TOP > 大学・学部別入学試験合格勉強法・解法 > センター試験合格勉強法 化学

センター試験合格勉強法 - 化学 -

教科別MENU TOP 英語 数学 国語 化学 生物 日本史 政経

化学 傾向と対策

1.出題形式

 100点満点で、試験時間は60分です。 大問は4問で、理論分野から2問、有機分野と無機分野からそれぞれ1問ずつでした。 標準的な問題がほとんどで、時間的には余裕があると思います。 主に正誤選択問題と計算問題の二種類です。

2.対策

 理論、無機、有機の全ての分野をまんべんなく苦手分野を作らないように学習する必要があります。 私は二次試験でも化学を使う予定だったので、二次対策用の参考書をセンターの勉強の際にも使用しました。 センターでしか化学を使わないのなら、センター対策用の参考書と標準的な問題集を持っていれば十分だと思います。

 勉強法としては参考書で一単元学習して、該当する部分を問題集で解いて演習するという方法で良いと思います。 私は、学校で配られた標準的な問題集を使用しました。 間違えたときは、参考書できちんと確認します。計算問題では、どこまでできてどこから分からなかったのかを、解答で確認しましょう。

 化学は、意外と暗記量が多いのが特徴です。 無機や有機では、暗記が大部分を占めているともいえるくらいだと思います。 参考書をながめているだけでは、理解はできても暗記を完全にすることはできません。 参考書の赤い文字を赤シートで隠したり、問題をくりかえし解いたりして知識の定着を地道に心がけましょう。 知識問題をすばやく処理することで計算問題にかける余裕も出てきます。
 無機はとにかく暗記になってしまいますが、資料集を用いると暗記の手助けになります。 色に関しては名前の似た様々なものが出てくるので、資料集で実際に確認してみると印象に残りやすいです。 暗記という単純作業だけだと飽きてしまうし、化学の好きでない人には息抜きにもなって良いと思います。私は学校で配られたカラーの資料集を使いました。  有機は、参考書に載っている有機化合物同士の関係図で覚えると良いと思います。 それぞれの生成法や関係性が分かりやすいです。

 ある程度全範囲を学習できたら、過去問や模擬問題で本格的にセンター仕様の勉強にしていきましょう。 暗記できていないところがあったらマーカーでしるしをつけておくと、あとで復習を行いやすいです。

3.最後に

 化学は、初めはなかなか取っつきづらい科目かもしれません。 しかし、演習の積み重ねで安定して高得点をとりやすくなるので、苦手分野を作らずに日々の努力を重ねていきましょう。

教科別MENU TOP 英語 数学 国語 化学 生物 日本史 政経

Copyright(c) 名門進学会 All rights reserved.