をする必要があります。

 大問2では、短い会話文を聞き、その後に続く応答文を選ぶものです。 ここで必要とされる力は大問1とほぼ同じです。

 大問3と大問4では、短い会話の内容を聞き、その内容に関する質問に対する答えを選ぶものと長めの会話の内容を聞き、表や図にあてはまるものを選ぶもの、があります。 これらは、文章、会話が長くなってくるので、設問に必要な内容を聞き逃さないこと、また長い文章、会話を集中して聞く力が必要になってきます。

 まずはこの形式で行われていること、必要とされている力が何であるのかを把握しましょう。 全体的なポイントとしては、試験が進むにつれ読み上げられる文章の長さがどんどん長くなっていくところです。 集中力が途切れないように、訓練する必要のある人もいると思います。

① 文章は二回読み上げられる。
 文章は二回読み上げられるので、一度目で拾い上げられなかった内容は、二度目で重点的に聞き、内容を聞き取れるようにしましょう。 すべてを一回で理解しなくても、きちんと二回目の放送で情報を引き出せるように落ち着いて、自分がどのあたりから聞き取れなかったかという事もわかるように一回目の放送を聞いてみてください。

② あらかじめ設問に目を通す。
 会話、文章が再生される前に、設問に目を通しましょう。 設問からキーワードやポイントとなる部分を予想してから、読み上げられる文章、会話を聞きましょう。 また設問が否定形なのか肯定形なのかもしっかり確認することも大切です。 ここを怠るとせっかく内容が聞き取れて、理解できてもくだらないミスをする可能性があります。

③ とにかく少しでもいいから毎日リスニング問題を解く
 センター試験のリスニング試験時間はたった30分ほどです。 過去問を一年分やっても30分と答え合わせなど+αの時間だけでやれてしまいます。全部やる必要はありません。半分でもいいので毎日解く努力をしましょう。

④ 単語帳は音源CDがあるものを選ぶ
 リスニングだけではなく、筆記もまたは、二次試験の勉強も他の科目の勉強も受験生はしなくてはなりません。 リスニングだけの対策に時間が取れるわけではないと思います。 ですから、単語を覚えるときは音源CDがあって、単語とその単語を使った文章を読み上げてくれるものを選びましょう。 単語力アップしながらリスニングの力も強化できます。

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