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東北大学医学部  - 面接 -

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面接 傾向と対策

1.傾向

 東北大学の面接は点数化されたのが2011年度入試からで、日が浅いのであまり情報はありませんが、簡単にまとめたいと思います。 まず形式としては、小作文と個人面接があります。 小作文は、2011年度は「今まで体験した正の感情と負の感情について」、「イラストに描かれている人物の心情」、2012年度は「周囲の人と行った印象深い活動とこれから行いたい活動」、「高校時代にやりがいを感じたこととその理由とそこでの自分の役割」、「インタビューしたい異なる分野の人物3人」でした。

 また個人面接では、志望理由や意思を目指した理由、小作文に関する質問、面接官への質問などが聞かれています。 点数化されてはいますが、雰囲気としてはそこまで厳しくはなかったような印象があります。 面接官は2人いましたが、意地悪な質問もありませんでしたし、終始親切であったような気がします。 周りの入学者の話を聞いても、同じような感想です。 ただ、まだ様子見状態な部分も否めませんし、今後まったく傾向が変わることも十分に考えられます。

2.対策

 最初に断わっておきますが、あまり面接対策に時間を割くのは得策ではないように思います。 面接以外の部分で合否が決まると思ってもよいかもしれません。 それでも念には念をという方は参考にしていただければ嬉しいです。

 まずは定番の質問に対する答えは作っておいた方がよいでしょう。 医師を目指したきっかけや、志望理由、大学に入ってからしたいことなどが定番だと思います。 それと私が戸惑った質問は、面接官に聞きたいことはあるかという質問です。 東北大学や仙台のことで知りたいことがあればお話ししますよというのです。 つい混乱してしまい私の口から出たのは、「仙台って何が美味しいですか?」という何とも間抜けな質問。 「入試が終わったら、美味しいもの食べてから帰りたいなって思うんですけど」と取り繕いましたが、もちろん面接官には大爆笑されました。 結果として、そのおかげで場の雰囲気も和みましたし、プラスの評価を得られたようには思いますが、準備不足を反省しました。
 また時事問題対策も大事だと思います。 私は医療関連の新聞記事をスクラップしていました。

 医学部の面接本は色々ありますが、おすすめは「医学部面接ノート」(代々木ゼミナール)と「医学部の面接」(赤本ポケットシリーズ)です。 私立大学の医学部受験を考えている方も使えるかもしれません。 また、面接は高校で対策をしてくれるのであれば、してもらうに越したことはないと思います。 できれば高校で一番怖い先生にお願いしておけばよいかもしれません。

3.最後に

 面接は会話です。 入試が近づくにつれて、同級生と話す機会が少なくなりますが、意識的に会話する時間をとるとよいと思います。 息抜きにもなりますし、会話に慣れるという意味でもよいのではないでしょうか。 面接では、面接官の方が雑談を交えてくれます。 「どうやってここまで来たの?」などちょっとした質問に自然に対応するためにも、おしゃべりタイムを私はおすすめします。 あとは面接に必要なのは度胸です。 突拍子もないような質問があるかもしれませんが、動揺しない度胸を持って面接を乗り切ってください。

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